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ニュースリリース

 

ニュースリリース2009年

2009年07月03日
アサヒビール株式会社

“初めてのビール”の印象はイマイチ!?
ビールの魅力は年齢・経験とともに高まる!
ビールのおいしさに目覚めるのは、「20代」「社会人になってからの飲み会」がトップ
〜 アサヒビール(株)お客様生活文化研究所が調査を実施 〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、本年6月24日(水)〜6月30日(火)にインターネットで「ビールを初めておいしいと感じたとき」について調査を実施し、4526人の有効回答を得ました。結果は下記のとおりです。

初めてビールを飲んだときにおいしと感じた人は2割程度しかいなかったが、現在では9割以上がビールをおいしいと思うと回答しており、年齢や経験とともにビールの魅力は高まることが判明。
初めてビールのおいしさに目覚めたのは「20代」、「社会人になってからの飲み会」がトップ。
ビールの魅力ナンバーワンは「キンキンに冷えているうまさ」。
ビールに期待する機能・楽しみは、上位に「喉の渇きをいやす」「のど越しを楽しめる」「ゴクゴク飲める」がランクイン。ビールは「喉」が決め手!
ビールをおいしく飲んだときの気分は「リフレッシュ」「リラックス」「ストレス解消」。

Q:あなたが初めてビールを飲んだときの印象は?
 ⇒全体の8割近くがビール初体験は好印象を抱かず。

 「大学のコンパで飲んだビールは苦くて、おいしくないという印象だった。しばらくは我慢して飲んでいた」(男性50代)など、「正直、おいしくないと思った」と回答した人は45.0%。さらに「あまりおいしいと思わなかった」という声も31.8%を数え、全体の8割近くが初体験時に「ビールに好印象を抱いていない」ことが明かとなりました。その一方、「とてもおいしいと感じた」(9.4%)、「まあまあおいしいと感じた」(13.8%)という声は僅か2割程度に留まり、最初から「ビールに好印象」を抱いた人はそう多くないことがうかがえます。

Q:現在、あなたはビールをおいしいと思いますか?
 ⇒第一印象とは裏腹に、9割の人が「ビール好き」に変身!

 「初めは苦くて美味しくないと感じましたが、気づけばビールが大好きになっていた。今では、この苦味が癖になっている(笑)」(女性30代)など、「とてもおいしいと思う 」と回答した人は65.6%。さらに「まあまあおいしいと思う」という声も26.0%を数え、実に全体の9割以上の人が「ビール好き」であることが判明しました。第一印象があまりよくないのとは裏腹に、その後のビールとの付き合いの中でイメージを大きく挽回していることがうかがえます。



Q:初めてビールをおいしいと感じたのは何歳のときですか?
 ⇒全体の8割が20代で「ビールの味に目覚めた」と回答

 「最初は泡しか飲めなかったが、21歳の夏、会社の仲間で飲みに行ったとき『おいしい』と感じた」(女性20代)など、最も回答が多かったのは「20代前半」(54.0%)。次に「20代後半」(25.7%)という声も続き、全体の約8割が飲酒経験の浅い20代のうちに「ビールの味」に目覚めていました。また性別で見てみると、男性は「20代前半」(男性=60.4%、女性=48.2%)が圧倒的。一方、女性は「20代前半」のほか、「20代後半」(男性=22.5%、女性=28.5%)、「30代前半」(男性=7.5%、女性=9.2%)という声も目立ち、男性に比べて、女性はビールのおいしさを初めて知るまでに少々時間がかかっていることがうかがえます。



Q:初めてビールをおいしいと感じたのはどのようなときでしたか?
 ⇒社会人になって、仕事とともに「ビールの味」を学んだ
 ⇒学生時代のサークル、コンパで自然に覚えたという声も

 堂々のトップは「社会人になってからの飲み会」(29.8%)でした。「社会人になった最初の夏、先輩に連れていってもらった駅ビルのビヤホールで、初めて飲んだ生ビールが最高においしかった。それがきっかけで好きに・・・」(男性70代)など、仕事とともにビールを先輩から学んだという声が多数寄せられました。さらに「とてもハードな仕事の後で、先輩と一緒に焼き鳥屋で飲んだジョッキ生の味は格別でした。初めて仕事で認められた時だったからかも・・・」(男性40代)など、同様5位にも「仕事で成功したとき」(6.1%)が挙げられ、社会人として認められた喜びを「ビールの味」で実感した人も少なくありませんでした。
 2位は「学生時代(20歳以上)の仲間との飲み会」(20.9%)。「大学時代、仲間と楽しく飲み始めてから」(男性30代)など、大学時代のサークルや部活、さらにコンパで飲酒機会が増えると同時に、自然とビールを覚えたという声が多数寄せられました。



Q:あなたが魅力を感じるビールの特徴は何ですか?
 ⇒ビールの魅力、ナンバーワンは「キンキンに冷えているうまさ」
 ⇒2位は「すっきりとした辛さ(ドライ)」

 最も回答が多かったのは「冷えている」(38.7%)でした。「キンキンに冷やしたビールの喉越しがたまらない」(男性40代)、「グラスごと良く冷えたビールを『今日も一日お疲れ様!』と感じながら、一日を締めくくる」(女性40代)など、よく冷えたビールに「キンキン」という擬音語がよく似合うように、味や香り同様に「ビールの温度」にこだわる声が多数寄せられました。これから気温が上昇するとともに、ますます冷えたビールのうまさが身に染みる季節になるのではないでしょうか。
 続いて2位は「すっきりとした辛さ(ドライ)」(37.4%)。「すっきりとしたキレで、喉に爽快感を与えるドライなものが好き」(男性30代)など、甘さ控えめで、アルコール度数がやや高い辛口ビールが好きという声が目立ち、口中に駆け抜ける刺激と爽快な風味に高い支持が寄せられました。



Q:ビールに期待する機能や楽しみは何ですか?
 ⇒上位に「喉の渇きをいやす」「のど越しを楽しめる」「ゴクゴク飲める」がランクイン。ビールは「喉」が決め手!
 ⇒「食事をおいしくする」「みんなで飲める」など、コミュニケーションツールとしての役割も。

 最も回答が多かったのは「喉の渇きをいやす」(49.2%)でした。「喉の渇きを感じた時に飲むと、生き返った様な気持ちになる」(男性50代)など、仕事から戻ったとき、スポーツ後や風呂上がり等々、汗をかいた後の一杯はこの上ない幸せという声が多数寄せられました。同様2位に「のど越しを楽しめる」(45.8%)、4位にも「ゴクゴク飲める」(36.0%)が挙げられ、ビールは「喉」を潤すとともに、「喉」を通る心地良さも同時に求められていることがうかがえます。

 続いて3位は「食事をおいしくする」(41.4%)。「毎日、夕食の飲み物として楽しんでいる。ビールはどんな食べ物にも合う」(男性40代)など、中でも辛いもの、油っぽいものとの相性の良さを挙げる声が目立ち、食欲を増進する役割を担っていました。さらに「友人と食事をするときは決まってビールから始まる。楽しさを演出してくれる飲み物」(女性60代)など、人とのコミュニケーションにビールが一役買っていることがうかがえます。同様6位にも「みんなで飲める」(30.3%)が挙げられ、ビールは家族や友人と食卓を囲み、賑やかな飲用シーンが似合うお酒と言えるかもしれません。



Q:おいしくビールを飲んだときに得られる気分はどんな気分ですか?
 ⇒「リフレッシュ」「リラックス」「ストレス解消」が上位ランクイン。
 ⇒次点で「楽しい」「開放的」「陽気」が続く。

 最も回答が多かったのは「リフレッシュした気分」(42.2%)でした。「一日の終わりに気分をリフレッシュして切り替える」(女性30代)など、仕事や家事・育児に追われる現代人の「オン」と「オフ」を切り替える存在である、という声が多数寄せられました。同様2位にも「リラックスした気分」(41.8%)、3位にも「ストレス解消」(40.3%)が挙げられ、疲労回復、高ぶった精神の緊張を沈め、心に安らぎを与える効果にも期待が寄せられていることがうかがえます。

 また注目したいのは4位「楽しい気分」(38.6%)、5位「開放的な気分」(36.3%)、6位「陽気に盛り上がれる気分」(28.9%)など、上位にまるで「お祭り」のような明るいキーワードが並んだ点です。「みんなで飲めば楽しい場となり、人を陽気にする機能もある」(女性30代)、「ビールを飲んでいると家族の会話が弾む。何気ない話が盛り上がり、明日の元気がもらえるのが何より嬉しい」(男性50代)など、身体も心も緩み、たわいもないことでも楽しく、陽気に過ごせるという声が多数寄せられました。



【調査概要】

調査対象 全国の20歳以上の男女4526人(有効回答数、男性2145人、女性2381人)
調査方法 インターネット
調査期間 2009年6月24日(水)〜6月30日(火)

【本調査に関するお問い合わせ先】

アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」 http://www.hapiken.jp