アサヒビール株式会社（本社 東京、社長 荻田 伍）は、47の各都道府県において、地域ごとの自然や環境、重要文化財などの保護・保全活動に対して、主力商品『アサヒスーパードライ』の売上の一部を寄付する“アサヒスーパードライ「うまい！を明日へ！」プロジェクト”を本年から全国で一斉展開します。
　アサヒビール埼玉統括支社（さいたま市、統括支社長 保坂実）は、本プロジェクトを埼玉県（知事　 上田清司）で推進するにあたり、埼玉県と協議をし、埼玉県が取り組んでいる住みやすく環境にやさしいゆとりの田園都市・埼玉の実現に向けた「みどりと川の再生」活動に役立ていただくこととしました。
　埼玉県は、秩父の森林や荒川の清流に代表される自然環境に恵まれ、先人達の努力による開拓農地や武蔵野の雑木林など、いわゆる里地・里山と呼ばれる地域が多く見られる土地柄です。しかし、高度成長期以降、人口の集中や産業の集積により、都市化が進展し、活発な社会経済活動が営まれる一方で、ふるさと埼玉らしい景観や、樹林地・農地・水辺地などが急速に失われてきました。そこで埼玉県では、恵まれた自然環境を取り戻し、かつ住みやすく環境にやさしい田園都市・埼玉の実現に向けて「みどりと川の再生」に集中的・重点的に取り組んでいます。

　アサヒビールと埼玉県は、本プロジェクトを埼玉県で展開していくにあたり、こうした県民共通の財産を保全し、永遠に残していく活動に寄付金を活用していくことが、地域貢献、地域活性といったプロジェクトの主旨にふさわしいと判断しました。
　本プロジェクトは、中長期的なテーマとして来年以降も継続して実施していく予定です。

　本プロジェクトの対象となる商品は『スーパードライ』の缶350ml、缶500mlの2品目で、それらの売上本数1本につき1円を寄付金とします。本年は春と秋の2回の実施とし、初回となる今春は、2009年3月下旬から4月下旬の製造分が対象となります。
　アサヒビール埼玉統括支社は、本プロジェクトによる寄付金を、「彩の国みどりの基金」・「埼玉県ＮＰＯ基金」に寄付し、森林の保全整備や、都市の緑化等の身近な緑の保全と創出、環境教育の推進や、ＮＰＯが行う環境保全活動を推進します。
　期間中の対象商品は、缶体や6缶パック、外箱にプロジェクト対象であることを明記したデザインに切り替えて出荷します。
　埼玉県においては、テレビ広告をはじめとした各種メディア、県内オリジナルの店頭POPやポスター、リーフレット、当社ホームページなどを通じて、プロジェクトの主旨や、お客様のお買い上げ金額の一部が「みどりと川の再生」活動に役立てられることを明示していきます。

　アサヒビール埼玉統括支社は、昨年も県内のスポーツ振興に役立ていただくために、「アサヒスーパードライ　がんばれ！埼玉西武ライオンズ」ラベルを発売し、売上の一部を埼玉県ＮＰＯ基金に寄付を行い、地域との共生を目的とした活動を実施してまいりました。今回は、埼玉県の環境保全活動に役立ていただくために寄付を行い、県民の皆様とともに埼玉県の「みどりと川の再生」活動を進めていきたいと考えています。

『アサヒスーパードライ「うまい！を明日へ！」プロジェクト　埼玉県』スペシャルサイトはこちら ⇒ http://www.asahibeer.co.jp/superdry/umaasu/umaasu01/11saitama/