ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
さらに幅広い業態・店舗への導入が可能に!
「エクストラコールド」専用ディスペンサー、
設置スペースが半分の小型機を開発!
〜2011年は新規お取扱い店1,000店舗以上を目標〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、新しいビールの楽しみ方として、“氷点下のスーパードライ”をお飲みいただく「エクストラコールド」という飲み方をご提案しています。通常飲食店でお飲みいただいているビールの温度は4℃から8℃程度といわれていますが、-2℃〜0℃の氷点下でお飲みいただく『スーパードライ』では、特に20代の若い層を中心に、ブランドの特長である「味のキレ」「シャープさ」「のどごし」などを強くお感じになる方が多いことが明らかになりました。
(アサヒビール調べ)
「エクストラコールド」は、昨年の本格展開開始以降、“氷点下のスーパードライ”という新しい楽しみ方がご支持を頂戴し、記録的な猛暑も後押しし、大きな話題となりました。それとともに「エクストラコールド」について、お客様からのご要望や飲食店様からのお問合せも増加し、2010年に専用ディスペンサーを新規で設置いただいた飲食店様は 当初の年間展開目標300店の2倍以上となる633店となりました。
アサヒビール(株)では、お客様や飲食店様の声にお応えし、さらに幅広く、より多くのお客様に“氷点下のスーパードライ”をご愛飲いただくため、専用ディスペンサーの設置に必要な条件の軽減化に取組んできた結果、従来必要であった設置スペースの半分で設置できる省スペース型ディスペンサーの開発に成功。本年6月より本格展開を開始し、1,000店舗以上の新規導入を目指してまいります。
■ 一般的な樽生ビールディスペンサーの構造について
一般的な瞬間冷却式の樽生ビールディスペンサーは、水槽内の蓄氷により冷却された水を攪拌し、冷却コイルと効率的に接触させ 熱交換を行う事により、ビールを冷却しています。
(右図参照)
■従来の「エクストラコールド」専用ディスペンサーについて目的の温度において蓄氷が可能となる正確な凝固点の不凍液を使用することにより、氷点下の連続注ぎ出しを可能としております。(ビールの注ぎ口となる専用のドラフトタワーも、同様の不凍液を使用し、タワー全体を凍結させています)
また、攪拌するための攪拌翼の形状に工夫を施すなど、機器内の冷却効率を徹底的に追求するとともに、2台の「エクストラコールド」専用ディスペンサーを用いて「二段階 冷却」を行うことにより、安定して氷点下のビールを注ぎ出すことが可能となりました。
■省スペース型の「エクストラコールド」専用ディスペンサーについて
今般、従来の「エクストラコールド」専用ディスペンサーをさらに進化させ、新たにコンパクトな2次冷却機「C3Unit」を採用することで「二段階冷却」の工程を改善。今まで4台使用していた「エクストラコールド」専用ディスペンサーを2台に減らすことで、従来設置に必要であったスペースを半分とすることに成功しました。(下図参照)
これにより、設置スペースなどの問題で今まで「エクストラコールド」専用ディスペ
ンサーを設置できなかった業態や店舗への導入が可能になるため、本年の新規導入は、前年比150%以上となる1,000店舗以上を目指してまいります。