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ニュースリリース

アサヒビール株式会社のニュースリリース

ニュースリリース2016年

2016年8月12日
アサヒビール株式会社

企画展
「開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き -クロード・モネ」
開催のお知らせ

 アサヒビール大山崎山荘美術館(所在地 京都府乙訓郡大山崎町、館長 粟津あきら)は、2016年9月17日(土)から12月11日(日)まで、企画展「開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き −クロード・モネ」を開催いたします。

 アサヒビール大山崎山荘美術館は1996年4月に開館し、おかげさまで20周年を迎えました。
 春期の所蔵品による絵画名品展、夏期の工芸名品展につづく開館20周年を記念する本展では、当館所蔵品の柱である印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)に焦点を当てた展覧会を開催いたします。

 クロード・モネは1840年フランス・パリに生まれ、ほどなく一家は海辺の街ル・アーブルに転居し、モネはそこで幼少期を過ごします。絵画を学ぶため再びパリに出てからは、エトルタ、アルジャントゥイユ、ロンドンと創造の源泉を求めて旅に明け暮れ、ようやく40歳代に入りパリ近郊のジヴェルニーに居を定めました。そこでモネは絵を描くように庭を造ります。草木の配置や花の配合を細かく研究し、庭師を雇い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭で思索し平安を見いだしたモネは、睡蓮を育てながら描きつづけ、やがて睡蓮の絵画に囲まれた部屋で人々がやすらぎを感じることを期待しました。当館が所蔵する《睡蓮》連作5点は、このジヴェルニーの庭で生まれた作品です。
 開館20周年を迎えた2016年は、奇しくもモネの没後90年にあたります。本展では、所蔵するモネ作品8点を一堂に公開するとともに、国内美術館等から厳選された珠玉の作品を合わせた20点で、絵画の新しい時代を切り拓き、庭を造り、食を楽しみ、美しいくらしを追い求めたモネの作品と生きた時代を振りかえります。

 関連イベントでは、西洋美術史の研究のみならず、広範な活動でその啓蒙と普及に多大な貢献をされてきた千足伸行せんぞくのぶゆき氏(成城大学名誉教授/広島県立美術館長)、印象派絵画をはじめ多数の絵画修復を手がけてきた森直義なおよし氏(修復家/森絵画保存修復工房代表)、アートと食の関係を中心に展覧会企画や書籍を刊行し、多方面で注目を集めるキュレイターの林綾野あやの氏を講師に迎え、本展のテーマに関連する特別講演会を予定しています。また、本館各展示室では、常設展示として館蔵品から民藝運動ゆかりの名品をご覧いただけます。

 2016年、アサヒビール大山崎山荘美術館は、20周年を迎え未来へ向けた新たな一歩を踏み出しました。節目となる記念すべき展覧会をどうぞご覧ください。

※会期中、展示替えをおこないます

【 本展に関するお問い合わせ先 】

アサヒビール大山崎山荘美術館  TEL 075-957-2364 FAX 075-957-3126
広報担当:芦刈あしかり あゆみ    担当学芸員:中村なかむら 祐美子ゆみこ

【 開催要項 】

展覧会名 開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き −クロード・モネ
会期 2016年9月17日(土) - 12月11日(日)
休館 月曜(ただし9/19、10/10、11/21・28、12/5は開館)、振替休館日は9/20(火)、10/11(火)
開館時間 10:00−17:00(最終入館 16:30)
会場 アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
TEL:075-957-3123(総合案内)
http://www.asahibeer-oyamazaki.com
主催 アサヒビール大山崎山荘美術館
後援 京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、 読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、中日新聞京都支局、エフエム京都
入館料 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料
障害者手帳お持ちの方300円
※( )内は 20名様以上の団体の場合
作品点数 全20点
※ 会期中展示替えを行います

【 関連イベント 】

■講演会

1.「日本からジヴェルニーへ:モネとその世界」

講師: 千足伸行氏(成城大学名誉教授、広島県立美術館長)
日時: 9月24日(土)14:00 - 15:00

2.「モネの技法」

講師: 森直義氏(修復家、森絵画保存修復工房代表)
日時: 9月25日(日)14:00 - 15:30

3.「モネ 画家の愛した庭と食」

講師: 林綾野氏(キュレイター、アートライター)
日時: 10月2日(日)14:00 - 15:30

定員 各回50名、要申込(先着順)
会場 当館展示室2
参加費 無料、ただし美術館入館料は別途必要
参加受付 返信可能なFAXまたは往復はがきで (1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号 をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX : 075-957-3126

※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします

■アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー「クロード・モネとうつくしいくらし」

※美術館では開催いたしません

日時 11月5日(土)14:00 - 15:00
講師 当館学芸員
会場 アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/
内容 企画展の理解をより深めるためのレクチャー
参加費 無料
定員 40名、要申込(抽選)
申込方法 10月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイトで受付開始
■ ギャラリートーク
日時 本展覧会中の第2、第4土曜日(ただし9/24、12/10を除く)  14:00−14:30
会場 当館展示室
内容 当館学芸員による展示の見どころ解説
参加費 無料、ただし美術館入館料は別途必要
※事前申込不要

【 企画展 「開館20周年記念 うつくしいくらし、あたらしい響き −クロード・モネ」 主要な展示作品 】

クロード・モネ≪睡蓮≫
1907年 油彩 90x93cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

クロード・モネ≪エトルタの朝≫
1883年 油彩 65x81cm
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

クロード・モネ≪テームズ川のチャリング・クロス橋≫
1903年 油彩 73x100 cm
吉野石膏株式会社蔵(山形美術館に寄託)

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