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ニュースリリース

 

ニュースリリース2009年

2009年04月06日
アサヒビール株式会社

〜あなたの1本が明日の日本をつくる〜
アサヒスーパードライ「うまい!を明日へ!」プロジェクト
鹿児島県での取り組み


『アサヒスーパードライ』の売上の1本あたり1円※を、
ラムサール条約登録湿地であり、アカウミガメ産卵数日本一の場でもある
「屋久島・永田浜」の環境保全に活用

※期間限定、対象アイテムは缶350ml、缶500mlの2品目のみ

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田 伍)は、47都道府県において、地域ごとの自然や環境、文化財などの保護・保全活動に対して、主力商品『アサヒスーパードライ』の売上の一部を寄付する“アサヒスーパードライ「うまい!を明日へ!」”プロジェクトを本年から全国で一斉展開します。

 鹿児島県においては、屋久島町環境政策課と特定非営利活動法人 屋久島うみがめ館のご協力を得て、永田浜地区の貴重な環境を保全するためにお役立ていただきます。

 アカウミガメやアオウミガメを始めとするウミガメは、乱獲や生息環境の悪化によりその数が減少し、世界で確認されている7種類のうち5種までがIUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(絶滅の恐れがある種のレッドリスト)に登録されています。
 屋久島永田浜は、そのような貴重な生物が産卵のため訪れる場所で、ラムサール条約登録湿地でもあります。日本の砂浜に上陸しているウミガメは環境破壊などによって減少の一途を辿り、近い将来絶滅の恐れがあると言われています。屋久島でも砂浜の減少や環境の悪化が進み、ウミガメの上陸と産卵、子ガメの孵化への影響が懸念されてきました。そのような中、屋久島の世界遺産登録によって観光客が増加し、新たな問題にさらされています。浜への見学者によって巣穴が踏み固められてしまったり、産卵巣が掘り返されたりするなど、環境の悪化はさらに進みつつあります。
 そのような状況の中、屋久島うみがめ館では、生態調査・産卵環境の保全・啓発活動といった3つの活動を通じてウミガメの保護・環境保全に努められています。生態調査としては、標識調査・計測調査、足跡調査、孵化調査などを行い、うみがめと人との関わりについての現状を把握されています。産卵環境の保全としては、永田浜の清掃や保護ロープの設置、産卵を乱す光害に対する処置として遮光林の維持・管理なども行われています。そして啓発活動としては、講習会の実施やウミガメボランティアの主催、観光客へのレクチャーを通じて、この環境を保全することがいかに大切かを伝えられています。
 アサヒビールは、本プロジェクトを鹿児島県で展開していくにあたり、この県民共通の財産を保全し、貴重なウミガメ産卵地でもある屋久島永田浜を大切にし次世代へ引き継ぐ活動に活用していくことが、地域貢献、地域活性といったプロジェクトの主旨にふさわしいと判断しました。
 本プロジェクトは、中長期的なテーマとして来年以降も継続して実施していく予定です。

 本プロジェクトの対象となる商品は『スーパードライ』の缶350ml、缶500mlの2品目で、それらの売上本数1本につき1円を寄付金とします。本年は春と秋の2回の実施とし、初回となる今春は、2009年3月下旬から4月下旬の製造分が対象となります。

 アサヒビール株式会社は、本プロジェクトによる寄付金を「特定非営利活動法人 屋久島うみがめ館」へ寄付し、屋久島永田浜の清掃等の保全・保護活動にお役立て頂きます。
 期間中の対象商品は、缶体や6缶パック、外箱にプロジェクト対象であることを明記したデザインに切り替えて出荷します。
 鹿児島県内においては、テレビ広告をはじめとした各種メディア、県内オリジナルの店頭POPやリーフレット、当社ホームページなどを通じて、プロジェクトの主旨や、お客様のお買い上げ金額の一部が屋久島永田浜の環境保護・保全活動に役立てられることを明示していきます。

 今回、本プロジェクトを、鹿児島県との共同プロジェクトとして展開し、より多くのお客様に主旨を知っていただき賛同いただくことで、県民の皆様とともに、屋久島永田浜の環境の保全を進めていきたいと考えています。

『アサヒスーパードライ「うまい!を明日へ!」プロジェクト 鹿児島県』スペシャルサイトはこちら ⇒ http://www.asahibeer.co.jp/superdry/umaasu/umaasu01/46kagoshima/

【本件に関するお問い合わせ先】

アサヒビール株式会社 九州統括本部 営業企画部 電話:092-725-5816