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ニュースリリース

アサヒビール株式会社のニュースリリース

ニュースリリース2019年

2019年11月20日
アサヒビール株式会社

アサヒビール吹田工場でアシストスーツ※1を導入!
〜従業員の負担軽減と業務効率の向上で、持続可能な物流環境の実現に取り組む〜

※1: 荷物を持ち上げる際に、動力の力で上体を持ち上げるようにサポートしてくれる物流器具のこと。

 アサヒビール株式会社(本社:東京、社長:塩澤賢一)は、物流業務従事者の負担軽減と業務効率の向上を目的に、物流機器を提供するユーピーアール株式会社(本社:東京、社長:酒田義矢/以下、「ユーピーアール社」)の動力(電力モーター)付きアシストスーツ「サポートジャケットEp+ROBO」を2019年11月25日(月)より吹田工場で10台導入します。

「アシストスーツ」 「アシストスーツ」

【アシストスーツを着用して作業する様子】

 動力付きアシストスーツ「サポートジャケットEp+ROBO」は、動力付きアシストスーツとしては最軽量級※2の重量3.4sで、最大10sの荷役を補助するアシストスーツです。動力が左右別々に動くことにより、縦・横・斜め各方向への作業動作を助け、人による重量物持ち上げや運搬の作業負担を軽減します。金沢大学が実施した定量効果を測る調査※3では、同スーツ着用者の筋肉活動比率が最大42.8%軽減されることが分かっています。

※2:ユーピーアール社調べ

※3:金沢大学医薬保健研究域保健学系リハビリテーション科学領域の米田貢博士が2019年9月に実施した調査。

 近年、物流を取り巻く環境は業務従事者の減少や高齢化などが年々加速しています。機械化や自動化を推進し、作業負担の軽減や業務効率を向上させる取り組みが求められています。
 アサヒビールは、ピッキング作業を効率的に行える設備として「オートケースピッカー(以下、「ACP」)」を2014年に吹田工場で導入しました。消費者の嗜好多様化によって工場で製造する酒類製品が多品種小ロット化していることに対応し届け先ごとに行う製品の仕分け工程を自動化しました。本来フォークリフトや人の手で行っていた仕分け作業を自動化したことで、フォークリフトによる製品のピッキング業務の作業時間は約50%減となりました。
 今回ユーピーアール社のアシストスーツを導入することで、人手作業に留まっていた製品をACPに投入する作業工程や届け先ごとに出庫された製品を出荷パレットに積載する作業工程における従業員の負担軽減、業務効率化を図ります。

 当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同しています。「物流機器・システムの導入」による物流業務省人化や物流負荷の低減を推進することで、持続可能な物流環境の実現を目指します。

【以下、ご参考】

■ユーピーアール社「サポートジャケットEp+ROBO」について

https://www.upr-net.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/11/SJeprobo190904.pdf

■金沢大学 医薬保健研究域保健学系リハビリテーション科学領域 米田貢博士(保健学)による調査について

≪筋肉の活動比率 最大42.8%軽減≫

1.筋電図

健常成人男性5名 、床と高さ70cmの台の間を重さ10kgの荷物の上げ下ろし動作 で検証
・荷物の上げ下げの一連の動作における、背中(脊柱起立筋)の筋活動を非着用時100%として調べた結果、ROBOを装着することで最大42.8%(平均29.8±9.8%)減少

2.腰椎に加わる圧力の測定値

健常成人男性5人、荷物の上げ下ろし動作時における前かがみ(体幹前傾)角度を測定し、 第4第5腰椎への圧迫力をモデル計算

※10kgの荷物を床とテーブル(高さ70cm)の間での上げ下げの動作、身長170cm、体重60kgと仮定しモデル計算

・床から持ち上げる動作の前傾角度は、非着用時の69.2度に対して、ROBO着用時52.2度と17.0度改善したことにより、腰椎の椎間板にかかる瞬間的な負荷圧力の負担は2.5kg減少

・机から床に下ろす動作の前傾角度は、非着用時の68.0度に対し、ROBO着用時54.4度と13.6度改善したことにより、腰椎の椎間板にかかる瞬間的な負荷圧力の負担は1.8kg減少

・荷物の上げ下げの作業を100回5日間繰り返した場合
(2.5kg+1.8kg)×100回×5日間=2,150kg(約2.15トン)

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