2010年05月25日
アサヒビール株式会社
2010年国連国際生物多様性年記念
アサヒビール環境文化講座 特別シンポジウム
「自然の恵みを明日へ」開催のお知らせ
養老孟司氏による基調講演
および
渡邉綱男氏、白山義久氏、あん・まくどなるど氏 らによるパネルディスカッション
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 泉谷直木)は、2010年国連国際生物多様性年を記念し、アサヒビール環境文化講座特別シンポジウム「自然の恵みを明日へ」を、京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール(京都市左京区)において、7月25日(日)に開催します。
今回の講座は、養老孟司氏による基調講演と、パネルディスカッションの二部構成となっています。この講座への参加者500名様を募集します。
地球上の生物種の絶滅スピードは加速していて、日本の生物多様性も危機に瀕していると言われています。今回の講座は、参加者の皆様とともに、生物多様性や自然からの恵みについて学び、豊かな自然環境を未来へつないでいくために何ができるのかを考えることを目的としています。
■養老孟司氏による基調講演『虫から学ぶ生物多様性』
生物多様性の保全活動に尽力されている養老孟司氏(解剖学者)に、『虫から学ぶ生物多様性』をテーマに講演をしていただきます。
※養老孟司氏には、パネルディスカッションにも参加いただきます。
■パネルディスカッション『豊かな自然環境を未来へつなぐために』
パネルディスカッションでは、パネリストに渡邉綱男氏(環境省自然環境担当審議官)、白山義久氏(京都大学フィールド科学教育研究センター長)、あん・まくどなるど氏(国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長)、コーディネーターに岡島成行氏(社団法人日本環境教育フォーラム理事長)をお招きし、『豊かな自然環境を未来へつなぐために』をテーマに、生物多様性や自然からの恵みについて考えながら、私たちに何ができるのかを考えます。
アサヒビールは、本年3月に酒類業界では初となる「生物多様性宣言」を策定し、豊かな自然の恵みを守り、育み、次世代へ伝える活動を展開しています。アサヒビール環境文化講座は、「自然の恵みを明日へ」をテーマに、受講者の皆様とともに環境問題を身近に考え、持続可能な社会作りを目指していくものです。2002年10月より開催を始め、これまでに48回の講座を開催し、のべ約8,000名の方々に参加いただいています。
アサヒビール環境文化講座
特別シンポジウム「自然の恵みを明日へ」 概要
タイトル |
アサヒビール環境文化講座 特別シンポジウム「自然の恵みを明日へ」
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日時 |
7月25日(日)13:30〜16:30 |
場所 |
京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール
住所:京都府京都市左京区吉田本町 京都大学本部構内正門正面
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参加費 |
無料(事前の申し込みが必要) |
定員 |
500名様 |
スケジュール |
13:30〜13:35 13:35〜13:50
13:50〜14:40
14:40〜14:50 14:50〜16:20
16:30
主催者挨拶 アサヒビール(株)常務執行役員 谷野政文 環境省挨拶『COP10に向けた環境省の取り組み』 環境省自然環境担当審議官 渡邉綱男氏
基調講演『虫から学ぶ生物多様性』 養老孟司氏 ※パネルディスカッションにも参加いただきます。 休憩 パネルディスカッション 『豊かな自然環境を未来へつなぐために』 <パネリスト> 渡邉綱男氏 白山義久氏 あん・まくどなるど氏 <コーディネーター> 岡島成行氏 終了予定
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応募方法 |
住所、氏名、年齢、電話番号(連絡先)、希望人数(2名まで)を明記のうえ、往復ハガキで応募。
Webサイトからの応募も可能(以下Webサイトからインターネットから応募をクリック)。
http://www.asahibeer.co.jp/csr/eco/seminar/index.html
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応募先 |
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-22 ノア渋谷パートU601号CAN内
アサヒビール環境文化講座(7/25)係
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応募締切 |
7月7日(水)到着分まで |
発表 |
当選者には、当選ハガキの発送、もしくはEメールにてお知らせ。 |
基調講演『虫から学ぶ生物多様性』 |
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養老 孟司 氏(解剖学者) 1937年鎌倉市生まれ。神奈川県鎌倉市出身。1962年東京大学医学部卒業。 医学博士。1981年より東京大学医学部教授(1995年退官)。 1996年から北里大学教授(2003年退職)。東京大学名誉教授。 主な著作に「バカの壁」(新潮社)、「脳と自然と日本」(白日社)、「虫捕る子だけが生き残る」(小学館)など多数。 |
パネルディスカッション『豊かな自然環境を未来へつなぐために』 |
パネリスト
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渡邉 綱男 氏(環境省自然環境担当審議官) 1956年東京生まれ。東京大学農学部(森林風致計画学研究室)卒業後、環境庁に入庁。2001年、生物多様性企画官として環境省で「新・生物多様性国家戦略」づくりを担当。現在、自然環境担当審議官。生物多様性条約COP10(国連地球生きもの会議)の準備をはじめ、国内・国際両面から生物多様性に関する政策の展開にあたる。 |
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白山 義久 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター長) 海洋生物学、特に小型底生生物学を専門分野とし、日本では、まだあまり進んでいないメイオベントスの研究を通して環境変動を評価できないかなど、あらゆる可能性を追求している。海洋生物多様性の解明と保全にも積極的に取り組んでおり、5月に開催された生物多様性条約科学技術助言補助機関会合にも参加した。 |
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あん・まくどなるど 氏
(国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長)
カナダ出身。ブリティッシュ・コロンビア大学東洋学部日本語科卒業。現在、国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長。ほかに、県立宮城大学客員教授などもつとめる。2010年より「地球いきもの応援団」メンバー。高校・大学時代に日本に留学経験あり。 |
コーディネーター
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岡島 成行 氏(社団法人日本環境教育フォーラム理事長) 1944年神奈川県生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科卒業。1969年読売新聞社入社、1980年から環境問題専門記者となる。1988年国連環境計画「グローバル500賞」受賞。1999年環境ジャーナリストとして独立、環境教育の普及活動に取り組む。現在、大妻女子大学教授(環境メディア論)、社団法人日本環境教育フォーラム理事長、NPO法人自然体験活動推進協議会副会長など。 |
主催 |
アサヒビール株式会社、社団法人日本環境教育フォーラム |
共催 |
京都大学フィールド科学教育研究センター |
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【本件に関するお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 社会環境推進部 電話:03-5608-5195 FAX:03-5608-5201
受付時間 9:00〜17:30(土・日・祝を除く)