ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
ニッカ・ブランドのウイスキー、欧州向け輸出数量が本年も好調に推移!
〜パリのウイスキー専門店内で、ニッカ製品のギフト商品を取り揃えた
期間限定の特設コーナー「NIKKA SHOP」をオープン〜
アサヒビール(株)のグループ会社であるニッカウヰスキー(株)が製造するニッカ・ブランドのウイスキーの欧州向け輸出数量が引き続き好調に推移しています。本年の欧州向け輸出数量は、年間目標であった22,000箱(※)を大きく超えて、25,500箱(前年比160%)で着地する見込みです。
本格的に輸出を開始した2006年の実績が1,800箱であったことから、6年間で約14倍の規模に成長したことになります。
※)1箱は700ml×12本換算(以下も同じ)
現在、アサヒビール(株)は、欧州全域に販売網をもつ有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」(本社所在:フランス・パリ)と直接販売契約を結んでおり、同社の販売網を介して欧州とその周辺国を含めた約30か国への輸出・販売を行なっています。取り扱いアイテムは、「竹鶴ピュアモルト」「シングルモルト余市」「シングルモルト宮城峡」「フロム・ザ・バレル」「ピュアモルト」などです。
ニッカ・ブランドのウイスキーは、国際的なウイスキーコンクールWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)やISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)などで高い評価を受けていることで、海外のお客様の認知が高まっており、フランス・イギリスを中心に大変好調に推移しています。
「メゾン・ド・ウイスキー」では、欧州で人気が高まっているニッカ・ブランドの拡販に積極的に取り組んでいます。それらの一環として今回はクリスマスシーズンやニューイヤーホリディのギフトシーズンにあわせて、12月12日から2012年1月15日までの期間、パリ市内にある直営店内に「NIKKA SHOP」と称した特設コーナーをオープンします。期間中は、ニッカ・ブランドの商品がショーウインドーを独占し大規模にディスプレイされます。
また、ギフトシーズンにあわせて、アサヒビール(株)と「メゾン・ド・ウイスキー」は、“Origami Box”と称する、日本の折り紙をイメージしたオリジナルギフトボックスを共同開発しました。これはフランス人デザイナーによるデザインで、シックな色合いでシンプルでありながら職人気質を感じさせる“モダン・ジャパニーズ”を表現したものです。ウイスキーとグラスを“Origami Box”にセットしたフランスオリジナルのギフトセットも用意しニッカ・ブランドのさらなる拡販を進めます。
ジャパニーズウイスキーが好調に推移している背景には、欧州では長い歴史の中でウイスキーが生活文化に根ざしているうえに、ジャパニーズウイスキーの品質の高さや、独自の製法に興味をもたれていること、洗練されたラベルデザインやパッケージなどが受け入れられていることなどがあげられます。独自の歴史と製法にもとづいたニッカ・ブランドのウイスキーは、ジャパニーズプレミアムウイスキーとして認知が高まっていることから、アサヒビール(株)では、今後さらに「メゾン・ド・ウイスキー」と連携を深め、市場を開拓していきます。
2012年の欧州向け輸出数量は、年間で35,000箱を目指します。
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【ニッカウヰスキーの主な受賞歴】
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*ISCとは、世界的な酒類品評会である「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」のことです。