●野村誠(のむらまこと/あかのあいのてさん)
1968年、名古屋生まれ。8歳より独学で作曲を始め、京都大学在学中に音楽活動を開始。作曲作品に、「だるまさん作曲中」(ピアノと管弦楽)、「桃太郎」(ジャワガムラン)、「アートサーカス」(弦楽四重奏)、「オルガンスープ」(オルガン)、「NO NOTES」(任意の楽器アンサンブルのための)など。また、お年寄りや子どもとの共同作品、動物との即興セッションを映像作品として発表するなど、既存の概念にとらわれない幅広い活動は、多方面から注目を集めている。アジアの音楽家を集めた即興プロジェクト「i-picnic」、日英共同作曲プロジェクト「ホエールトーン・オペラ」など、国際プロジェクトも多数。国内外のオーケストラや多くのアーティストが、野村作品を演奏。第1回アサヒビール芸術賞(2003)受賞、JCC ART AWARDS 現代音楽部門最優秀賞(1996)等受賞多数。2006年、NHK教育テレビの音楽番組「あいのて」を監修。著書に「音楽ってどうやるの」「即興演奏ってどうやるの」(あおぞら音楽社)、「老人ホームに音楽がひびく」(晶文社)、「音・リズム・からだ」(民衆社)など。CDに「せみ」、「INTERMEZZO」、「しょうぎ交響曲の誕生」などがある。
野村誠ホームページ http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/
●片岡祐介(かたおかゆうすけ/きいろのあいのてさん)
1969年生まれ。愛知県豊橋市で育つ。少年時代に独学で、木琴やピアノの演奏をはじめる。名古屋市立菊里高校音楽科を経て、東京音楽大学で打楽器を学ぶ。商業的なスタジオミュージシャンを経て、1997年から2000年に岐阜県音楽療法研究所に研究員として勤務。障害者施設や高齢者施設、病院などの様々な場所で、即興音楽セッションを行う。マリンバ奏者として、新しいマリンバ作品の開拓、委嘱、演奏活動を数多くおこなっている。CDに片岡祐介と子どもたち「ポリフォニック・パーカッション」(NPO法人クリエイティブサポートLet’s)、著書に「CDブック 音楽ってどうやるの」「即興演奏ってどうやるの」(野村誠と共著:あおぞら音楽社)がある。現在静岡県浜松市在住。
片岡祐介ホームページ http://www.usiwakamaru.or.jp/~usuke/
●尾引浩志(おびきひろし/あおのあいのてさん)
ホーメイ、口琴、イギル演奏家。学生時代からロックバンドでボーカル、作詞、作曲を担当していたが、アジア中央部トゥバ共和国に伝わる倍音唱法、“ホーメイ”との出会いをきっかけに、倍音の世界にどっぷりとはまり、1999年、倍音楽団その名も“倍音S”を結成。これまでに4枚のアルバムをリリース。現在は、ソロを中心に、様々なアーティストとのコラボレーションもこなし、倍音の魅力を伝承している。2000年7月、トゥバ共和国ハンダガイテで行われたゲナディ・トゥマットフェスティバルで、グループ部門で第二位、個人で観客賞を受賞。2001年9月、第1回ホーメイフェスティバル・イン・ジャパンで、“TLG(開催会場)賞”を受賞。2003年7月、トゥバの首都キジルで行われた第4回国際ホーメイフェスティバルに参加、”カルグラ賞”を受賞。2003年11月、第2回ホーメイフェスティバル・イン・ジャパンで、“トゥバ賞”を受賞。他、多数受賞。
“倍音S”ホームページ http://www.vions.jp/
●寺内大輔(てらうちだいすけ/作曲家・即興演奏家)
エリザベト音楽大学大学院修了。エリザベト音楽大学非常勤講師などを経て, 2004年に渡欧。アムステルダムを拠点とした音楽活動の後、 2007年5月、 再び日本に居を移した。これまで手がけた音楽は,室内楽,パフォーマンス作品,即興演奏のための作品、BGM、校歌など多岐に及ぶ。 作曲家・即興演奏家として、これまで、日本を含む11カ国で作品発表、演奏を行っている。広島大学非常勤講師。
寺内大輔ホームページ http://dterauchi.com
●三宅珠穂(みやけたまほ/作曲家・即興演奏家)
相愛大学作曲専攻卒業。同専攻科修了。作品が、2004年韓国・大邱国際音楽祭に招待される。2005年、2007年にはインドネシア・ジョグジャカルタ現代音楽祭に入選。2006年イタリアI. C. O. M. S国際作曲コンクール特別賞受賞。即興演奏が、スウェーデンAyler Recordsより「Michal Osowski Collective」としてダウンロード・リリースされている。音楽教室を主宰している。
三宅珠穂ホームページ http://www.hi-ho.ne.jp/tamaho
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