ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
2019年2月18日
アサヒビール株式会社
新潟市内に配送センターを新規開設し、新潟県内への安定的な配送体制を構築
アサヒビール株式会社
新潟市内に配送センターを新規開設し、新潟県内への安定的な配送体制を構築
モーダルシフトの推進でCO2排出量約800t(従来比で32%)を削減
アサヒビール株式会社(社長 平野伸一)は、物流部門での環境負荷の低減と長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的に、新潟市内に配送センターを新たに開設、トラックと鉄道コンテナ路線の両方を活用し新潟県内への安定的な配送体制を構築します。
新潟配送センターは、日本通運株式会社の倉庫を一部貸借して開設し、2019年2月19日(火)から出荷を開始します。
アサヒビールではこれまで、福島工場から新潟県内の届け先まで150〜250kmのトラック配送を深夜におこなってきましたが、長距離トラックのドライバーの不足や深夜作業での物流労働力不足の環境のなか、物流拠点から遠距離となっているエリアへの安定的な配送体制の構築が課題となっていました。
今回新設する新潟配送センターには、福島工場で製造した商品をトラックで昼間に輸送するほか、一部の関東エリアで製造された商品は鉄道コンテナ路線を活用し、JR貨物の隅田川駅から新潟貨物ターミナル駅を経由し新潟配送センターまで輸送します。新潟配送センターで商品を保管し、県内の届け先までトラックで配送を実施します。
今回の鉄道コンテナ輸送では、JR貨物隅田川駅構内の線路隣接型の倉庫を活用し大型トラックから鉄道コンテナへの積替え作業をより効率的におこない、約3割の商品を鉄道コンテナで輸送します。
この取り組みにより、大型トラック2,500台相当の長距離トラック運行を削減し、年間のCO2排出量は約800t(従来比で約32%)削減できると試算しています。
<ご参考:新潟県内への輸送スキーム〉
【配送センター概要】
名称 | アサヒビール新潟配送センター |
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住所 | 新潟県西区的場流通1-3-12 日本通運新潟物流事業所内 |
面積 | 敷地:約500坪 |