アサヒビール株式会社
官民共同で森林環境教育『森と水の学習会』を開催
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)と林野庁広島北部森林管理署(所在 広島、署長 大椿和夫)は、アサヒビール(株)の社有林「アサヒの森」の一部である甲野村山において、次代を担う子供たちに向けて森林の大切さへの理解を深めるための森林環境教育『森と水の学習会』を8月4日(火)に、広島県庄原市立比和小学校の6年生12名を対象に実施します。
今回の『森と水の学習会』では、「アサヒの森」内での森林観察や丸太切り体験、森の水の循環についての紙芝居、木の輪切りや枝を使用した工作などを通じて、森林の水を蓄える働きや地盤の保持など森林のさまざまな役割を実感し、環境保全の大切さについて理解を深めていただきます。
森林環境教育『森と水の学習会』は、2008年12月にアサヒビール(株)と林野庁近畿中国森林管理局が締結した「美しい森林づくり」に関する覚書にもとづいて官民では初めての締結となる、アサヒの森環境保全事務所と林野庁広島北部森林管理署の甲野村山地域「美しい森林づくり推進協定書」により実施されるものです。
「美しい森林づくり推進協定書」は、アサヒビールの社有林「アサヒの森」の一部である甲野村山及び法仏山と隣接する広島北部森林管理署内の国有林を合わせた878haの森林を対象に、森林保全活動や間伐材等の安定的な供給促進などに共同で取り組むとともに、対象となる森林の豊かな自然を活用して環境教育を実施することを定めています。
アサヒビール(株)と林野庁広島北部森林管理署は、共同で取り組む森林保全活動や環境教育を通じて、国と民間企業が共同で取り組む「美しい森林づくり」を推進し、持続可能な森林経営と水を蓄える働きや地盤保持など森林の役割の重要性を啓発し、社会に貢献できることを期待しています。
■アサヒビール(株)の社有林「アサヒの森」について
「アサヒの森」は、広島県庄原市及と三次市にアサヒビール(株)が1941年から保有している森林で、総面積は2,165haに及びます。2001年には、国際的な森林認証を日本で3番目に取得し、持続的でよりよい森林経営の実現にむけた取り組みを強化しています。
【『森林環境教育』概要】
|