アサヒビール株式会社（本社 東京、社長 小路明善）は、1892年に「アサヒビール」という商品名で発売された、“初めてのアサヒブランド”ビールを復刻醸造した『初号アサヒビール復刻版』を11月29日（火）より数量限定で全国発売します。

　『初号アサヒビール 復刻版』は、「アサヒビール株式会社」の社名の由来であり、アサヒビール商品の原点ともいえる、1892年に発売された「アサヒビール」という名の商品を、製造当時の分析値や処方を元に、現代の技術で再現した麦芽100％ビールです。 アサヒビールの歴史に触れるともに、古きよき明治時代の日本を感じながら、お楽しみいただきたいという思いで、全国で数量限定にて発売します。

　世の中に登場した“初めてのアサヒブランド”「アサヒビール」を中味、デザインともに再現した『初号アサヒビール 復刻版』は、味わい深く、しっかりとしたコクと飲みごたえが特長の麦芽100％ビールです。
　パッケージは、1892年当時のオリジナルデザインを忠実に再現し、裏面には「アサヒビール」出荷記念式典の際の写真を載せました。また、6缶パックについても、表面にラベルデザインを大きく記載し、裏面には出荷記念式典の写真や当時広告用に描かれた「吹田村醸造所」の絵を入れ込むことで、ビールの深い文化と歴史を感じられるデザインとしています。

■ご参考：初のアサヒブランド商品「アサヒビール」について
　「アサヒビール」は、大阪麦酒時代の1892年（明治25年）に発売されたビールで、ドイツに技術者を派遣して修得したビール製造技術と、当時としては最新鋭の設備を導入して、大阪府の吹田村醸造所（現 吹田工場）にて製造されました。発売以来、日本国内で愛飲されたばかりでなく、1900年（明治33年）のパリ万国博覧会では“最優等ノ金牌”（いわゆる“金賞”）を受賞するなど、世界的にも品質の高さが認められた商品でした。
　「アサヒビール」の名前の由来は「日出づる国に生まれたビールへの誇りと、昇る朝日のごとき将来性、発展性を願ったもの」といわれています。ラベルデザインは、明治初期に挿絵画家として活躍した中井芳瀧によるもので、昇る朝日と波頭があしらわれており、「アサヒビール」発売後、およそ1世紀に渡り「アサヒブランド」のシンボルとなりました。

【商品概要】

■ご参考：『初号アサヒビール 復刻版』新発売イベントについて
　『初号アサヒビール 復刻版』発売にあたり、ビールの歴史や文化について、さらに深く情報をご提供する場を設けるため、下記の要領にてイベントを実施いたします。

＜『初号アサヒビール 復刻版』新発売イベント概要＞