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ニュースリリース

アサヒビール株式会社のニュースリリース

ニュースリリース2014年

2014年10月28日
アサヒビール株式会社

アサヒビール㈱の社有林「アサヒの森」における持続可能な森林経営の取り組みが
『第53回全国林業経営推奨行事』において【林野庁長官賞】を受賞

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長小路明善)は、公益社団法人大日本山林会が主催する『第53回全国林業経営推奨行事』において、社有林「アサヒの森」(広島県庄原市)の森林経営の取り組みが評価され「林野庁長官賞」を受賞しました。
 2014年11月21日(金)に、石垣記念ホール(所在 東京都港区赤坂)において賞状伝達と贈呈の式が行われます。

■『全国林業経営推奨行事』について
 1962年を第一回とする森林の適正な管理並びに林業の技術・経営の改善に努め、森林の有する多面的 機能の発揮及び林業の持続的かつ健全な発展に寄与している森林の管理経営体を表彰するものです。
 大日本山林会が、都道府県から優良林業事業体の推薦に基づき、学識経験者等の審査委員による厳正な審査を行い、「農林水産大臣賞」「林野庁長官賞」「大日本山林会長賞」を決定しています。

■『アサヒの森』について
 アサヒビール㈱の社有林「アサヒの森」は、広島県庄原市と三次市の大小15ヵ所に点在していま す。その総面積は2,165ヘクタールあり、東京ドーム約463個分の広さに相当します。アサヒビール ㈱は、1941年から保有する森林「アサヒの森」において、健全な森林の維持と持続可能な森林経営に 取り組んできました。アサヒビール㈱の事業は、自然の恵みである麦芽やホップ、そしてなにより水 によって支えられており、貴重な水を浄化し蓄える機能をもつ森林を守ることは事業を守ることにつ ながると考えています。

【アサヒの森の主な活動】
 起源は、1941年にアサヒビール㈱の前身である大日本麦酒が、当時ビール瓶の王冠の裏地に使用され ていたコルクの代用品としてアベマキの樹皮を確保するために広島県の山林を購入したことに始まります。結果的にはアベマキの樹皮を王冠に使わずに済みましたが、1960年代からヒノキ・スギの本格 的な植林に着手し、今日に至るまで社員の手によって森を育ててきました。
 現在は、森林経営計画に基づき、40〜50年生のヒノキ・スギを対象とした利用間伐中心の施業を実 施しており、間伐材を市場に出荷しています。
 2001年にはFSC森林認証を日本で3番目に取得し、持続可能でよりよい森林経営の実現にむけた取り組みを推進しています。
 2006年からは、未来を担う地元の小学生を対象に、森林の役割や環境保全の大切さを「アサヒの森」での体験から学んでもらう機会を提供する森林環境教育「アサヒ森の子塾」を開催しています。
 2009年8月からは林野庁広島北部森林管理署と共同で、広島県庄原市比和小学校の生徒を対象に森林環境教育「森と水の学習会」を実施しています。
 2011年からは子ども達とその保護者の方々を全国から招き、野外での森林教育を通じて環境の大切さを学び親子の絆を深めていただく森林環境イベント「アサヒの森 自然学園」を実施しています。また 同年に、環境省によるオフセット・クレジット(J−VER)を取得しました。

 アサヒビール㈱は2010年3月に、アサヒグループ全体での環境保全活動を強化するべく、「環境ビジョン2020」を策定し、重点課題として「低炭素社会の構築」「循環型社会の構築」「生物多様性の保全」「自然の恵みの啓発」の4つを掲げています。
 アサヒビール㈱は、「アサヒの森」を通じ、持続可能な森林経営と水を蓄える働きや地盤保持など森林の役割の重要性を啓発していくことで、社会に貢献できることを期待しています。

■ アサヒビール㈱のCSR活動に関してはこちらをご覧ください。
http://www.asahibeer.co.jp/csr/

■ 「アサヒの森」についての詳細はこちらをご覧ください。
http://www.asahibeer.co.jp/asahi_forest/

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