ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
庄内川流域を舞台に高校生が仲間と共に
環境を考え成長する自然体験プログラム
第10期『日本の環境を守る若武者育成塾』開講
参加グループ決定のお知らせ
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、環境活動を積極的に推進していく人材を育成する目的で行っている「環境教育」の一環として、高校生を対象としたプログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』(以下『若武者育成塾』)を開講します。第10期となる今回は、全国の高校生から「環境」をテーマとした論文を募集し、63チームの応募から選考によって7グループの参加を決定しました。
選抜されたグループにより、8月5日(水)から8日(土)までの4日間、アサヒビール名古屋工場(所在地 愛知県名古屋市)ほかで自然体験型ワークショップを行う合宿を開催します。
『若武者育成塾』は、環境問題に高い関心をもち、環境保全のために自らも行動したいと考える次代を担う高校生を対象に、環境活動について学び自ら実践する場を提供するものです。持続可能な社会づくり支援の一環として、毎年企画・開催しています。2006年に第1期を開催し、本年は第10期となります。本活動が評価され文部科学省が主催する『平成26年度「青少年の体験活動推進企業表彰」』において、文部科学大臣賞を受賞しました。
また、環境省が発行する平成26年度「環境白書」において、「+ESDプロジェクト」に登録されている活動の1つとして紹介されました。
本年も昨年に引き続き、社外有識者で構成される「日本の環境を守る若武者育成塾実行委員会」において検討を重ねたプログラム、活動内容で運営していきます。
本年の『若武者育成塾』では、庄内川流域での自然体験型ワークショップのほか、アサヒビール名古屋工場における環境保全への取り組みなどを学ぶ合宿を行います。
森林での間伐体験や藤前干潟保全の取り組み、ゴミ焼却による発電など環境へのアプローチを学びます。アサヒビール名古屋工場においては、工場見学を通じ、廃棄物再資源化100% やCO2削減などの取り組みについて学びます。
合宿の最終日には、グループ毎に、自分たちが生活する地元地域における環境課題を改善する活動プランの作成を行い、その活動プランをそれぞれの地元に戻って実践していきます。昨年同様、最終のまとめとして、各地域で実践した活動の成果を12月20日(日)に発表し、審査のうえ、表彰を行います。
- 第9回「若武者育成塾」の様子
合宿および地元地域での活動にあたっては、アサヒグループ社員が、ファシリテーター(推進役)として参加し、高校生がよりよい活動を推進できるよう一緒に環境問題について考え、活動をサポートしていきます。
これまで実施した『若武者育成塾』では、選考により選ばれた合計63校221名の高校生が参加し、それぞれの活動モデルを地元で実践しました。これまでに参加した高校生の後輩となる生徒たちが、引き継ぐことで、地元での環境活動を継続しており、地域社会での広がりとつながりも生まれています。
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■『日本の環境を守る若武者育成塾』参加グループ
参加グループ | 論文タイトル |
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青森県立柏木農業高等学校 | 「白神山地」の抱える問題について |
大森学園高等学校 | 多摩川河口干潟の保全 |
大阪府私立清風高等学校 | 八尾市の生物多様性を守る |
京都府立木津高等学校 | 地元地域が抱える環境課題について |
和歌山信愛高等学校 | 梅システムを使った永続可能な農業の啓発 |
広島県立油木高等学校 | イノシシの皮から墨づくり〜獣害から新たな資源へ、農村の6次産業の創出〜 |
大分県立大分東高等学校 | 環境活動に取り組む意義について |
■主催 アサヒビール株式会社、公益社団法人日本環境教育フォーラム
■協賛 アサヒ飲料株式会社、カルピス株式会社、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社
■後援 環境省、文部科学省、日本環境教育学会、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会
■今後のスケジュール予定
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■連絡先
- ・アサヒビール(株) 社会環境部 日本の環境を守る若武者育成塾事務局
メールアドレス:wij@asahibeer.co.jp 電話:03-5608-5195 FAX:03-5608-5201
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