ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
東京初のクラフトビールを醸造した直営レストラン リニューアル
お客様と連携したプロジェクトを立ち上げ、ビールと食の新しい魅力を提案
アサヒグループ傘下で外食事業を運営するアサヒフードクリエイト株式会社(本社 東京、社長 松井 直樹)は、アサヒグループ本社ビルに隣接する直営ブルワリーレストラン「アサヒクラフトマンシップ ブルワリー 東京」を7月15日(水)にリニューアルオープンします。また、アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路 明善)は、インターネットを通じて募った一般のお客様との共同プロジェクトを通して、ビールと食の魅力を発信していきます。
「アサヒクラフトマンシップ ブルワリー 東京」は、アサヒグループ本社ビルに隣接する直営ブルワリーレストランで、店内で醸造したクラフトビールとビールの特長に合った料理がお楽しみいただけます。店内には仕込み釜と煮沸釜を設置しており、熟練の醸造士が常駐し、仕込み・発酵・熟成まで一貫した醸造を行っています。
ドリンクメニューとしては、『隅田川ヴァイツェン』と『吾妻橋ペールエール』、『スタウト』というクラフトビールを通年で提供するほか、季節に合わせたクラフトビールを製造します。1995年のオープン時から醸造されている『隅田川ヴァイツェン』は、大麦麦芽と小麦麦芽を使ったビールで、リンゴやバナナに例えられるフルーティな香りと軽やかな口当たりが特長です。また、『吾妻橋ペールエール』は、アメリカ産カスケードホップ由来の華やかな柑橘系の香りとすっきりした後味が特長です。『スタウト』は、コクのある芳醇な味わいと力強い苦味、黒麦芽の香ばしい香りが特長です。
フードメニューは、個性的なクラフトビールの特長にそれぞれ合う
【店舗概要】
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<参考>
■デジタルマーケティングと連動した企画について
アサヒビールでは、一般のお客様と共にクラフトビールの魅力を広げていく「アサヒクラフトマンシップサポーター」を立ち上げました。「アサヒクラフトマンシップサポーター」は、本年3月に立ち上げたアサヒビールのファンサイト「アサヒファンコミュニティ」から、特にクラフトビールに強いこだわりを持っているお客様を有志で募ったものです。サポーターの皆様にはこれまで、インターネット上での座談会を通して、クラフトビールに関する情報交換を行ってきましたが、「アサヒクラフトマンシップ ブルワリー 東京」のリニューアルを契機として、7月13日(月)に、初めてリアルな場で集まるイベント「アサヒクラフトマンシップカレッジ」を実施しました。当日のイベントでは20代〜70代の男女が集まり、実際の醸造設備を見学したり、クラフトビールやフードメニューを試食したりしながら、それぞれのビールに対する価値観を話す交流会を行いました。
今後も、オンライン座談会やリアルな場でのミーティングを通して、一般のお客様ならではの目線やアイディアと、アサヒグループのマーケティングやものづくりにおけるノウハウを合わせることで、ビールと食の文化に関する新提案を模索していきます。
■東京で初めてのクラフトビール
アサヒビールは1994年、クラフトビール製造会社「株式会社隅田川ブルーイング」を新設し、同市場へ参入を目指す小規模ビール事業者約40社の支援を開始しました。クラフトビール事業の経営や技術ノウハウの蓄積、直営店を活用したモデルショップとしての情報発信の他、様々なタイプのビールを提供することにより、ビール文化を広く一般に伝えていく取り組みを行っています。創設以来、既に約150種類のレシピを開発しています。
醸造設備は墨田区吾妻橋のスーパードライホールに隣接する飲食ビル「アネックス」の2階と3階に、1回1klの仕込みが可能な釜と発酵貯酒タンク9本を設置し、できたてのビールを1995年から直営店のパブで提供しました。これが、東京で初めて販売したクラフトビールです。2000年までに技術指導した外部の企業は49社、うちクラフトビール製造事業を開始したのは38社にのぼりました。2010年に製造はアサヒフードクリエイト生産部(現:アサヒフードクリエイト 隅田川ブルーイング)に引き継がれましたが、その後も、シブヤ大学との共同企画「ビール醸造ゼミ」など、お客様と理想のクラフトビールを製造する企画を通して、ビール文化の魅力を伝えてきました。また、お得意先向けにビールの製造工程を実際に見学していただき、アサヒビール商品への理解を深めてもらう見学会を実施しています。