ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
小学生の森林環境教育『アサヒ森の子塾2015』を開催
〜「アサヒの森」での体験を通して自然環境の大切さを考えていく〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、環境問題等の課題解決を推進していく人材を育成する次世代教育活動の一環として、社有林「アサヒの森」(広島県庄原市・三次市)での森林環境教育『アサヒ森の子塾2015』を9月25日(金)に広島県庄原市立庄原小学校の生徒を対象に実施します。
■『アサヒ森の子塾』とは
アサヒビールが広島県庄原市と三次市に所有する山林「アサヒの森」の甲野村山を会場に、森の中での自然体験を通じて、二酸化炭素吸収や生物多様性保全など森林の果たしている役割を実感し、環境保全の大切さについて地元の子どもたちに学んでいただくものです。開催するにあたっては、林野庁広島北部森林管理署(所在 広島、署長 米田雅人)、特定非営利活動法人 FEE Japan(所在 東京、代表理事 伊藤 正侑子)、グループ会社のアサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上克彦)などの協力を得ています。
2006年10月に初めて開催してから、2014年末までに10回開催しており、今回で11回目となります。
■開催内容について
今回の『アサヒ森の子塾2015』では、特定非営利活動法人 FEE JapanからLEAF※ナショナルインストラクターを迎えて森林環境教育プログラムを実施します。LEAFでは、生徒たちに森や自分たちを取り巻く環境について考えてもらい、行動に移すことができるようなプログラムを組んでいます。
また、林野庁広島北部森林管理署による紙芝居「雨の子レイン坊やの冒険」やアサヒ飲料による「水の話」、森林内での林業体験活動などを通じて、二酸化炭素吸収や水源の涵養など森林のさまざまな機能を実感しながら学びます。
後日、10月28日に『アサヒ森の子塾2015』のフォロー教室を庄原小学校で実施します。森林の大切さについて復習することで理解を深めるとともに、森の恵みを実際に活用する体験として「アサヒの森」の間伐材工作教室を行います。
アサヒビールは、2010年3月にグループ全体での環境保全活動を強化すべく『環境ビジョン2020』を策定し、「自然の恵みの啓発」を主要なテーマの1つに掲げ、環境教育・啓発活動など環境への取り組みを積極的に実施しています。本年2月には一般応募型の環境教育イベント『アサヒの森 スノーシュー体験&雪遊び 親子ツアー』を小学生とその保護者向けに開催しました。
アサヒの森を活用した環境イベントの他に、小学生を対象とした熊本県の風力発電所を舞台とする『風の子塾』や、高校生を対象とした環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』などを通じ、今後も次代を担う学生や子どもたちを対象に環境教育・啓発活動に取り組んでいきます。
※「LEAF」(Learning About Forests)とは
- LEAFは森林業界が森林産業の普及啓発のために開発したプログラムで、子どもたちの環境意識の向上と環境教育に関わる教師の育成を目的としています。LEAFの原型となるプログラムは1983年に北欧で開発されました。
- 2000年には、国際NGO FEE(環境教育基金)のプログラムのひとつとなってさらに活動の幅を広げ、2015年5月現在、FEE/LEAFのメンバーである21か国と、このプログラムに賛同するさまざまな協力団体によって、世界各国で実施されています。日本では特定非営利法人 FEE Japanがプログラムを運営しています。
【『アサヒ森の子塾2015』概要】
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