ニュースリリース
アサヒビール株式会社のニュースリリース
アサヒビール株式会社
2010年『アサヒスーパードライ』のブランド戦略
〜氷点下の『アサヒスーパードライ』エクストラコールドを展開〜
〜20〜30代向けに『アサヒスーパードライ スリムボトル』×「音楽イベント」の提案〜
〜売上の一部を全国都道府県の自然や環境などの保護・保全活動に活用〜
〜2010年のテレビCMに「福山雅治」氏と「ヒュー・ジャックマン」氏を起用〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、2009年ビール課税出荷数量で過去最高の占有率50.6%を獲得しました。その牽引役を担う、昨年12月に累計販売数量が30億箱を突破した主力ブランドの『アサヒスーパードライ』と、幅広い世代でより多くのお客様との絆をさらに深めることを目指し、本年は、「エクストラコールド」「スリムボトルのデザインリニューアル」「音楽イベント」「地域貢献」「コミュニケーション」など、新たな飲用スタイルや飲用シーン、ビール文化などの情報発信を積極的に展開していきます。
■ エクストラコールド
アサヒビール(株)は、これまで、「辛口」「キレ」「鮮度」といった『アサヒスーパードライ』の飲用価値のご提案を続けてきました。
アサヒビール(株)が2009年6月に実施した『アサヒスーパードライ』の飲み頃温度の調査(N=120)によると、20代の60%の方が、より冷えた温度を好む傾向にあることがわかりました。20代の方を中心に新たなビールの楽しみ方をご提案する一環として、今回、業務用と家庭用の両市場において、温度を基軸とした新たな価値を訴求していきます。氷点下(−2℃〜0℃)の温度帯の『アサヒスーパードライ』エクストラコールドを本格展開します。
業務用では、5月に「スーパードライ エクストラコールドバー」を期間限定で開店し、エクストラコールドをより多くのお客様に実感していただくことを目指します。エクストラコールドは、昨年9月より特殊な樽生抽出機器を活用して展開を開始し、現在、全国30店の飲食店で提供されています。本年は、取扱飲食店の規模の拡大を図っていきます。
一方、家庭用市場向けには、缶容器の温度を氷点下(−2℃〜0℃)まで下げる「エクストラコールドクーラー」を最盛期にお客様がご家庭で楽しめるタイミングで、消費者キャンペーンを展開する予定です。
■ スリムボトルのデザインリニューアルと音楽イベント
2007年3月に『アサヒスーパードライ』発売20周年を記念して新発売し、2009年7月から全国のコンビニエンスストア限定で再発売した『アサヒスーパードライ スリムボトル350ml缶』のデザインをリニューアルし、本年4月27日より発売します。
スリムボトル缶は、ロングネック形状のアルミ製ボトルで、スタイリッシュやアクティブといった印象を想起させる、その容器形態やデザインが20〜30代のお客様からご支持を頂戴しています。今回、缶全体の銀色をプリズムカットしたデザインに変更することで、より多くの20〜30代のお客様に、ご愛飲いただくことを目指します。
また、20〜30代のお客様へ『アサヒスーパードライ スリムボトル350ml缶』の浸透を図るために、「音楽ライブ」をコンテンツとして活用したコミュニケーションを展開していきます。
具体的には、『アサヒスーパードライ スリムボトル350ml缶』をスタイリッシュでアクティブに楽しんでいただく機会として野外音楽イベント「ASAHI SUPER DRY THE LIVE」を8月28日に開催し、5,000組10,000名様を無料招待します。また、イベント及びイベント出演アーティストを活用した『アサヒスーパードライ スリムボトル350ml缶』の専用テレビCMを展開し、20〜30代のお客様へ『アサヒスーパードライ』の新たな飲用スタイルを訴求していきます。
■ 地域貢献
事業活動をとおして社会的責任を果たすことで、地域との共生と企業価値の向上を目指す取り組みとして、「アサヒスーパードライ『うまい!を明日へ!』」プロジェクトを全国で展開しています。
本プロジェクトは、47の都道府県それぞれにおいて、各自治体などとともに検討し選定する、地域毎の自然や環境、文化財などの保護・保全活動に対して、『アサヒスーパードライ』の売上の一部を寄付するというものです。
第3弾として、本年3月上旬製造分から4月下旬製造分の『アサヒスーパードライ』の大びん633ml、中びん500ml、缶500ml、缶350mlの4品目を対象とし、それらの売上本数に応じて1本につき1円を寄付するもので、寄付総額は4億円超となる見込みです。また、本年秋にも第4弾として本プロジェクトを展開する予定です。
2009年は本プロジェクトを2度展開し、2009年年間の寄付総額は6億8,074万4,728円となりました。
■ コミュニケーション
「アサヒスーパードライ」のブランド価値向上を目指し、2010年は前年比30%増のテレビCMを投入するとともに、本年は「福山雅治」氏と「ヒュー・ジャックマン」氏の2名を起用します。
本CMのテーマは「渇き」で、肉体的な「渇き」と同時に、現状に満足せず、常にチャレンジし続けたいという精神的な「渇き」を表現しています。福山さんが出演する「CATCH MY DREAM篇」では、福山さんが、自らの可能性を信じてチャレンジし続ける男(フォトグラファー)の「渇き」を、ヒュー・ジャックマンさんが出演する「CATCH MY SUCCESS篇」では、現実に立ち向かい闘い続けるビジネスマンの「渇き」を描いています。
■ 「アサヒスーパードライの販売実績推移」(単位:万箱)
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