ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
アサヒビール×ハート・アート・おかやま
「しらいし島影絵 −船が織りなすものがたり−」開催
アーティストと白石島の住民が、みんなでつくった影絵の発表会
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、NPO法人ハート・アート・おかやま(所在 岡山県岡山市、代表 田野智子)と共催で、影絵公演アサヒビール×ハート・アート・おかやま「しらいし島影絵 −船が織りなすものがたり−」を、9月25日(土)に、笠岡市白石公民館(岡山県笠岡市・白石島)にて開催します。
アサヒビール(株)は、「未来(=未来文化の創造)」・「市民(=市民と芸術の橋渡し)」・「地域(=地域資源の再生、地域に根差した独創的な活動)」を基本コンセプトとして、企業資源を活用し、メセナ活動を推進しています。特に、毎年夏に開催している「アサヒ・アート・フェスティバル」は、アサヒビールのメセナ活動の集大成として2002年より全国のアートNPOや市民グループと協働で展開しており、全国各地で様々なアートによる地域の再生を目指しています。
今回は、アサヒ・アート・フェスティバルの参加団体のひとつであるNPO法人ハート・アート・おかやまとの協働企画として、地域に根差したアートプロジェクトの実践、独創的な文化発信に取り組みます。
本プログラムでは、インドネシアの伝統的な影絵をもとにした新しい影絵パフォーマンス「ワヤン・リストリック」をお楽しみいただきます。「ワヤン・リストリック」とは、影絵師、音楽家、人形師らが共同で制作するもので、今回は、白石島の住民たちとこの手法を用いて共同制作したオリジナル作品を発表します。
アーティストグループ「ウロツテノヤ子バヤンガンズ」が、白石島に滞在する中で、白石踊りや桑茶つくり、子どもたちとのワークショップなどから様々な刺激を受け、白石島オリジナルの物語をつくり、島の子どもたちと共同制作した影絵作品を子どもたちとともに発表します。
「ウロツテノヤ子バヤンガンズ」は、自らの作品制作だけでなく、様々な地域で、その土地の物語や音楽などの素材を活かして、その土地ならではの影絵作品を地元の方々と制作し、地域社会づくりも視野に入れた活動をしています。
また、本プログラムは、白石島の方たちとハート・アート・おかやまが協働で9月24日から9月26日まで開催する「白石島文化祭」の一環として開催します。地元の方たちと一体となって開催することで、地域とのつながりをいっそう深めていきます。
アサヒビール(株)は、この活動を通して創造性に富んだ豊かな社会文化の構築に役立ち、一人でも多くの方々にアートとふれあう機会が生まれることを期待しています。
【しらいし島影絵 公演概要】
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【ウロツテノヤ子バヤンガンズ プロフィール】
2002年にバリ舞踊家小谷野哲郎の呼びかけにより日本唯一のプロのパリ・ガムラン・グループとして結成された「ウロツテノヤ子」が、バリ伝統舞踊や芝居を取り入れて総合的なバリ芸能グループとして発展してきた中、2006年に代表の小谷野がAsian Cultural Councilの助成により渡米し、サンフランシスコの演出家ラリー・リードに影絵の手法を学んだことをきっかけとして、帰国後影絵を取り入れた作品を制作するようになる。元々バリの伝統的影絵を学んで「Shadow Light Productions」を設立したラリー・リードとその後もやり取りを繰り返しつつ影絵作品を制作、他団体にも影絵を提供することで影絵の可能性の大きさを実感し、2009年より独立したユニット「ウロツテノヤ子バヤンガンズ」として活動を開始するに至る。
「バヤンガンズ」名義としては、2008年にバリの芸能団「スダマニ」と共に日本ツアー、福岡アジア美術館で影絵公演およびワークショップなどを行った他、2009年には高知県立美術館での影絵公演およびワークショップ、東京大久保「MUROJ』でのワークショップ、世田谷ものづくり学校I I D でのワークショップ、バリの芸能団「スダマニ」と共に東京、京都、名古屋で影絵公演などを開催、いずれもその反響の大きさに驚くと共に益々の可能性の広がりを感じている。
【島の文化祭 全体概要】
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【白石島文化祭に関するお問い合わせ】
NPO法人ハート・アート・おかやま TEL:050-3103-4289
【本リリースに関するお問い合わせ】
アサヒビール株式会社 岡山支社 TEL:086-224-7108
アサヒビール株式会社 社会環境推進部 TEL:03-5608-5195