ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
小学生の環境体験学習会『アサヒ森の子塾2010』を開催
〜国際的な森林教育プログラム「LEAF※」を導入〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、環境活動を積極的に推進していく人材を育成する環境教育活動の一環として、社有林「アサヒの森」(広島県庄原市・三次市)での環境体験学習会『アサヒ森の子塾2010』を10月8日(金)に広島県庄原市立庄原小学校と庄原市立峰田小学校の生徒を対象に実施します。今回も昨年同様、国際的な森林環境教育プログラムである「LEAF※」の一部を導入し、人間と自然の相互作用を理解することをテーマにした授業を実施します。
■『アサヒ森の子塾』とは
アサヒビールが広島県庄原市と三次市に所有する山林「アサヒの森」の甲野村山地区を会場に、地元の子どもたちに森の中での自然体験を通じて、二酸化炭素吸収など森林の果たしている役割を実感し、環境保全の大切さについて学んでいただくものです。開催するにあたっては、林野庁広島北部森林管理署などの協力を得ています。
2006年10月に初めて開催してから、2009年末までに5回開催しており今回で6回目となります。
■開催内容について
今回の『アサヒ森の子塾2010』では、昨年同様、国際的な森林環境教育プログラムである「LEAF※」の一部を導入し、人間と自然の相互作用を理解することをテーマにした授業を実施します。生徒たちから身の周りの木製品を発表してもらうなど、森林製品について考え、森からの恵みの大切さを学んでいただきます。
また、地元で採れた素材を使用し薪を利用したピザ焼き体験を通じて、木質バイオマス燃料と化石燃料との地球環境への影響の違いなどについて理解を深めます。
このほかにも林野庁広島北部森林管理署による紙芝居「森林(やま)からの贈り物」や森林内での活動などを通じて、二酸化炭素吸収や水源の涵養など森林のさまざまな機能を実感し学んでいただきます。
アサヒビールは、本年3月にグループ全体での環境保全活動を強化すべく『環境ビジョン2020』を策定し、「自然の恵みの啓発」を主要なテーマの1つに掲げ、環境教育・啓発活動など環境への取り組みを積極的に実施しています。小学生を対象とした熊本県の風力発電所を舞台とする『風の子塾』や、高校生を対象とした環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』などを通じ、今後も次代を担う学生や子どもたちを対象に環境教育・啓発活動に取り組んでいきます。
※「LEAF」(Learning About Forests)とは
・ | 1983年に北欧で開発された森林環境教育をもとにつくられたプログラムで、野外森林教育を通じて、子どもたちの環境意識の向上と環境教育に関わる教師の育成を目的としています。 |
・ | 2000年には、環境教育プログラムを通じて持続可能な発展を目指す国際団体であり、世界最大規模の環境NGO団体である国際環境教育基金(FEE)のプログラムのひとつになっており、世界14ヵ国と本プログラムに賛同しているさまざまな協力団体によって実施されています。 |
・ | アサヒビールは、本プログラムの趣旨に賛同し日本国内における普及を促進していくため、日本語版プログラム事例集の作成に協力しました。巻末の「LEAFプログラム実践例」には、昨年実施した『アサヒ森の子塾2009』が、写真や小学生が実際に描いたイラストともに紹介されています。 |
【『アサヒ森の子塾2010』概要】
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