ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
企画展「谷崎潤一郎文学の着物を見る」
開催のお知らせ
アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町、館長 粟津
文豪・谷崎潤一郎(1886−1965)は、女性とそのよそおいを濃密に表現しました。没後半世紀を経て、着物と馴染みがうすくなりつつある現代においては、作中の描写からその様子を思い描くことは難しくなってきています。谷崎自身が想定していた着物とはいったいどのようなものだったのでしょうか。
代表作「細雪」の見どころのひとつは、女性たちの華やかな着物姿にあります。本展では、さまざまな資料をもとに、登場人物の着こなしをあらためて検証します。他にも、「痴人の愛」、「春琴抄」、「台所太平記」など、多様な作品に表された、魅力あふれるヒロインたちのよそおいの数々を、谷崎の文章や挿絵、時代風俗なども手がかりに、アンティーク着物で再現します。
また、谷崎は、美術館本館「大山崎山荘」を建てた実業家・加賀正太郎(1888-1954)と交流がありました。大正から昭和にかけて建てられた山荘は、まさに谷崎が生き、谷崎によって描かれた多くの物語と同時代の建築です。かつての雰囲気を色濃くのこす当館で、谷崎文学の世界を是非ご堪能ください。
関連イベントでは、本展の着物を監修された大野らふ氏(キモノスタイリスト・Ponia-pon 店主)によるスペシャル・ギャラリートークを行います。また、リーガロイヤルホテル京都による本展特製オリジナルスイーツを会期中限定で提供いたします。
【 本展に関するお問い合わせ先 】 | |
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アサヒビール大山崎山荘美術館 | TEL 075-957-2364 FAX 075-957-3126 |
広報担当 : |
担当学芸員 : |
【 開催要項 】
展覧会名 | : 谷崎潤一郎文学の着物を見る |
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会 期 | : 2018年9月15日(土) - 12月2日(日) |
休 館 日 | : 月曜(ただし9/17、24、10/8、11/19、26は開館) 振替休館日は9/18 、25、10/9 |
開館時間 | : 10:00-17:00(最終入館 16:30) |
会 場 | : アサヒビール大山崎山荘美術館 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3 JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分 TEL:075-957-3123(総合案内) http://www.asahibeer-oyamazaki.com |
主 催 | : アサヒビール大山崎山荘美術館 |
後 援 | : 京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、 朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、 中日新聞京都支局、エフエム京都 |
協 力 | : 弥生美術館、Ponia-pon |
入 館 料 | : 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料、障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体の場合 着物でご来館の方は、入館料から100円割引いたします ※他の割引との併用不可 |
作品点数 | : 約80件(予定) ※会期中展示替えを行います |
【 会期中のイベント 】
■ スペシャル・ギャラリートーク
講 師 | : 大野 らふ氏(キモノスタイリスト・Ponia-pon店主) | |
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日 時 | : 2018年10月14日(日) ①11:00-12:00 ②15:00-16:00 | |
定 員 | : 各回35名、要申込(先着順) | |
会 場 | : 当館展示室 | |
参 加 費 | : 無料、ただし美術館入館料は別途必要 | |
申込方法 | : 返信可能なFAXまたは往復はがきで (1)イベント番号 (2)参加者全員分の氏名 以下代表者のみ (3)住所(4)電話番号(5)FAX番号 をご記入のうえ、「イベント係」まで FAX:075-957-3126 ※申込は1回につき2名様まで ※対象は中学生以上 ※往復はがきの場合は、10月7日(日)必着 ※電話・メールによる受付はいたしません ※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします |
■ ギャラリートーク
日 時 | : 本展覧会中の第2、第4土曜日14:00-14:30 |
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会 場 | : 当館展示室 |
内 容 | : 当館学芸員が展示の見どころを解説いたします |
参 加 費 | : 無料、ただし美術館入館料は別途必要 ※事前申込不要 |
■ カフェ企画 リーガロイヤルホテル京都特製オリジナルスイーツ
内 容 | : リーガロイヤルホテル京都が考案した特製オリジナルスイーツを提供いたします |
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期 間 | : 展覧会会期中 |
場 所 | : 当館喫茶室 |
料 金 | : ケーキ単品 各550円 ケーキ・ドリンクセット 各950円(コーヒー/紅茶いずれかとセット) ※税込、美術館入館料は別途必要 |
協 力 | : リーガロイヤルホテル京都 |
①「谷崎潤一郎文学の着物を見る」展 特製モカロール
谷崎潤一郎が愛したというモカロール。
リーガロイヤルホテル京都による展覧会オリジナルモカロールを提供します。
ふんわり、しっとりしたコーヒー風味のスポンジ生地にすこしビターなバタークリームを塗った、大人向けのロールケーキです。
②モネの庭 紫芋×ラムレーズン
モネは、ジヴェルニーの邸宅の庭につくった日本風太鼓橋がかかる池をこよなく愛しました。
日本産の紫いもを使用したラムレーズンケーキは、池に浮かぶ睡蓮の花を思わせます。
企画展「谷崎潤一郎文学の着物を見る」広報用提供画像
①
「肉塊」ダンスホールの女性
②
「台所太平記」鈴
③
「痴人の愛」ナオミ
短靴:大塚製靴蔵
④
「細雪」雪子
①〜④いずれも着物監修:大野らふ
着物写真 協力:河出書房新社 撮影:大橋 愛