当社は、昨年12月に発表した「中期経営計画2012」の方針に掲げる「国内酒類事業における収益構造改革」をスピードを上げて推進するべく、工場再編成を実施します。
　再編成対象となる工場は、西宮工場（兵庫県西宮市）で、吹田工場が西宮工場の機能を統合し、国内におけるビール類新生産体制をスタートさせます。
　この新生産体制により、国内全工場における生産効率も大幅に向上するため、「中期経営計画2012」の目標を大幅に上回る収益構造の改善が期待できます。新生産体制後のコストダウン効果は、年間約45億円を予定しています。

１．西宮工場について

・	2011年8月末をもって、製造を終了し、機能を吹田工場へ移管する。
・	約130人の社員については、アサヒビール（グループ含む）工場を中心に配置転換を実施する。
・	製造終了後の西宮工場跡地の活用方法については、今後検討を進めていく。
・	本件に係わる特別損失額の約205億円は、2010年度決算にて計上予定。

２．吹田工場について

・	2011年9月、吹田工場に西宮工場の機能を統合し、大規模消費エリアである関西圏を 中心とする地域への供給拠点とする。

　なお、今回の工場再編成における通期業績予想につきましては、本日付で別途開示の「特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ」をご参照ください。

※参考）再編成対象工場の概要

　

西宮工場　 吹田工場 所在地 兵庫県西宮市 津門大塚町11-52 大阪府吹田市 西の庄町1-45 操業開始 1927年10月 1891年10月 工場長 竹本　秀明 金谷　高義 社員数 約130名 約140名 年間生産量 約2,730万箱 約2,380万箱 主な製造品種 スーパードライ、クリアアサヒ、 スタイルフリー、ストロングオフなど スーパードライ、クリアアサヒ、麦搾りなど 敷地面積 約185,000㎡ 約161,000㎡ 出荷エリア 大阪、兵庫、広島、岡山、 和歌山、鳥取、島根 滋賀、京都、大阪、奈良、 鳥取、島根