ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
アサヒビールの樽切れビールストッパー
『ハッピーエンド君』が「第34回木下賞」を受賞
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、樽切れビールストッパー『ハッピーエンド君』の開発により、社団法人日本包装技術協会の「第34回木下賞 改善合理化部門」を受賞し、平成22年5月26日(水)に、東京會舘(所在 東京都千代田区)において表彰式が開催されました。
■「木下賞」について
「木下賞」は、社団法人日本包装技術協会第二代会長 故 木下又三郎氏の包装界に対する多年の功績を記念して創設された表彰事業です。研究開発部門(包装の研究・開発に属するもの)、改善合理化部門(包装の改善・合理化に属するもの)、新規創出部門(包装の新規分野創出に属するもの)の3部門があり、書類審査およびヒアリング審査を経て、原則1部門1点が表彰されます。
アサヒビール(株)が木下賞を受賞するのは、第16回の『擦り傷対策大瓶』、第30回の『感性工学手法による、あけ易く、飲み易く、注ぎ易い缶蓋』、第32回の『加圧殺菌方式を用いた、高ガスボリューム缶製品の製造方法』に続き、今回で4回目です。
■『ハッピーエンド君』について
『ハッピーエンド君』とは、旭光電機株式会社(本社 兵庫県、社長 畠田忠彦)と共同で開発したもので、電子制御により従来の樽生容器内のビールが空になる際の強い噴出しによる樽生ビールのロスを防ぐとともに、樽生ディスペンサーのビールホースの汚れを検知し、洗浄を定期的に実施しない場合などに「洗浄警告」を促すことを可能とした、業界初の樽生ビール機器です。2009年12月から全国で本格展開を開始し、2010年4月時点で約1,000店の飲食店に設置。飲食店からは感謝の声が多数よせられています。
今回の受賞は、光センサーによりビールホース中の通液及び空液状態を独自の判定制御ソフトで検知し、樽生ディスペンサーの注ぎ口から泡が噴出する前にビールの流れを止めることで、樽生ビールロスが低減される点、また、従来品では実現できなかった、生ビール品質の確保に欠かせないスポンジ通し洗浄を可能とした点が評価されたものです。
アサヒビール(株)は、飲食店がお客様に美味しい樽生ビールを提供していただくことを目指し、アサヒビールが掲げる「うまい!樽生」の5原則を飲食店に徹底していただく活動を展開しています。こうした活動とともに、利便性や効率性の高い樽生ディスペンサーの開発を強化していくことで、今後もお客様の満足を追求していきます。