ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
〜6月5日は環境の日〜
食品業界初、自然エネルギーを製造に活用した
『アサヒスーパードライ』が80億本を突破!
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、日本自然エネルギー株式会社(本社 東京、社長 寺腰優)と2009年4月よりグリーン電力※1に関する契約を締結し、食品業界で初※2となる製品の製造に自然エネルギーを活用した『アサヒスーパードライ』を販売し、その本数がこの度80億本※3を突破しました。
本取り組みは、全工場で製造する全ての『アサヒスーパードライ』缶350ml及びギフトセットの全てのビール類の製造に使用する購入電力相当量として、自然エネルギーである風力発電及びバイオマス発電によるグリーン電力を活用するものです。その対象となる製品にはグリーン・エネルギー・マークを表示しています。
また、本取り組みにて活用した累計のグリーン電力量は、食品業界として最大規模の約1.3億kWhであり、CO2削減貢献量は累計で約60,000t※4となります。(対象期間:2009年5月〜2014年12月) これは一般家庭の約11,000軒分の年間CO2排出量に相当※5するとともに、『アサヒスーパードライ』の缶の高さを距離にした場合、地球約25周分※6に相当します。
「グリーン・エネルギー・マーク」とは、2008年5月に「グリーンエネルギー認証センター」が制定したマークで、製品の製造時に使用する電力をグリーン電力で賄ったことを示すものです。 また「グリーン電力証書システム」とは、自然エネルギーにより発電された電気の環境付加価値を「グリーン電力証書」というかたちで取引するものです。
※グリーン電力証書システム: https://www.natural-e.co.jp/green/about.html
アサヒビール株式会社は、2007年に当時国内ビール工場最大規模の太陽光発電設備を博多工場に導入しており、またアサヒグループ本社ビルで使用する電力についてもグリーン電力で賄っています。今後も太陽光や風力、バイオマスなどの自然エネルギーの利用拡大や省エネルギーを推進し、低炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。
- ※1
- 「グリーン電力」とは、太陽光や風力、バイオマスや地熱など自然エネルギーで発電された電気のことで、CO2を排出しないことによる地球温暖化の防止や枯渇しないエネルギーであるといった価値を併せ持っているもの。
- ※2
- 製品の自社製造時に使用する電力をグリーン電力で賄うことが、食品業界初。
- ※3
- 『スーパードライ』缶350ml全数とギフトセットに使用しているビール類の年間の当社製造時に必要な電力のうち、各工場で自家発電している分を除いた電力の全てをグリーン電力で賄うもの。
- ※4
- CO2排出係数は電気事業連合会より毎年公表される最新係数を使用。
- ※5
- 2013年の一般家庭電力使用量約5,370kg-CO2/世帯 (出典:温室効果ガスインベントリオフィス)
- ※6
- 地球一周:赤道の長さの約4万77kmで計算
【関連URL】
日本自然エネルギー株式会社 https://www.natural-e.co.jp/