アサヒビール株式会社
平日ランチは「500円未満」、男性は「弁当」・女性は「自宅」が主流
〜 アサヒビール(株) お客様生活文化研究所が調査を実施 〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、本年6月3日(水)〜6月9日(火)にインターネットでランチ事情に関する調査を実施し、1511人の有効回答を得ました。結果は下記のとおりです。
■ | 平日ランチは7割が12時〜13時に取っている。 |
■ | 平日ランチの形態は、男性は「手作り弁当」、女性は「自宅で作って自宅で食べる」がトップ。 |
■ | 平日ランチにかけるお金は500円未満が最多。外食派は7割が500〜1000円でやりくり。 |
■ | 外食ランチの定番は、男性は「そば・うどん」「定食」「ラーメン」、女性は「ファミレス」「イタリアン」「ファストフード」。 |
平日ランチの形態は、男性は「手作りのお弁当」(男性=31.5%)、女性はお弁当や冷蔵庫の残りもので「自宅で作る」(女性=58.8%)という声が圧倒的で、「外食」(男性=24.8%、女性=20.2%)は男女とも比較的少数派であることが分かりました。また、1回当たりのランチ代は「ワンコイン(500円)以内」(58.1%)を目安にしているという声も目立ち、手作り弁当などを活用しながらランチの出費を抑える工夫をされていることがうかがえる結果となりました。
Q:あなたの平日ランチはだいたい何時頃ですか?
⇒全体の7割が「ランチは正午から」と回答。混雑を避けて「午前中」「13時以降」も2割を占める
最も回答が多かったのは「12:00〜13:00」(71.7%)でした。「会社の就業規則によるため」(女性50代)、「学生なので休み時間にランチしている」(女性20代)など、会社や学校でランチタイムが決められているという声が多数寄せられました。続いて回答が多かったのは「13:00〜14:00」(11.9%)、「〜12:00PMまで」(10.5%)の時間帯。昼時をあえて避けて、午前中または13時以降にランチをとるという声も目立ちました。
Q:いつもどのような形でランチをとっていますか?
⇒男性は安全・安心の「手作り弁当」が、女性は「自宅で作って自宅で食べる」がトップに
性別で見てみると、男性のトップは「手作りのお弁当(自分、奥様手作りの)」(男性=31.5%、女性=29.2%)でした。「弁当は家内が毎日つくってくれる。おいしいし、ヘルシーなので気に入っている」(男性30代)、など、安全・安心の愛妻弁当に満足しているという声が多数寄せられました。また中には「その日によって時間が異なるので、自分で弁当を作っている」(男性40代)など、自らお弁当を作る男性もいました。同様2位にも「市販のお弁当(コンビニ、弁当専門店、移動販売など)」(男性=25.6%、女性=21.1%)が挙げられ、「外食」よりも、時間や場所を選ばない「お弁当」に高い支持が寄せられました。
一方、女性回答のトップは「自宅で作って、自宅で食べる」(男性=19.0%、女性=58.8%)が圧倒的でした。「一人の時はあり合わせの物で、冷蔵庫整理も兼ねて自分で作る」(女性40代)など、主婦が多いせいか、自宅で晩ご飯や冷蔵庫の残りもので簡単に済ませているという声が多数寄せられました。続いて、2位は「手作りのお弁当」(男性=31.5%、女性=29.2%)で、子供や家族のお弁当作りのついでに、自らのお弁当も一緒に用意するという主婦も意外に多いようです。
Q:(上の設問の)ランチを選択している理由は何ですか?
⇒キーワードは「倹約」「気楽」「健康・安全」
最も多かったのは「ランチ代を節約するため」(42.7%)でした。「おにぎりを作って貰っている。家計の状況がよくないので、とにかく節約」(男性40代)、など、昨今の経済状況を反映してか、ランチ代の出費を抑える「倹約派」が増えていることがうかがえます。
次に回答が目立ったのは「楽なので」(26.4%)。「(お弁当は)パソコンでテレビを見ながら、食べられるので楽・・・」(女性40代)など、財布に優しいほか、気を遣わずに食べられる「気軽さ」がランチに求められていることがうかがえます。
そのほか、3位「栄養バランスや健康に気を遣って」(25.8%)、5位に「安心だし、美味しいので」(11.7%)など「安全面」「健康面」を重視する声も目立ち、今日のランチに求められるのは「倹約」「気楽」「健康・安全」の3つキーワードであることが明らかになりました。
Q:1回あたりのランチにかける平均予算はどのくらいですか?
⇒1日のランチ代は500円が目安!外食派は7割が500〜1000円でやりくり。
最も回答が多かったのは「500円未満」(58.1%)でした。「社食や市販のお弁当なら500円まで」(女性40代)など、1回の予算はワンコインを目安にしているという声が多数寄せられ、「500〜700円未満」(21.9%)、さらに「700〜1000円未満」(10.9%)が続きました。
また「外食派」にしぼると「500〜700円未満」と回答した人が最も多く37.2%。さらに「700〜1000円未満」という声も36.3%を数え、外食派の7割以上が「500〜1000円未満」の中でやり繰りをしていることが明かになりました。弁当派や自宅派に比べて、外食派は1日当たり数百円多く出費していることがうかがえます。
Q:ランチを外食する場合、お店選びのポイントは何ですか?
⇒「スピード重視派」と「のんびりリラックス派」に二分
トップは「注文してから料理が早く出てくるところ」(47.2%)でした。「ファミレスのランチやラーメンなど、手軽で早いもの。」(男性40代)など、限られたランチタイムを有意義に過ごすため、注文してから出てくるまでのスピードを優先するという声が多数寄せられました。その一方で6位には「食べた後にのんびり出来るところ」(20.2%)が挙げられるなど、午後からの仕事に向けてランチタイムはのんびりと過ごしたいという声も目立ち、「スピード重視派」と「のんびりリラックス派」に二分化していることがうかがえます。
Q:ランチを外食する場合、あなたがよく行くお店のジャンルは何ですか?
⇒男性の定番は「そば・うどん」「定食」「ラーメン」
⇒女性は「ファミレス」「イタリアン」「ファストフード」
男性の人気ナンバーワンは「そば・うどん屋」(40.5%)でした。「うどん、そばが多い。安くて美味しく、待たずに食べられるので・・・」(男性70代)など、「安い」「早い」「うまい」を兼ね備えるサラリーマンの定番ランチとなっていました。同様3位にも「ラーメン」(36.3%)が挙げられ、素早く食べられる麺類は時間の限られたランチタイムに最良のメニューと言えそうです。2位は僅差で「定食屋」(40.0%)となり、様々なメニューが楽しめ、かつ作りたてが食べられる定食屋は、いい加減になりがちなランチをしっかりと下支えしてくれるという声が寄せられました。
一方、女性人気のナンバーワンは、男性とは打って変わって「ファミリーレストラン」(40.2%)でした。「品数が豊富だし職場から近いところにあるので」(女性40代)など、ランチメニューが充実し、女性一人でも入店しやすい、子連れや女性同士の長居でも周囲が気にならないことなどが人気の要因となっていました。2位は「イタリア料理店」(31.6%)、3位「ファストフード(ハンバーガーチェーン)」(28.9%)、4位「カフェ(喫茶店)」(25.1%)が挙げられ、男性に和定食や麺類が目立ったのに対して、女性はファミレス、イタリアンなど洋食メニューに人気が寄せられ、男女間で定番ランチに違いが見受けられました。
【調査概要】
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【本調査に関するお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」 http://www.hapiken.jp)