ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
ニッカ・ブランドのウイスキー、海外でも躍進!
欧州向けウイスキー輸出数量の年間目標25,000箱(※1)を早くも9月で達成、
33,000箱に上方修正
〜国際的ウイスキーコンクールでの高評価等により、ジャパニーズウイスキーが人気に〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、グループ会社のニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 中川圭一)が製造するウイスキーの輸出を2006年に「メゾン・ド・ウイスキー」と直接販売契約を締結したことを機に欧州市場に向けて本格展開してきました。
近年、海外でジャパニーズウイスキーが高く評価されていることから、本年もニッカ・ブランドはフランス・イギリスを中心に大変好調に推移しています。本年、第3四半期終了時点(9月末)で、本年の欧州市場への輸出数量の年間目標である25,000箱(※)を達成したことから、年間目標を33,000箱に上方修正します。2006年の実績が5,000箱であったのに対し、6倍以上の規模に成長したことになります。
現在、アサヒビール(株)は、欧州全域に販売網をもつ有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」(本社所在:フランス・パリ)と直接販売契約を結んでおり、同社の販売網を介して欧州とその周辺国を含めた30か国への輸出・販売を行なっています。取り扱いアイテムは、「シングルモルト余市」や「シングルモルト宮城峡」、「竹鶴ピュアモルト」「フロム・ザ・バレル」「オールモルト」などです。
ニッカ・ブランドのウイスキーは、国際的なウイスキーコンクールWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)やISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)などで高い評価を受けていることで、海外のお客様の認知が高まっています。
近年では、「竹鶴21年ピュアモルト」がWWAのブレンデッドウイスキー部門で2007年・2009年・2010年と2年連続3回の世界最高賞を受賞したことをはじめ、ISCでも2009年に世界最高賞を受賞、さらに2010年ISCにおいても「竹鶴21年ピュアモルト」「シングルモルト余市15年」「シングルモルト宮城峡12年」が金賞を受賞しています。
ジャパニーズウイスキーが好調に推移している背景には、欧州では長い歴史の中でウイスキーが生活文化に根ざしているうえに、ジャパニーズウイスキーの品質の高さや、独自の製法に興味をもたれていること、洗練されたラベルデザインやパッケージなどが受け入れられていることなどがあげられます。ジャパニーズウイスキーはプレミアムウイスキーとして認知されており、カテゴリーが確立されつつあります。
アサヒビール(株)は、「メゾン・ド・ウイスキー」との連携を深め、ニッカ・ブランドの拡販のために、ニッカ・アンバサダーを設置し、バーテンダー向けコンクールやウイスキーセミナーを実施するなど、欧州各国にあわせたマーケティング戦略を立案し、販促活動を展開しています。
そうした取り組みにより、本年6月には、フランスに約400店舗を展開する酒専門チェーン店「ニコラ」において、「シングルモルト余市」「シングルモルト宮城峡」が定番商品として取り扱われることになり、さらに同月、大手スーパーマーケット「カルフール」「カジノ」「オーシャン」「マルシェ」にて、「竹鶴12年」の採用が確定しました。
独自の歴史と製法にもとづいたニッカ・ブランドのウイスキーは、ジャパニーズプレミアムウイスキーとして認知が高まっており、今後さらに市場を開拓していきたいと考えています。
■ニッカ製品の欧州向け輸出実績(実箱数)
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