アサヒビール株式会社
『第4期 日本の環境を守る若武者育成塾』(環境省後援申請中)を九州で開講
中国・四国・九州・沖縄の高校生を募集
〜ANA、旭化成、J-POWERと連携〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、社会の環境活動を積極的に支援していく目的で行っている「環境教育」の一環として、高校生の環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』(以下『若武者育成塾』)を、中国・四国・九州・沖縄の高校生を対象に実施します。対象地区の高校生から「環境」をテーマとした論文を募集し、選考によって最大7グループを選抜します。選抜されたグループにより、8月18日から21日までの4日間、アサヒビール博多工場(所在地 福岡県福岡市)他で現場体験型ワークショップを行う合宿を開催します。
本年の九州地区での開催は、一昨年の東北地区、昨年の北海道地区での開催に続く4回目の実施となります。昨年に引き続き、全日本空輸株式会社(本社 東京、社長 伊東信一郎、以下ANA)と共働するほか、今回新たに旭化成株式会社(本社 東京、社長 蛭田史郎)とJ−POWER(電源開発株式会社)(本社 東京、社長 中垣喜彦)とも連携して開催します。また、社外有識者で構成される「高校生環境研修『日本の環境を守る若武者育成塾』」実行委員会において、プログラム計画、活動内容について広く意見を頂き、運営していきます。
『若武者育成塾』は、環境問題に高い関心をもち、環境保全のために自らも行動したいと考える時代を担う高校生を対象に、環境活動について学び自ら実践する場を提供するもので、持続可能な社会づくり支援の一環として、企画・開催するものです。
本年は、アサヒビール(株)博多工場と旭化成(株)延岡支社(所在地 宮崎県延岡市)を主会場とした合宿を行います。合宿では、当社博多工場や旭化成(株)延岡支社の地区工場での環境関連の取組みをはじめとして、延岡市内の森や川でのフィールドワーク、阿蘇にしはらウィンドファーム(熊本県阿蘇郡)の風力発電施設見学等を通じて、参加者に体験に基づく環境問題に対しての幅広い知識・知恵を身に付けてもらいます。
こうして環境問題について実際の現場で学んだうえで、グループ毎に、自分たちが生活する地元地域における環境課題を改善する活動プランの作成を行い、その活動プランをそれぞれの地元に戻って実践してもらいます。本年の新しい取り組みとして、ブログによる中間発表会を実施します。最終のまとめとして、各地域で実践した活動の成果を12月20日に発表してもらい、審査のうえ、表彰を行います。
合宿および地元地域での活動にあたっては、ANA社員と旭化成社員及びアサヒビール社員が、ファシリテーター(推進役)として参加し、高校生がよりよい活動を推進できるよう一緒に環境問題について考え、活動をサポートしていきます。
また、環境の課題解決に取組む高校生の感性と熱意に触れることで、参加する各社社員の環境意識の更なる醸成を図る取組みとするものです。
これまで実施した『若武者育成塾』では、選考により選ばれた合計21校74名の高校生が参加し、それぞれの活動モデルを地元で実践しましたが、これまでに参加した高校生の後輩となる生徒たちが、引き継ぐことにより、地元での環境活動を継続しており、地域社会での広がりとつながりも生まれています。
アサヒビール(株)は、2002年より、本社ビルや工場における環境文化講座の開催、ビール工場における小学生を対象とするエコツアー(見学会)、環境をテーマとした親子見学ツアーの実施など、環境経営の一環として、お客様に参加いただく環境啓発・教育イベントを積極的に行ってきており、今後もこのような多様な環境啓発・教育活動を継続していくことにしています。
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アサヒビール(株) 社会環境推進部(担当:高橋) 電話:03-5608-5195