ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
アサヒビールの樽生ビール提供機器
「スタイリッシュ・ディスペンサー」「Only−Oneデザインシステム」
2品が“2013年グッドデザイン賞”を受賞!
〜飲食店においてスタイリッシュなビールの提供空間を演出します〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)が、飲食店での樽生ビールの提供機器として開発した、「スタイリッシュ・ディスペンサー」「Only−Oneデザインシステム」の2品が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
グッドデザイン賞とは、1957年に当時の通商産業省が創設した「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)が母体となる、日本で唯一の総合的なデザインの評価・推奨を行う制度です。生活・産業・公共という3つの領域において“もの”“コミュニケーション”“仕組み”で人々の暮らしと、社会全体を豊かにする「よいデザイン」を55年以上にわたって39,000件以上を表彰してきました。
今回アサヒビールは、“もの”“仕組み”の領域において、樽生ビールを提供するための「スタイリッシュ・ディスペンサー」と、オリジナルデザインの樽生ビール機材のオーダーを可能にした「Only−Oneデザインシステム」をそれぞれ出展しました。設置される飲食店などにおいて、外観を配慮した点やディスペンサーの再利用を容易にした点、及び顧客目線に立ったデザインの選択肢の多様性、またWEBシステムを使用した新しい仕組みを構築した点について評価をいただき、樽生ビールの提供機器として初めて同賞を受賞するに至りました。
※公益財団法人日本デザイン振興会とは
デザインの向上を図ることによって、産業活動の推進と生活の文化的向上及び社会全般の健全な発展を寄与することを目的に1969年に設立された公益財団法人です。
※樽生ビールの提供機器(デイスペンサー)とは
主に飲食店などで、樽に詰められた生ビールを冷えた状態でグラスに注ぐために使用する機器。当社の樽生ビールを取り扱いいただく飲食店などに限り、無償リース契約を締結し貸与しています。
■“2013年グッドデザイン賞”を受賞した2品について
①「スタイリッシュ・ディスペンサー」
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ディスペンサーの外装を、樹脂を用いて設計することでスタイリッシュなデザインと配色を実現しました。これまで展開してきた、ディスペンサーの外装は金属製が主流ですが、「スタイリッシュ・ディスペンサー」は飲食店などの内装やインテリアに配慮したデザイン設計で、置く場所を選ばず理想的な生ビールの提供空間を演出します。 |
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デザイン性を重視した生ビールディスペンサーにすることで、視認性の高い場所に設置することが可能になり、生ビールを注ぐという所作を広くアピールし、注がれる生ビールの品質や安心感、満足感を訴求します。 |
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従来の機材では外装部品が多数のパーツに分かれていたため、外装の汚れや破損などによるメンテナンスに大掛かりな改修作業が必要でした。しかし、本製品は容易に着脱が可能な樹脂外装としているため、簡易的な外装の交換が可能になりディスペンサーの再利用頻度の向上を推進し、環境負荷の低減にも寄与します。 |
②「Only−Oneデザインシステム」
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樽生ビール用ディスペンサー、カウンターなどに設置するタワー型の生ビール用ドラフトコック(以下、タワーとします。)のデザインを、自由に選択出来るシステムになります。これまでのディスペンサー、タワーは画一的なデザインが主でしたが、「Only−Oneデザインシステム」によって、飲食店などの設置先の内装やインテリアに適したデザインを、お客様のご要望に応じて提供することができます。 |
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設置空間に配慮したデザインとともに、WEB上のシステムを活用したオーダーメイドで作ることができることにより効率のよい“仕組み”とした点を評価いただきました。 |
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・ | 当社営業担当者がお客様からいただいたデザイン案を入力し、発注から約6週間でオリジナルのディスペンサー、タワーが完成し、ディスペンサーメーカーが飲食店などのお客様のご要望先に設置を行います。 (本システムのオリジナルディスペンサーは、2013年11月26日、オリジナルタワーは、2014年2月26日を目処に本格導入の予定です。) |
本年、アサヒビールは“すべては、お客様の「うまい!」のために。”をスローガンに、新しい価値を創出・提案し続けることで、価値で選択される企業を目指して事業を展開しています。
今回受賞した、生ビールディスペンサーに関する当社の取り組みが、さらなるお客さまの「うまい!」に貢献できることを望んでいます。