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アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
家庭でのエコ対策は「節電」がトップ
エコ対策は家計の節約にもつながり一石二鳥
〜アサヒビール(株) お客様生活文化研究所が調査を実施〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)のアサヒビールお客様生活文化研究所は、6月23日(水)〜6月29日(火)にインターネットで、「家庭におけるエコライフ」に関する意識調査を実施し、4,334人の有効回答を得ました。その結果から、下記のような傾向があることが分かりました。
■ 家庭で重視しているエコ対策は、「節電」が1位 |
■ 家庭内での具体的なエコ対策は、「節電」と「節水」に関する取り組みを実践 |
■ 外出時のエコ対策では、「エコバッグの持参」が1位 |
■ エコ対策は、「家計の節約にもつながり一石二鳥」と感じている |
■ エコ対策の自己採点は、平均58.9点。50〜70点台が全体の6割以上 |
Q.エコに関して、家庭で重視していることは?(1つ選択)
⇒1位は「節電」で全体の半数以上。夏場に向けても「節電」に対する意識が徐々に高まっている
「CO2の削減を考えると、一番効果がありそうなので」(男性50代)、「簡単に節約が実践できるから」(女性30代)など、地球温暖化対策や、節約としての手軽さを期待し、「節電」(51.5%)が全体の半数以上を占めました。
「扇風機やエアコンなどの利用度が高くなることが予想されるので、節電を重視する」(女性50代)という声が目立ち、夏場に向けても「節電」に対する意識が徐々に高まっていることがうかがえます。
2位は「節水」(17.1%)、3位に「再利用(リサイクル)」(13.1%)、4位に「家庭ごみの処分」(13.0%)が続きました。
Q.「家庭内」で実践しているエコ対策は?(複数選択)
⇒「節電」「節水」に関する取り組みを実践
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■家電の「付けっぱなし」「待機電力」防止で省エネ対策に取り組む
最も回答が多かったのは「部屋から離れる時は部屋の照明やテレビをこまめに消す」(74.4%)でした。同様7位にも「家電の待機電力を抑えるため使用時以外、なるべく主電源を切る(プラグを抜く)」(44.8%)が挙げられ、「待機電力」のカットに至るまで、省エネ対策に取り組む様子がうかがえます。
さらに3位に「季節に合った服装に気を遣い、極力エアコンを利用しない」(55.3%)、6位に「エアコンの設定温度を季節によって上手にコントロールしている」(46.6%)、10位にも「暖房便座の設定温度は季節で調整している(使わないときはふたをしている)」(37.0%)が挙げられ、気温や季節の変化に伴って、家電の利用頻度や温度設定にも注意を払っているご家庭が多いようです。
■「歯磨き」「シャワー」「洗濯」など、水道の開閉や流量調整に注意を払う
2位は「歯磨き時、シャワー時に水道をこまめに止めている」(57.5%)でした。起床時の「洗顔」、食事後の「歯磨き」「食器洗い」、就寝前の「シャワー」など、水道の開閉や流量の調整に気を付けているという声が多数寄せられました。同様4位に「風呂の残り湯を洗濯などに再利用する」(53.0%)。5位にも「洗濯物のまとめ洗いをしている」(48.8%)があげられ、水の二次利用や効率的な使用法など、「節水」に対する意識は「生活の知恵」として定着していることがうかがえます。
Q.「外出時・買い物時」に実践しているエコ対策は?(複数選択)
⇒「エコバッグの持参」が1位。使い捨て社会を見直す動き
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最も回答が多かったのは「スーパー、コンビニのレジ袋は断り、エコバッグを持参するようにしている」(73.9%)でした。買い物時に「レジ袋」の受け取りを断るという声が多数寄せられました。「エコバッグで精算時2円引きにもなるので」(女性40代)など、最近では、レジ袋辞退で割引サービスを実施するスーパーマーケット(販売店)も増え、消費者にとっては「エコ」と「節約」を両立できる対策となっているようです。同様2位に「詰め替えるタイプの商品を購入している」(72.5%)、4位に「水筒を持ち歩くようにしている」(40.5%)、8位にも「ゴミの出る過剰包装の商品は購入しないようにしている」(26.4%)があげられ、過剰包装や、使い捨て社会を見直す動きが浸透してきていることがうかがえます。
Q.現在の「エコ対策」に対して、正直、皆さんが感じることは?(複数回答)
⇒「家計の節約にもつながり一石二鳥」が1位
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最も回答が多かったのは「家計の節約にもつながり一石二鳥で良い」(50.9%)でした。我慢ばかりの倹約生活ではなかなか続かないものの、「エコ」という要素が加わることで苦なく省エネ対策に踏み切れるという声が多数寄せられました。同様4位に「一見面倒なエコ対策も習慣化すると、案外、楽しい」(27.1%)、7位にも「エコ対策をもっとオシャレ&スマートに生活の中に取り入れたい」(20.7%)があげられ、「エコ」は物事をプラス思考に変えさせる「ファッション性」や「エンターテイメント性」を持ったキーワードと言えそうです。
そのほか、2位に「他人はどうであれ、自分だけでもしっかりと対策したい」(31.3%)、5位に「家計が辛いが、環境は大切にしたい」(22.0%)、9位にも「快適な生活よりも、多少不便でも環境を重視するべき」(12.8%)が挙げられ、昨今のエコ型社会に向けた取り組みに前向きな考えを持つ人が多いことがうかがえます。
Q.あなたのエコ度は、ズバリ何点ですか?
⇒平均は58.9点。50〜70点台が全体の6割以上を占める
自分の「エコ度」を100点満点で自己採点いただきました。点数の合計を回答人数で割った平均点は「58.9点」でした。
「50点。家庭でできるエコ活動はしているが、マイ箸持ち歩きや車に乗らない生活は難しい」(女性30代)など、最も回答が多かったのは「50〜59点」(24.4%)。さらに「エコバッグ持参やこまめに電気を消すなど、だいぶ日々の生活に定着してきたが、もうワンランク上まで進めていない。エコ家電(購入)など大掛かりなものは、初期費用がかかるので」(女性20代)など、「60〜69点」が22.4%。「70〜79点」という声は19.3%を数え、「50〜70点台」が全体の6割以上を占めました。
現在の生活レベルの中で「出来ること」「出来ないこと」を取捨選択したときに、多くのご家庭では、エコ意識の高まりにより、「エコ活動には貢献しているものの、パーフェクトではない」と自分に厳しく控えめな自己評価を下す声が目立ちました。
【調査概要】
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【本調査に関するお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」
http://www.hapiken.jp)