アサヒビール株式会社
小学生環境体験学習会『アサヒ森の子塾2009』を開催
〜国際的な森林教育プログラム「LEAF」の一部を導入〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、社会の環境活動を積極的に支援していく目的で行っている環境教育活動の一環として、社有林「アサヒの森」(広島県庄原市・三次市)での環境体験学習会『アサヒ森の子塾2009』を10月16日(金)に広島県庄原市立庄原小学校と庄原市立峰田小学校の生徒を対象に実施します。今回初めての試みとして国際的な森林教育プログラムである「LEAF」※の一部を導入し、人間と自然の相互作用を理解することをテーマにした授業を実施します。
※「LEAF」とは、1983年にノルウェーで始まった森林教育をもとにつくられたプログラムで、小学校における野外森林教育を推進するもの。2000年に環境教育プログラムをつうじて持続可能な発展を目指す国際団体FEE(環境教育基金)のプログラムのひとつになっており、世界15ヵ国で実施されている。
■『アサヒ森の子塾』とは
『アサヒ森の子塾』は、アサヒビールが広島県庄原市と三次市に所有する山林「アサヒの森」の甲野村山地区を会場に、林野庁広島北部森林管理署や木質バイオマスの活用を推進するNPO法人「森のバイオマス研究会」等の協力を得て、地元の子供たちに森の中で自然体験をしてもらうことを通して、二酸化炭素吸収など森林の果たしている役割を実感し、環境保全の大切さについて学んでいただくものです。2006年10月に初めて開催してから、今回で通算5回目の実施となります。
■実施内容について
今回の『アサヒ森の子塾2009』では、初めての試みとして、植林や国産材製品の寄贈などを行っているNPO法人グリーンサンタ基金が日本で普及を図っている森林教育プログラム「LEAF」の一部を導入し、人間と自然の相互作用を理解することをテーマにした授業を実施します。また、地元で採れた素材を使用している「パンとお菓子の工房セレス」の協力による薪を利用したピザ焼き体験を通じて、木質バイオマス燃料と化石燃料との地球環境への影響の違いなどについて理解を深めます。
このほかにも林野庁広島北部森林管理署による紙芝居「雨の子レイン坊やの冒険」や森林内での活動などをつうじて、二酸化炭素吸収や水源の涵養など森林のさまざまな機能を実感し学んでいただきます。
アサヒビール(株)では、『アサヒ森の子塾』をはじめとして、熊本県の風力発電所を舞台とする『風の子塾』や高校生を対象とした『日本の環境を守る若武者育成塾』など、次代を担う学生や子供たちを対象に環境教育や啓発活動につとめています。
【『アサヒ森の子塾2009』概要】
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