参考資料

■松田美緒 Mio, Matsuda (ヴォーカル)
ファド、ブラジル、アフリカ、東欧、日本、様々なジャンルの歌を世界各地で吸収し、自在に伝える歌手。2005年、ポルトガルからブラジルへと続く大西洋の海の情感をつづったCD「アトランティカ」でビクターからデビュー。以後、3枚のCDをブラジルで録音、リリース。’08年は日系移民100周年記念アルバム「ルアール」をリリースし、ブラジルでコンサートも行う。ブラジルでジョナサン・ノシター監督の映画に出演するなど多方面で活躍。多国籍で幅広いジャンルのアーティストと共演し、その声には彼女が旅した様々な土地の情感と祈りが宿っている。

■永見行崇 Yukitaka, NAGAMI (ピアノ、パーカッション)
鍵盤奏者でありながら、セネガルの民族打楽器「サバール」をはじめとする様々な打楽器もプレイする稀有なプレイヤー。
自己のグループやソロピアノで活動する他、ピアノの即興演奏による書道家、タップダンス、ヨガとのコラボレーション等、様々な分野のアーティストと共演している。
日本的な情景を映し出す幻想的な旋律、独特な"間"と優しい響きに満ちたプレイは多方面で高い評価を受けている。


■ヤヒロトモヒロ Tomohiro, YAHIRO (パーカッション)
少年時代の10年間をアフリカ大陸北西に位置するカナリア諸島で育ち、そこでドラムパ-カッションを始めた異色の経歴をもつ打楽器奏者。帰国後1980年プロ・デビュー。以来、山下洋輔、坂田明、渡辺香津美ら、多くのジャズ界を代表するミュ-ジシャンと共演のほか、武満徹、久石譲、さだまさしなどのコンサートやツアーに参加、多岐にわたり活躍する。
同時に、ジョイス、ウーゴ・ファトルーソなどの海外ア-ティストとの交流も深く、日亜混成バンドGAIA CUATROは、2007年10月アサヒビールロビーコンサートに出演する。
http://www.tomohiro-yahiro.com/


■小畑和彦 Kazuhiko, OBATA (ギター)
福岡県出身、81年上京後都内ライブハウスを中心に活 動。Spick&Span、Pan Cake、Fonte、Miho Nova等のバンドやソロ活動を行っている。Joyce、Toninho Horta等と共演、小野リサ、マンデー満ちる、阿川泰子など多くのレコーディングに参加。4枚のリーダーアルバム、教則ビデオ等をリリースしている。

■Abdou Bayefall アブドゥ・バイファル (ダンス、ヴォーカル、パーカッション)
セネガル共和国出身。西アフリカ伝統舞踊のプロフェッショナル・ダンサー。
17歳で『Ballet Sinomew』 の最年少団員としてモロッコにて初の国際舞台を踏み、Fils du Ballet (バレエの申し子) の愛称をもらう。 また、モロッコでBaaba Maal(セネガルの歌手)の目にとまり、ツアーダンサーに加わる。その後、スペインの『Ballet Africa 2000』に移籍。帰国後は、『Ballet la Linguere』セネガル国立舞踏団に入団し、ダンサー、コリオグラファーとして活躍。2002年日本に移住し、ダンサー、ドラマーとして活躍。
http://members.at.infoseek.co.jp/BAYEFALL/index.html

■MAMADOU LO ママドゥ・ロー (ヴォーカル、パーカッション)
セネガル共和国のグリオ(歴史の語り部であり、かつ音楽家)の家系に生まれる。サバール・ジャンベ・タマ等14種類のアフリカの太鼓を演奏。2000年9月来日。'01年アフリカンパーカッションユニット「SAFAIKO」、'02年「TAM-TAM SENEGALAIT」を結成。ソロとしても様々な音楽シーンに参加。演奏のみならず作詞・作曲・アレンジも多数手掛け、ボーカルにも定評がある。
テレビ・ラジオ等出演のほか、国際フェスタ・国際理解教室など国際交流にも積極的。村上“ポンタ”秀一(ds)・ジョー山中(vo)・松岡直也(pf)・渡辺香津美(g)・高橋ゲタ夫(b)・小沼ようすけ(g)などとも共演している。'06年 倖田來未のCMに出演。
http://mamadoulo.net/Photo/index.html


■寿海 Jukai (舞)
戦後間もない時期より、日本舞踊、歌舞伎、狂言、前衛舞踊などで数知れぬ舞台を踏んできた。83歳の齢にして、流派もジャンルにもとらわれぬ「無流」として活動開始。日本の古きよき時代、芸の真髄を体現し、新しい世代、世界へ伝えるべく舞い続けている。