ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
電源開発株式会社
小学生の環境体験学習会『アサヒ・J−POWER 風の子塾』を開催
〜自然の中で環境問題を学び、考える場を提供〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)と電源開発株式会社(本店 東京、社長 北村雅良、以下、Jパワー)は、小学生を対象とした環境体験学習会『アサヒ・J−POWER 風の子塾』 (以下『風の子塾』)を9月26日(月)・27日(火)に熊本県内4校の小学生を対象に開催します。
『風の子塾』は、環境活動を積極的に推進していく人材を育成する環境教育活動の一環として開催しています。アサヒビールとJパワーが阿蘇で取り組む風力発電事業「阿蘇にしはらウィンドファーム」において、風力発電をテーマに、自然エネルギーの理解を通じて豊かな自然環境と地球温暖化防止活動について学習するものです。
両社は『風の子塾』を2006年から協働で開催しており、本年で6回目の開催となります。
■開催内容について
今回の『風の子塾』では、「風を体感する体験活動」「阿蘇の自然について学ぶ」「自然エネルギー・温暖化防止活動を知る」の3つの体験学習プログラムを実施します。
- 「風を体感する体験活動」は、風のエネルギーや風と私たちの暮らしとのつながりを理解することを目的に実施します。子どもたちはオリジナルの環境メッセージ入りの凧を作成し、凧に書いた絵や環境メッセージを発表します。凧が風を受けながら空にあがる仕組みを学ぶとともに、実際に凧をあげることを通じて、風力発電の源である風の力を体感します。
- 「阿蘇の自然について学ぶ」は、子どもたちが住む阿蘇の自然環境を学ぶことを目的に実施します。風力発電所が立地する阿蘇地域は火山活動によって形成されたカルデラ地形であり、草原や森林などの豊かな自然環境が広がっていること、その自然環境が人々の営みによって守られていることを学びます。また、風力発電に利用されている風も、西原村の地形に由来していることを学び、自然エネルギーの理解にもつなげていきます。
- 「自然エネルギー・温暖化防止活動を知る」は、自然エネルギーの役割と森林の大切さを学ぶことを目的に実施します。風力発電所の見学を通じて、自然の力でエネルギーを生み出す風力発電の仕組みを学びます。また、企業と地域社会との関わりや企業の環境保全への取り組みについて学び、地球温暖化を防止するための自然エネルギーの大切さや、地域・家庭でできる取り組みについて考えます。
- 子どもたちは、プログラムの最後に1日の活動を振り返り、学んだことや印象に残ったことを発表します。
アサヒビールは、2010年3月にグループ全体での環境保全活動を強化すべく『環境ビジョン2020』を策定し、「自然の恵みの啓発」を主要なテーマの1つに掲げ、環境教育・啓発活動など環境への取り組みを積極的に実施しています。国連の定める国際森林年である本年は、アサヒビール(株)の社有林「アサヒの森」70周年を記念して、新たな環境教育『アサヒの森 自然学園』を開催しました。小学生を対象とした森の中での自然体験学習『アサヒ森の子塾』や、高校生を対象とした環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』など、今後もこのような多様な環境教育・啓発活動を継続していきます。
Jパワーは、社会貢献活動の一環として『エコ×エネ体験プロジェクト』に取り組んでいます。次世代を担う若者たちを対象に、自然環境を伝える専門家と協働で、Jパワーの奥只見発電所(福島県)および御母衣発電所(岐阜県)において自然と電気を“見て×触れて×考えて”楽しみながら学ぶ体験学習ツアーを実施しています。
【『アサヒ・J−POWER 風の子塾』概要】
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※1 阿蘇の外輪山に位置する風力発電所
・ 出力 :17,500kW(1,750kW/基×10基)
・ 年間発生電力量:約2,500万kWh(一般家庭約7000世帯分の年間消費電力量に相当)
・ 受電会社 :九州電力(株)
・ 運転開始 :2005年2月(2004年2月着工)
*雨天の場合は、午後(凧あげ以降)のプログラムを屋内で実施いたします。
雨天時の開催場所については、アサヒビール(株)社会環境部 電話:03-5608-5195にご確認ください。