ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
2011年『アサヒスーパードライ』ブランド戦略
〜“氷点下のスーパードライ”で好評の「エクストラコールド」を拡大展開〜
〜「鮮度実感パック」刷新、「できたて工場直送プレミアムギフト」新発売〜
〜20〜30代向けに「スリムボトル」リニューアル発売と音楽イベントを開催〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、2010年ビール課税出荷数量において過去最高シェアを更新し、占有率50.6%となっています。その牽引役を担う主力ブランド『アサヒスーパードライ』は、2010年、より幅広い層のお客様との絆づくりをテーマに「エクストラコールド」をはじめとした新価値のご提案を実施いたしました。その結果、20-30代や女性など新しいお客様層の獲得につながり、最盛期6-9月には10年ぶりに4ヵ月連続で前年実績を上回るなど好調に推移。『スーパードライ』発売3年目の1989年以来、22年連続で年間販売数量1億箱を突破いたしました。
本年はたいへんご好評をいただいている「エクストラコールド」のさらなる浸透・定着を図るとともに、『スーパードライ』の原点ともいえる「鮮度」という価値に再度着目し、一層のブランド価値向上と、より多くのお客様との絆づくりを目指し、“おいしい『スーパードライ』の提供”にこだわった施策を積極的に展開してまいります。
■ 進化した「エクストラコールド」の拡大展開
アサヒビール(株)は、新しいビールの楽しみ方として、“氷点下のスーパードライ”をお飲みいただく「エクストラコールド」という飲み方をご提案しています。通常飲食店でお飲みいただいているビールの温度は4℃から8℃程度といわれていますが、-2℃〜0℃の氷点下でお飲みいただく 『スーパードライ』では、特に20代の若い層を中心に、ブランドの特長である「味のキレ」「シャープさ」「のどごし」などを強くお感じになる方が多いことが明らかになりました。(アサヒビール調べ)
本年はさらに進化した「エクストラコールド」を業務用・家庭用の両市場において拡大展開し、幅広いお客様に対し、認知アップとさらなる浸透・定着を図っていきます。
業務用では、省スペースな小型タイプの「エクストラコールド」専用ディスペンサーの開発に成功。ディスペンサーの設置に必要なスペースが従来の半分以下となり、6月以降、さらに幅広い業態・店舗への導入をご提案してまいります。本年は新規導入1,000店舗を見込んでいます。
また、昨年、東京銀座に期間限定でオープンした「エクストラコールド」の情報発信拠点「スーパードライ エクストラコールドBAR」は、連日お店の前に長蛇の列ができるほどのご好評を頂戴し、当初目標のご来店お客様数10,000名の4倍にもなる約40,000名のお客様にご来店いただきました。本年はさらに多くのお客様に「エクストラコールド」を体験いただけるよう、東京に加え、全国でも有数の大都市である大阪、名古屋と拠点を増やして展開いたします。オープン期間中のご来場者は合計8万名以上を見込んでいます。
■ 「できたて工場直送プレミアムギフト」と新「鮮度実感パック」
ビールの“鮮度”にこだわった商品展開として、製造後3日以内に出荷した『スーパードライ』をお届けする『できたて工場直送プレミアムギフト』を本年の中元期に向け新発売。また、毎月一度、製造後3日以内に工場から出荷した『スーパードライ』を店頭までお届けする『鮮度実感パック』を3月25日にリニューアル発売いたします。
『できたて工場直送 プレミアムギフト』は、製造後3日以内の『スーパードライ』を工場から出荷し、ビール好きなお客様に“鮮度がいい”できたてのおいしさを実感いただくことを目的とした、正に“特別なスーパードライ”のギフトです。
また、毎月一度、製造後3日以内に工場から出荷した商品を店頭までお届けし、ご好評を頂戴している『鮮度実感パック』も、“鮮度”にこだわった商品であることをイメージしやすいよう、「数量限定」「3日以内工場出荷」とパッケージに大きく記載したデザインでリニューアル発売します。
※本年7〜8月に予定しておりました音楽イベントは、 東日本大震災の影響により開催を中止させていただきました。 |
■ スリムボトルのデザインリニューアルと音楽イベント
2007年3月に新発売して以来、斬新でスタイリッシュなデザインと持ちやすいロングネック形状が20代から30代のお客様を中心にご好評をいただいている『アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml』を3月15日よりリニューアル発売します。
スリムボトル缶は、ロングネック形状のアルミ製ボトルで、スタイリッシュやアクティブといった印象を想起させる、その容器形状やデザインが20〜30代のお客様からご支持を頂戴しています。今回、お客様にご評価いただいている現行のデザインは活かしつつ、店頭で商品が一層引き立つようベースカラーを明るくリニューアルいたしました。
また、20〜30代のお客様へ『スリムボトル缶350ml』の浸透とブランドイメージ向上を図るため、昨年に引き続き、「音楽ライブ」によるコミュニケーションを展開します。
具体的には、『スリムボトル缶350ml』をスタイリッシュでアクティブに楽しんでいただく「音楽イベント」を都内にて7〜8月の期間で開催していく予定です。
詳細については、決定次第あらためてご案内いたします。
■ 「うまい!を明日へ!」プロジェクト
「うまい!を明日へ!」プロジェクトは、売上の一部を都道府県ごとに設定した、自然や環境などの保護・保全活動に役立てていただくもので、2009年春の実施以来、多くのお客様のご支持を頂戴し、過去4回累計の寄付金総額は、15億887万4,176円となっております。
2年間にわたり継続展開してきたことから、環境意識の高いお客様を中心に浸透し、認知度も上がってまいりました。本プロジェクトは、2011年につきましても、これまで展開してきた内容をさらに進化させて引き続き展開する予定です。詳細については、決定次第あらためてご案内いたします。
■ 樽生ビールの「品質向上」「飲食店様サポート」施策
アサヒビール(株)では、「エクストラコールド」専用ディスペンサーのほかにも『スーパードライ』の樽生ビールの品質を向上させ、飲食店様のご商売をサポートする様々な「樽生ビールお役立ち器具」を独自に開発し、テスト展開を実施しております。今後は、本年の最盛期を目途に飲食店様へ本格導入をおこない、10,000店を目標に展開を進めていきます。アサヒビール(株)では、これらの業務用器具の本格導入・展開を通じて、より鮮度と品質にこだわった、おいしい『スーパードライ』を提供してまいります。
・ | 「ハッピーエンド君」 |
電子制御によりビール樽内のビールが空になる際の強い噴出しによるロスを防ぎ、スポンジ通し洗浄を可能とした「樽生ビールお役立ち器具」。飲食店様の利益率改善をサポートし、樽生ビールの品質向上に貢献いたします。 | |
・ | 「オートケグチェンジャー」 |
あらかじめ2本のビール樽をつなぎ、一方の樽が空になった時に新しい樽への交換作業を自動でおこなう「樽生ビールお役立ち器具」。飲食店様の利益率改善をサポートし、オペレーションの効率化に貢献いたします。 |
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・ | アサヒオリジナル「ドラフトコック」・「ディスペンスヘッド」 |
「うまい!樽生」ビールのご提供に欠かせないビールディスペンサーの洗浄を手間なくできる「樽生ビールお役立ち器具」。飲食店様の自主的なディスペンサー洗浄作業をサポートし、樽生ビールの品質向上に貢献いたします。 |
■ 「アサヒスーパードライの販売実績推移」(単位:万箱・1箱は大びん換算)
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■参考:2010年『スーパードライ』トピックス
発売3年目の1989年以来、22年連続して年間販売数量1億箱を突破。
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発売以来の累計販売数量は、31億箱(3,924.6万キロリットル)を突破。
(「東京ドーム」に換算すると、31杯以上となります) -
2010年は、『スーパードライ』の好調な推移などにより、ビールにおけるシェアが 3年連続でアップし、50.6%と過去最高の占有率となっています。