ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
欧州限定商品『ニッカ カフェグレーン』、海外での高評価を受け日本国内で新発売
〜ニッカブランドの海外展開においては、5月中旬より新たにオーストラリアに輸出を開始〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 中川圭一)が製造し、現在欧州限定で販売している『ニッカ カフェグレーン』を、6月11日(火)から日本国内で発売を開始します。
『ニッカ カフェグレーン』は、ニッカウヰスキー鰍ェ有する連続式蒸溜機「カフェスチル(*1)」で製造したグレーンウイスキー(*2)です。 「カフェスチル」は、世界でも稀少な伝統的な蒸溜機で、穀物由来の香味を残す風味豊かなグレーンウイスキーを生み出すことが特長です。ニッカウヰスキー鰍ナは、このグレーンウイスキーを「カフェグレーン」と称しています。「カフェグレーン」ならではのふくよかな香り、なめらかな口当たりと甘みをもつ『ニッカ カフェグレーン』は、ニッカ独自の価値を提供する商品です。
*1)「カフェスチル」とは、1830年頃に発明された連続式蒸溜機で、開発者であるイーニアス・カフェの名にちなんで「カフェスチル」と呼ばれています。初期の連続式蒸溜機で、現在では世界でも稀少となっています。新型の連続式蒸溜機に比べて蒸溜効率がよくない反面、穀物由来の香味を残す風味豊かなグレーンウイスキーを生み出すことが特長です。ニッカウヰスキー鰍ヘ、1963年に創業者・竹鶴政孝によって「カフェスチル」を導入しました。現在は、宮城峡蒸溜所に設置しています。
*2)グレーンウイスキーは、主にトウモロコシや小麦、ライ麦などの穀類を原料にし、連続式蒸溜機で蒸溜されます。一般的なグレーンウイスキーはアルコール精製度が高いため風味が軽く、主にブレンデッドウイスキーの原酒として使用されます。グレーンウイスキーのみで瓶詰めされることは稀とされています。
『ニッカ カフェグレーン』は、2012年9月から欧州限定商品として販売している商品です。ニッカウヰスキーのブレンダーが、フランスの販売代理店である「メゾン・ド・ウイスキー」と共に日仏でテイスティングを重ね、欧州のウイスキー愛飲家にむけて開発しました。発売以降、パリやロンドンなど主要都市のリカーショップを中心に、ニッカウヰスキーならではのユニークな味わいとシンプルでモダンなデザインが高く評価されています。また、まろやかな口当たりとココナッツを思わせる甘くトロピカルな風味で、ロックやストレートのみならずカクテルの材料としても多くのバーで採用されています。
今回、欧州での高評価を受け、日本のウイスキーファンのお客様のご要望にお応えし、国内向けに700ml瓶サイズを発売します。(欧州向け商品は瓶500mlです)。
欧州同様、ウイスキーそのもののおいしさをお楽しみいただくとともに、カクテルの材料としても積極的に推奨していきます。
アサヒビール(株)では、2006年より欧州を中心にニッカブランドのウイスキーの海外展開を本格化しており、以来毎年拡大を続けています。
2012年12月からはアメリカでの販売を開始し、さらに2013年5月中旬から新たにオーストラリアでも展開します。オーストラリアでは、アサヒグループの酒類の製造・販売会社であるインディペンデント ディスティラーズ オーストラリアを通じて、「竹鶴12年ピュアモルト」「シングルモルト余市15年」「シングルモルト宮城峡12年」「フロム・ザ・バレル」の4アイテムを販売します。
アサヒビール(株)では、今後も、独自の歴史と製法にもとづいたニッカウヰスキー(株)ならではの高品質なウイスキーを日本国内はもとより、海外のウイスキーファンに向けても広く提案していく予定です。
【商品概要】 |
商品名 | ニッカ カフェグレーン | |
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日本での発売日 | 6月11日(火) | |
品目 | ウイスキー | |
味わいの特長 |
甘いバニラのような香りとチョコレートを思わせるスイートな香りが調和。 軽い口当たりで、蜂蜜のようななめらかな味わいと、爽やかですっきりとした後味が特長です。 |
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アルコール分 | 45% | |
容量 | 700ml | |
価格 | オープン価格 | |
発売地域 | 全国 |
【本件に対するお客様からのお問い合わせ先】
アサヒビール(株)お客様相談室 フリーダイヤル0120-011-121