ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
アサヒビール(株)のメセナ活動が
『メセナ・アワード2014』川の手文化賞を受賞
〜 すみだ川アートプロジェクト2013江戸を遊ぶ―「ないまぜや!」鶴屋南北 〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路 明善)のメセナ活動である「すみだ川アートプロジェクト2013江戸を遊ぶ―「『ないまぜや!』鶴屋南北」が、公益社団法人企業メセナ協議会が主催する『メセナ アワード2014』において、優秀賞の「川の手文化賞」を受賞しました。
なお、贈呈式は11月21日(金)にスパイラルホール(東京・港区)において予定されています。
企業メセナ協議会は、企業によるメセナ(芸術文化支援)活動の活性化を目的に1990年に設立された公益社団法人で、企業メセナの奨励とよりいっそうの発展をはかることを目的に1991年に本顕彰事業を始めました。以降、芸術文化の振興に高く貢献した企業や企業財団のメセナ活動を、【メセナ大賞部門】、【優秀賞】 ならびに【文化庁長官賞部門】(2003年より)の3部門で表彰しています。
24回目を迎える本年は、全国から102件の応募を受け、沖縄県の活動や、海外(ケニヤ)での活動が受賞するなど、地域的な広がりに加え、建築文化や伝統工芸、読書の普及、自社スキルを活かす次世代育成や市民主体のプログラムなど、従来に増して多彩な活動に光を当てる結果となり、2回にわたる選考会にて7件の活動が受賞しました。
<すみだ川アートプロジェクト2013『江戸を遊ぶー「ないまぜや!」鶴屋南北』の内容>
「すみだ川アートプロジェクト」とはかつてのように白魚が棲み、人々が泳ぎ遊べるような川にしたいという思いからアサヒビール(株)が進めるプロジェクトです。2009年から2089年までの80年間、地域の人々やアーティスト等とともに、皆でつくり、皆で楽しむ「川の手文化」の発信を続けることで、多くの人が隅田川に目を向け、行動する機会を創造しようとする取り組みです。
毎年夏には、本社ビル隣のアサヒ・アートスクエアを拠点に、近隣の寺社や広場、隅田川を行く船を使いながら、連日連夜さまざまなプロジェクトを1ヶ月半にわたり展開しています。近年は「江戸を遊ぶ」をシリーズテーマに、江戸期に活躍した文人や画家等に注目しています。2013年は鶴屋南北を取り上げて会場を芝居小屋に見立て、「隅田川」「江戸」「鶴屋南北」に因む約40のプロジェクトが行なわれました。江戸着物のファッションショーや義太夫お稽古体験、禅僧による怪談、町工場の廃材で楽器をつくるワークショップ、子どもガムラン隊が登場する宵宮など、主催者企画のほか公募により「ないまぜ」なプログラムが繰り広げられました。音楽家の大友良英氏が仕掛ける「アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区」では200人以上がそれぞれ好きな楽器を手に参加しました。
<過去のアサヒグループの受賞歴> 企業メセナ協議会の「メセナ アワード」でアサヒグループが受賞するのは、今回で6度目になります。1度目の受賞は1996年で、アサヒビール(株)の「ロビーコンサートを中心とする社会に開かれた未来文化創造型メセナ活動」がメセナ大賞を受賞しました。続いて2001年に(財)アサヒビール芸術文化財団の「芸術系外国人留学生への支援・交流活動」が国際交流賞を受賞したのが2度目となります。3度目は、2004年NPOと協働による「アサヒ・アート・フェスティバル」が評価され、現代総合芸術賞を受賞。4度目は、2007年に(財)アサヒビール芸術文化財団が「アサヒビール大山崎山荘美術館の総合的な芸術振興活動」で文化庁長官賞を受賞。5度目は2012年にアサヒビール(株)のアートNPOの活動基盤強化への多様な支援と協働が評価されメセナ大賞を受賞しました。
アサヒビール(株)は、今後もさまざまな社会活動や文化活動を通して、未来に向けた文化の育成に貢献していきます。