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ニュースリリース

アサヒビール株式会社のニュースリリース

ニュースリリース2010年

2010年03月11日
アサヒビール株式会社

伸長する芋焼酎市場の中で、家庭用芋焼酎のメインブランドを目指す
『芋焼酎かのか 黒麹仕込み』リニューアル発売
〜芋焼酎ブームとともに増えた“新しい芋焼酎ユーザー”のニーズを反映した、
より“飲みやすく後味の良い香味”を実現〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、焼酎の主力ブランド「かのか」シリーズの中の『芋焼酎かのか 黒麹仕込み』(紙パック1800ml・900ml、ペットボトル220ml)の味わいとパッケージをリニューアルして発売します。3月中旬製造分より順次、既存商品から切り替えます。

 

『芋焼酎かのか 黒麹仕込み』リニューアルのポイント
芋焼酎ブームとともに近年増えている“新しい芋焼酎ユーザー”の求める味わいを追求し、より“飲みやすく後味の良い香味”を目指しました。ブレンド技術を駆使し、原酒の種類と配合比率を見直すことにより、従来の香りよくまろやかな味わいに加え、すっきりと軽やかな後味を両立させました。
パッケージデザインは、背景に黒麹をイメージさせる黒色の部分を増やし、さらに赤のアクセントと金のラインを組み合わせることで、より高級感と洗練されたイメージを訴求しました。「かのか」のブランドロゴは従来通り中央に配しています。
味わい、パッケージをブラッシュアップさせることにより、家庭用芋焼酎のメインブランドとなることを目指します。
4月中旬には、TVCMの放映や大規模サンプリングなどを行い、積極的なマーケティング活動を展開していきます。(広告展開、販促策については後日詳細を発表します)
『芋焼酎かのか 黒麹仕込み』とは、原料の芋に鹿児島県産の黄金(こがね)千貫(せんがん)を使用し、黒麹で仕込んだ原酒を主体に、甲類焼酎をブレンドした甲乙混和焼酎です。2008年4月の発売以来、日常の定番酒として手軽にお楽しみいただける家庭用芋焼酎としてご好評いただいています。

 

焼酎市場について
焼酎は、手頃な価格や原料別に様々な味わいが楽しめること、また食事との相性の良さなどから、2003年頃からの芋焼酎ブームを経て、現在は安定的に推移しています。
乙類焼酎市場においては微減となりましたが、その中で、引き続き芋焼酎は伸長を続けています。
乙類焼酎の原料別では、2009年は芋が前年比101.9%、麦が前年比94.4%となり、構成比では芋が41.8%、麦が42.0%と拮抗するまでになりました。芋焼酎ブームの始まりとされる2003年以前では、芋の構成比は約2割程度だったことから、芋焼酎が急激に伸長してきたことがわかります。


*数字は日本酒造組合中央会発表数量に基づく。2010年見込みは当社試算値(単位:KL)

 

芋焼酎の消費者動向について
アサヒビールの調査によると、家庭で芋焼酎を飲用している人の約半数は、芋焼酎ブーム以降の最近6年以内に芋焼酎の飲用を開始した人で占められています。芋焼酎ブーム以降、麦焼酎から芋焼酎にシフトした人や、併飲する人が年々増えており、今後も“新しい芋焼酎ユーザー”が増えていくことが予想されています。
“新しい芋焼酎ユーザー”は、従来の芋焼酎ユーザーに比べると、“クセのない、さわやかな香味”を好む傾向があることがわかりました。特に家庭で日常酒として楽しむ芋焼酎には、芋の素材の味わいや香りがありながら、クセのない味わいが求められています。

 

「かのか」ブランドについて
アサヒビールの焼酎事業の中の主力ブランドであり、2009年の販売実績は381万箱(前年比100.1%、1箱は720ml×12本で換算)となり、1993年の発売以来16年連続でプラス成長を更新しています。
甲乙混和焼酎『芋焼酎かのか 黒麹仕込み』「芋焼酎かのか」「むぎ焼酎かのか」「こめ焼酎かのか」、乙類焼酎「本格芋焼酎かのか」「本格麦焼酎かのか」、をラインアップしており、幅広い層の焼酎ファンから高いご支持をいただいています。
本年「かのか」ブランド全体の販売目標は前年比108%としています。麦焼酎に加え、伸長する芋焼酎市場においてマーケティング戦略を集中し、拡販を強化していきます。

商品概要

商品名 芋焼酎かのか黒麹仕込み
品目 焼酎甲類乙類混和(焼酎甲類60%、焼酎乙類40%)
原料 焼酎甲類60%(糖蜜)、焼酎乙類40%(さつまいも、米麹)
アルコール度数 25度
容器・容量 紙パック1800ml 紙パック900ml ペットボトル220ml
価格 オープン価格
製造者 ニッカウヰスキー(株) 門司工場
年間販売目標 50万箱(1箱は720ml×12本)
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