アサヒビール株式会社
「お花見」の参加意向が直近3年間で最高値に!
〜アサヒビールお客様生活文化研究所が調査を実施〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、3月11 日〜3月17日にインターネットでお花見に関する意識調査を実施し、5883人の有効回答を得ました。その結果、下記のような傾向があることが分かりました。
■ 65.1%の方がお花見を計画。直近3年間で最も高い参加意向。 |
■ 一緒にお花見に行く人数は「3−4人」、一緒に行くメンバーは「家族」が1位。 |
■ 人気のお花見スタイルは、1位「お花見ランチ」、2位「お花見散歩」。 |
■ お花見に欠かせない料理ナンバーワンは「おにぎり」。北海道民には「ジンギスカン」が人気。 |
■ お花見に欠かせない飲み物は「ビール」が圧倒的1位。 |
■ お花見の三種の神器は「デジカメ」「レジャーシート」「ゴミ袋」 |
お花見に「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声は全体の65.1%を数え、直近3年間で最も高い参加意向となりました。世界的な経済不況で暗いニュースが飛び交う中で、お金を掛けずに家族揃って楽しめるお花見は、ある意味、久々に日本人の元気を取り戻す最高の「野外レジャー」と言えるのかもしれません。
Q:今年お花見へ行きますか?
⇒65.1%の方がお花見を計画。直近3年間で最も高い参加意向。
「3月29日、友達を集めて木曽三川公園の桜のある場所で、正午から夕方にかけてお酒を飲みながらゆっくりする予定」(女性20代、愛知県)、「4月初め、家族と江戸川公園へ行く予定」(女性50代、東京都)など、「必ず行くつもり」と回答した人は31.4%。さらに「まだ決まっていないが行くつもり」という声も33.7%を数え、全体の65.1%が今年の「お花見」の参加・開催に強い意欲を持っていることが明らかとなりました。
過去同時期に実施した本調査では、2005年が71.2%、2006年が70.6%、2007年が56.5%、2008年が59.9%で、ここ2年間は50%台とやや低調気味でしたが、今年は一気に65%台まで参加意向が回復していることがうかがえます。世界的な不況ムードが漂う中で、久しぶりに元気を取り戻せる明るいイベントとして大きな盛り上がりが期待できそうです。
Q:お花見の参加人数は何人?
⇒「3〜4人」が最多。年齢とともに少人数になる傾向。
Q:参加メンバーは?
⇒1位は「家族」。20,30代では「友人」、70代以上では「サークルの仲間」と楽しむ人も多数。
参加人数で最も回答が多かったのは「3〜4人」(38.2%)。次に「5〜9人」(24.1%)、「2人」(23.6%)が続き、全体の85.8%が「10人以下」の規模で開催を予定していました。また世代別で見てみると20〜40代では「3〜4人」に続き、「5〜9人」という声が多かった一方、50代以上では「3〜4人」「2人」という声が目立ち、年齢とともにグループの規模が次第に縮小する傾向が見受けられました。
参加メンバーについては、各世代ともに回答が多かったのは「家族で」(69.0%)でした。「夫婦2人で京都方面の桜の名所を巡りたい」(男性60代、大阪府)、「子供の保育園のお友達とその家族で」(女性40代、東京都)など、世代によって家族構成は異なるものの、お花見が夫婦や家族が一緒に楽しめる年中行事のひとつとなっていることがうかがえます。また20、30代では学生時代の「友人たちと」という声が目立ったものの、年齢とともに減少。代わって、70代以上では一気に「サークルの仲間で」(28.7%)が急増し、同じ仲間や友人でも世代間でコミュニティに少なからず違いがあることがうかがえます。
Q:あなたの好きなお花見スタイルは?
⇒1位は「お花見ランチ」、2位は「お花見散歩」
最も人気のあるスタイルは「ポカポカ陽気の下で楽しむ『お花見ランチ派』」(53.2%)でした。「桜木の下で手作りの赤飯やお弁当を広げ、家族で食べるのが毎年の恒例」(女性40代、青森県)など、寒さの気になる夜桜よりも、陽の当たる日中にランチを食べながら過ごすくつろぎのひとときを好む人が大変多いようです。
次に回答が多かったのは「のんびり歩いて楽しむ『お花見散歩派』」(44.3%)。「川沿いに咲く桜を散歩しながら眺める」(女性30代、山形県)、「妻と2人で早朝ウォーキングがてらに青山墓地で花見」(男性50代、東京都)など、散歩やウォーキングを兼ねて桜を鑑賞するという声が目立ちました。
Q:お花見に欠かせない料理は?
⇒人気ナンバーワンは「おにぎり」、2位は「手作りのお花見弁当」
堂々の人気ナンバーワンは「おにぎり」(30.1%)でした。「ふんわり握ったおにぎりとから揚げ♪」(女性30代、大阪府)、「手作りおにぎり!外で食べるとやっぱりちがうっ!」(女性20代、大阪府)など、箸を使わず、素手で手軽に食べられる「おにぎり」は、アウトドアグルメの定番と言っても過言ではないかもしれません。さらに、おにぎりの相棒として3位「揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど)」(19.0%)を挙げる声も目立ちました。
2位は「手作りのお花見弁当」(27.3%)。「とにかく一品ずつの手作り料理持ち寄りが原則。お互いに作り方も情報交換できてお得!」(女性40代、神奈川県)など、友人同士のお花見では自慢の一品を各ご家庭で持ち合い、和気藹々としたグルメパーティを楽しむ人も少なくないようです。同様4位に「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(18.5%)、10位にも「お寿司」(12.0%)が挙げられ、ランキング圏内にはお腹の空きを十分に満たす「ご飯もの」が多いようです。
⇒北海道民のナンバーワンは「ジンギスカン」
また見逃せないのが北海道民のお花見グルメで、人気ナンバーワンには「バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン」(36.5%)が挙げられました。「会社の人間と札幌名物ジンギスカンで、ドンチャン花見!」(男性40代、北海道)など、「北海道の花見=ジンギスカン」という声が多数寄せられ、この時期、道内の公園では鍋を囲む花見客が珍しくないようです。そのほか、「新潟(新発田)名物の『ポッポ焼き』という黒糖味の細長いホットケーキのようなお菓子が露店で売られているので楽しみ」(男性30代、新潟県)など、その土地ならではのグルメもお花見の楽しみのひとつと言えます。
Q:お花見に欠かせないドリンクは?
⇒「ビール」が圧倒的1位!
トップは「ビール」(60.1%)が圧倒的でした。「屋台で串カツを買って、缶ビールを飲みながら、桜の下を歩く」(女性50代、愛知県)、「毎年、生ビールで乾杯する。サーバーを持って行く」(女性30代、東京都)など、「花より団子」ならぬ、「花よりビール」という声も少なくありませんでした。同様3位に「発泡酒その他」(21.1%)、4位にも「チューハイ」(20.3%)が挙げられ、野外ならではの解放感と爽やかな春風から、喉ごしの良い「炭酸アルコール飲料」に人気が集中しました。
Q:お花見の必需品は?
⇒お花見の三種の神器は「デジカメ」「レジャーシート」「ゴミ袋」
飲食類以外の「お花見の必需品」で、最も回答が多かったのは「カメラ・デジカメ」(55.0%)でした。「一番はデジカメ!!!太陽の下の子供達をバシバシ撮りたい!」(女性30代、北海道)など、美しい桜の撮影とともに家族の思い出も一緒に残したいという声が多数寄せられました。また同時に「デジカメの予備バッテリーはかかせません」(女性30代、奈良県)など、デジカメの普及とともにフィルムに代わってメモリーカード、さらに予備バッテリーの準備も必需品となっていました。
続いて2位は腰を据えてのお花見には欠かせない「レジャーシート・ござ」(45.5%)、3位には「ゴミ袋」(32.6%)が挙げられ、上位の「デジカメ」「シート」「ゴミ袋」は忘れてはならないお花見の三種の神器と言えそうです。
【調査概要】
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【本調査に関するお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」
http://www.hapiken.jp)