ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
ニッカウヰスキー株式会社
ニッカブランドの海外での販売が好調!2013年の輸出実績は前年比160%の見込み
欧州限定商品『ニッカ カフェモルト』2014年1月から新発売
〜『ニッカ カフェグレーン』は700mlにサイズ変更して発売〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 中川圭一)が製造する『ニッカ カフェモルト』(瓶700ml)を、2014年1月から欧州限定で新発売します。また、現在欧州では500mlで販売している『ニッカ カフェグレーン』については、日本での瓶形にあわせて700mlサイズに順次切り替えて発売します。
『ニッカ カフェモルト』は、ニッカウヰスキー鰍ェ有する「カフェスチル(*1)」で製造したウイスキーです。通常のモルトウイスキーは、「ポットスチル」と呼ばれる単式蒸溜器で蒸溜されますが、『ニッカ カフェモルト』は、連続的に蒸溜を繰り返す連続式蒸溜機である「カフェスチル」を使用したもので、ニッカウヰスキーオリジナルのジャパニーズウイスキーです。
「カフェスチル」は、世界でも稀少な伝統的連続式蒸溜機で、穀物由来の香味を残す風味豊かなウイスキーを生み出すことが特徴です。今回発売する『ニッカ カフェモルト』は、「カフェスチル」で蒸溜することで、モルト原料由来の旨み成分をほどよく残し、リッチでなめらかな口当たりと華やかで甘い香りを実現した、ニッカウヰスキー独自の価値を提供する商品です。
『ニッカ カフェグレーン』は、「カフェスチル」で製造したグレーンウイスキー(*2)です。2012年9月から欧州限定商品として販売、ニッカウヰスキーならではのユニークな味わいとシンプルでモダンなデザインが高く評価され好評を得たことから、2013年6月から日本でも販売を開始しました。現在欧州では500mlサイズで発売されていますが、2014年以降、日本で発売されている瓶形にあわせて700mlサイズに順次切り替えて発売します。
アサヒビール(株)では、2006年より欧州を中心にニッカブランドのウイスキーの海外展開を本格化しており、2012年12月からはアメリカ、2013年5月からオーストラリアでの販売も開始しました。毎年好調に販売数量を拡大しており、2013年の海外でのニッカブランドの販売数量は、72,000函(前年比160%、1箱=700ml×12本換算)となる見込みです。今後も、独自の歴史と製法にもとづいたニッカウヰスキーならではの高品質なウイスキーを日本国内はもとより、海外のウイスキーファンに向けても広く提案していく予定です。
*1)「カフェスチル」とは、1830年頃に発明された連続式蒸溜機で、開発者であるイーニアス・カフェの名にちなんで「カフェスチル」と呼ばれています。初期の連続式蒸溜機で、現在では世界でも稀少となっています。新型の連続式蒸溜機に比べて蒸溜効率がよくない反面、穀物由来の香味を残す風味豊かなグレーンウイスキーを生み出すことが特徴です。ニッカウヰスキー鰍ナは、1963年に創業者・竹鶴政孝が導入し、現在は、宮城峡蒸溜所に設置しています。
*2)グレーンウイスキーは、主にトウモロコシや小麦、ライ麦などの穀類を原料にし、連続式蒸溜機で蒸溜されます。一般的なグレーンウイスキーはアルコール精製度が高いため風味が軽く、主にブレンデッドウイスキーの原酒として使用されます。
【商品概要】
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