ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
さらに幅広い業態・店舗への導入が可能になった!
「エクストラコールド」専用ディスペンサー、
省コスト・省スペースの普及型小型機を開発!
〜2015年までにお取扱い店数1万店以上へ拡大〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、ご提案している、“氷点下のスーパードライ”「エクストラコールド」について、従来の機器よりも「さらに省コスト、さらに省スペース」を実現した新しい専用ディスペンサー「新ディスペンサーシステム(空冷タイプ)」を開発しました。この機器は従来機器と比較し、使用する電気料金は従来の 2/3となり、設置場所についても従来のコンパクトタイプと比較して、さらに30%の省スペースを実現しました。本年2月中旬より本格展開し、設置店の大幅増を図ります。
「エクストラコールド」は、2010年の本格展開以降、“氷点下のスーパードライ”という新しい楽しみ方がご支持を頂戴し、お客様からのご要望や飲食店様からのお問合せも増えています。2011年6月より、従来設置に必要であったスペースの半分で設置できる「省スペース型ディスペンサー」を導入し、お取り扱い店数も飛躍的に拡大しています。
尚、2012年に専用ディスペンサーを新規で設置いただいた飲食店様は、目標1,000店を大幅に達成し1,160店、お取り扱い店数トータルでは2,815店となっています。
(「エクストラコールドBAR」4店舗は除く)
アサヒビール(株)では、お客様や飲食店様の声にお応えし、さらに幅広く、より多くのお客様に“氷点下のスーパードライ”をご愛飲いただくため、専用ディスペンサーの設置に必要な条件の軽減化に取組んできた結果、従来の「省スペース型ディスペンサー」よりも設置スペースを少なく、しかも省コストを実現した「新ディスペンサーシステム(空冷タイプ)」の開発に成功。本年2月より本格展開し、2013年は累計お取り扱い店数5,000店を目標とし、2015年までにお取り扱い店数1万店へと拡大します。
「エクストラコールド」新ディスペンサーシステム(空冷タイプ・ダブルタワー仕様)
■ 特長
1.空冷式の採用で、ビール樽自体を氷点下(-2℃)
まで冷却。
2.氷点下温度帯での連続抽出能力は、最大38L。
3.1日あたりの最大販売数量は、19L×2本、10L×2本。
■ 外形寸法
幅1000mm×奥行600mm×高さ900mm
(タワーを含めると高さ1447mm)
※樽は内蔵式です。
※シングルタワー仕様もございます。
■ 参考:一般的な樽生ビールディスペンサーの構造について
一般的な瞬間冷却式の樽生ビールディスペンサーは、水槽内の蓄氷により冷却された水を攪拌し、冷却コイルと効率的に接触させ 熱交換を行う事により、ビールを冷却しています。(右図参照)
■ 参考:「エクストラコールド」専用ディスペンサー ベーシックタイプ(2010年導入)について
目的の温度において蓄氷が可能となる正確な凝固点の不凍液を使用することにより、氷点下の連続注ぎ出しを可能としております。(ビールの注ぎ口となる専用のドラフトタワーも、同様の不凍液を使用し、タワー全体を凍結させています)
また、攪拌するための攪拌翼の形状に工夫を施すなど、機器内の冷却効率を徹底的に追求するとともに、2台の「エクストラコールド」専用ディスペンサーを用いて「二段階冷却」を行うことにより、安定して氷点下のビールを注ぎ出すことが可能となりました。
■ 参考:「エクストラコールド」専用ディスペンサー コンパクトタイプ(2011年導入)について
当初の「エクストラコールド」専用ディスペンサーをさらに進化させ、コンパクトな2次冷却機「C3Unit」を採用することで「二段階冷却」の工程を改善。今まで4台使用していた「エクストラコールド」専用ディスペンサーを2台に減らすことで、従来設置に必要であったスペースを半分とすることに成功しています。(下図参照)