アサヒビール株式会社
電源開発株式会社
小学生の環境体験学習会『アサヒ・J−POWER 風の子塾』を開催
〜 自然の中で環境問題を学び、考える場を提供 〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)と電源開発株式会社(本店 東京、社長 北村雅良、以下、Jパワー)は、社会の環境活動を積極的に支援していく目的で行っている環境教育活動の一環として、『アサヒ・J−POWER風の子塾』(以下『風の子塾』)を熊本県内4校の小学生を対象に9月24日(木)・25日(金)に実施します。
◆『風の子塾』とは
『風の子塾』は、アサヒビール(株)とJパワーが阿蘇で取り組む風力発電事業「阿蘇にしはらウィンドファーム」※1にて、環境学習の場を提供することを目的に、大津町、西原村の4つの小学校を対象として平成18年から実施している風をテーマにした体験学習会です。
※1「阿蘇にしはらウインドファーム」は、平成17年2月の運転開始以降、九州地区最大級の風力発電所として、年間約2,500万kWh(一般家庭約7,000世帯分の年間消費電力量に相当)の発電を行っています。アサヒビール(株)は、平成15年にJパワーが進める「阿蘇にしはらウィンドファーム」の風力発電事業に一部出資しました。
◆実施内容について
今回の『風の子塾』では、「体験学習プログラム」と「環境理解プログラム」を実施します。
「体験学習プログラム」では、風のエネルギーや風と私たちの暮らしとのつながりを理解することを目的に、「阿蘇の風をつかまえる エコメッセージ入り凧づくり」を行います。郷土の凧の専門家が事前に各学校を訪問して製作指導したオリジナルの環境メッセージ入りの凧を完成させ、子供たちに、それぞれが凧に書いた絵や環境メッセージを発表していただきます。子供たちは、実際に凧をあげることを通じて、風力発電の源である風の力を体感します。子供たちが作った凧の一部は、西原村の村民文化祭と大津町の環境フォーラムの展示コーナーに展示されます。
「環境理解プログラム」では、Jパワーおよび(株)グリーンパワー阿蘇が担当する「自然エネルギー 風力発電についての理解」とNPO法人コミネット協会が担当する「豊かな阿蘇の自然環境についての学び」、アサヒビール(株)とNPO法人とが担当する「風と人のくらしについて 温暖化防止活動の啓発」の3つのテーマについて学習し、風力発電の仕組みや阿蘇の自然環境についての理解を深めます。
プログラムを終えた後、あらためて事後学習会を実施し、体験学習で学んだ環境への配慮に関して、子供たちが自らの生活の中で実践可能なエコアクションを考えます。そして、「買い物の時はマイバックを使う」「歯磨きや洗顔、食器を洗うとき、水を出しっぱなしにしない」等のエコアクションを一定期間取り組んだ後、活動結果を持ち寄り、エコ活動の大切さを共有します。
アサヒビール(株)は『風の子塾』の取組みをはじめとして、全国9工場で小学生とそのご家族を対象に、工場における環境保全活動について紹介する『工場エコツアー』や広島県庄原市と三次市に広がる社有林『アサヒの森』で開催している『アサヒ森の子塾』、高校生を対象とした環境活動研修『日本の環境を守る若武者育成塾』等を通じて、子供たちの深い理解や活動実践をサポートしていきます。
Jパワーは、『エコ(えこ)×エネ(えね)体験プロジェクト』を環境NPOと協働で行っています。次世代を担う若者たちを対象に、国内最大の発電出力※2を誇るJパワーの奥只見発電所(福島県)とその周辺の豊かな自然林において、“エネルギーと環境”の大切さを楽しみながら学ぶ体験プログラムを実施していきます。
※2一般水力(揚水式発電所を除く)としては国内最大
【『アサヒ・J−POWER 風の子塾』概要】
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※3阿蘇にしはらウィンドファーム
阿蘇の外輪山に位置する風力発電所。
・ 出力 :17,500kW(1,750kW/基×10基)
・ 年間発生電力量:約2,500万kWh(一般家庭約7000世帯分の年間消費電力量に相当)
・ 受電会社 :九州電力(株)
・ 運転開始 :平成17年2月(平成16年3月着工)
【本件に関するお問い合わせ先】
アサヒビール(株) 広報部 TEL:03-5608-5126
Jパワー 広報室 TEL:03-3546-2211(代表)