ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
世界で最も歴史のある英国の国際ビール品評会
“ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ2011”
『アサヒ スーパードライ』が最高賞の“チャンピオンビール”を受賞
〜日本の大手ビールメーカーでは初の受賞〜
〜世界各国のビール醸造のプロが味わいと品質を評価〜
アサヒビール株式会社(本社:東京都墨田区 社長:泉谷直木)が英国においてシェパード・ニーム社(本社 英国・ケント州ファーヴァシャム)を通じて製造・販売する『アサヒ スーパードライ』が、4月12日(火)に英国のロンドンで開催された「ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ2011」(以下、BIIA)の表彰式において“樽詰ラガー部門”の最高賞となる“チャンピオンビール”を受賞しました。
BIIAの全9部門においても“チャンピオンビール”受賞は、125年の歴史を持つ本品評会の現存する過去の受賞歴の中で、日本の大手ビールメーカーでは唯一かつ初となります。
BIIA表彰式(左:アサヒビール欧州統括支店 都築孝治支店長) |
■「ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ」(BIIA)とは
通称「『オスカー(アカデミー賞)』ビール審査会」と呼ばれ、英国で数年に一度開催されている世界で最も歴史のある国際ビール品評会です。本年の品評会は125周年記念大会が英国中部の都市であるバートン・オン・トレントにおいて2月9日から2月11日に開催されました。
この品評会において、『アサヒ スーパードライ』は“樽詰ラガー部門”のクラス2(アルコール度数4.8〜6.9%)において同クラスの最高賞となる金賞を受賞しました※。 ※2月18日ご案内済み
今回開催された表彰式では、品評会における9部門32クラスの金賞受賞銘柄の中から各部門の最高賞である“チャンピオンビール”が9つ選出されました。
・“樽詰ラガー部門”のほか、“樽詰エール部門”“少量容器ラガー部門”“少量容器エール部門”など9つの部門があり、それぞれアルコール度数などにより32のクラスに分けられ、品評会において クラスごとに金・銀・銅の各賞が与えられます。さらに、表彰式では金賞受賞銘柄の中から9つの部門の最高賞となる“チャンピオンビール”が選出されます。
・審査は、世界各国のビールメーカー・醸造所の醸造部門の責任者や品質管理マネージャーなどにより構成される30名の審査員によって、銘柄を提示しないブラインドテイスティングで行われ、味わい、品質などを総合的に評価し協議のうえ賞が与えられます。
・本年は、9部門32クラス計で世界42ヵ国から796銘柄のビールが出品されました。
■英国における『スーパードライ』の状況について
・1995年に『スーパードライ』の輸出を開始しました。当時の販売実績は約1万箱(大びん633ml×20本換算、以下同)でした。
・現在はシェパード・ニーム社を通じて製造・販売しています。
・2000年1月からヨーロッパ市場向けにスタロップラーメン社(本社 チェコ・プラハ)にて『スーパードライ』の現地生産を開始しました。
・2005年9月には、英国内での販売が好調であることを受け、シェパード・ニーム社での現地生産を開始しました。2007年1月からは同社との契約をライセンス契約に切り替え、製造から販売・マーケティングを一貫して同社が行うことで業務用市場を中心に『スーパードライ』の売上拡大およびブランド価値の向上に取り組んでいます。
・2010年の英国における『スーパードライ』の販売実績は前年比2割増の約40万箱、同社と提携前の2004年の16万箱と比較すると約2.5倍に拡大しています。
・同社との提携により業務用の樽詰ビールの取扱店は2004年の約10店から2010年の約600店と60倍に拡大しています。樽詰ビールの取り扱いは、ターゲットのヤングエグゼクティブ層(若年富裕層)に合わせスタイリッシュなバー業態を中心に、プレミアムビールブランドとしての認知が高まっており、現地のレストランやバーにおいても大幅な取扱店数の増加につながっています。
(写真)『スーパードライ』は英国のレストランやバーにおいても取り扱いが増えている | |
(写真)英国・ロイヤルアルバートホールのバーで販売されている『アサヒ スーパードライ』 ロイヤルアルバートホールは1871年にオープンした世界的に有名なコンサートホールで、クラシック、ジャズ、オペラ、ロックなどの音楽イベント、ダンス、講演など多彩な催しが毎日行われます。5000人以上を収容でき、現在『スーパードライ』は会場内13のバーおよび売店すべてでメインビールとして販売されています。 |