アサヒビール株式会社
お歳暮に贈りたいもの・もらいたいものナンバーワンは
5年連続で「ビール」に!
〜 アサヒビール(株) お客様生活文化研究所が意識調査を実施 〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、本年11月12日〜11月18日にインターネットでお歳暮に関する意識調査を実施し、4323人の有効回答を得ました。結果は下記のとおりです。
■ 全体の7割近くがお歳暮ギフトを検討、ここ数年下降気味だった傾向に復調の兆し。
■ お歳暮に贈りたいものナンバーワンは「ビール」。
■ お歳暮にもらってうれしいものナンバーワンも「ビール」。
■ お歳暮を贈る相手は「親戚」「両親」がメイン。
■ 贈答先の平均件数は約4件、価格帯は3000円台と5000円台に二分。
昨年、一昨年の調査では贈答意向に落ち込み傾向が見られましたが、この冬は全体の7割近くの方がお歳暮ギフトを検討しており、復調の兆しが垣間見られました。お歳暮のあり方は昔と大きく様変わりし、かつての「仕事関連」の儀礼的なものから、「家族・親族」「親しい身近な人びと」を中心としたアットホームなイベントへとなりつつあるようです
Q:今年、お歳暮を贈る予定はありますか?
⇒全体の7割近くがお歳暮ギフトを検討、ここ数年下降気味だった傾向に復調の兆し。
「贈る予定がある」と回答した人が59.0%。さらに「贈るかどうか検討している」という声も10.8%を数え、全体の7割近くがこの冬にお歳暮の贈答を前向きに検討していることが明らかになりました。また過去5年間、同時期に行った本調査では、2004年の贈答意向が74.3%、2005年が72.0%、2006年が62.9%、2007年が62.3%と、景気も影響してか一昨年、昨年と贈答意向が低調気味であったものの、今冬の贈答意向は2005年並の7割近くまでギフト市場が復調していることがうかがえます。
Q:お歳暮には何を贈りたいですか?
⇒人気ナンバーワンは調査開始以来5年連続で「ビール」!
堂々の人気ナンバーワンは「ビール」(41.0%)でした。「贈り先の人はみなさんお酒好き。いつもビールを贈っている」(女性30代、和歌山県)など、贈る相手がお酒好きなら、何も考えることなく「ビール」を選ぶという声が多数寄せられ、「ビール」がお歳暮の定番ギフトとなっていることがうかがえます。同様7位にも「地酒(日本酒、焼酎)」(15.6%)が挙げられました。
⇒クリスマス、年末年始のおもてなしに重宝する「ハム・ソーセージ」も人気。
2位は「ハム・ソーセージ」(26.5%)。「お正月に重宝しそうなハム・ソーセージや産地魚介類をギフトにする」(女性30代、青森県)など、クリスマス、年末年始は人が集まる機会が多いため、ホームパーティやおもてなしに何かと便利な食材を贈るという声が多数寄せられました。3位に「産地直送の魚介類(かに、鮭、イクラ等)」(24.9%)、6位にも「産地直送の野菜・果物」(16.2%)が挙げられ、ちょっと贅沢な食品ギフトに人気が寄せられました。
Q:もらってうれしいお歳暮は何ですか?
⇒1位は5年連続で「ビール」、お子さんのいるご家庭には「ビール+ジュース」の詰め合わせも人気。
最も人気が高かったのは、贈りたいギフト同様に「ビール」(46.5%)でした。「やはりビール!包装紙を空けた瞬間、(ビールだったら)『やったー!』と言ってしまう」(女性20代、北海道)、「普段は新ジャンルにしているので、普通のビールをもらえたらうれしい」(男性40代、山口県)など、ビール消費の多いご家庭では何よりも助かる、“もらってうれしいギフト”となっていることがうかがえます。さらにお子さんのいるご家庭では「子供がジュース、旦那がビールなので、2種類はいったギフトがうれしい」(女性30代、広島県)など、「ビール+ジュース」の詰め合わせセットも喜ばれるギフトのひとつとなっていました。
Q:お歳暮を誰に贈りますか?
⇒「親戚・親類」「両親」がメイン、世代ごとに贈る相手が変化。
最も回答が多かったのは「親戚・親類」(52.4%)、続いて2位に「両親」(46.6%)が挙げられました。「いつもお世話になっている親戚には、ほぼ毎回贈っている」(女性70代、神奈川県)、「お中元は両親と親戚に里帰りした時に贈る。お歳暮は帰れないので両親だけに贈る」(女性40代、北海道)など、親族・親類を中心とした身内への「季節の挨拶」といった意味合いの強さがうかがえます。以下、3位「仕事関連の人」(26.3%)、4位「友人・知人」(24.7%)が続きました。また世代別で見てみると、20代では「親戚・親類」「両親」「仕事関連の人」という声が混在していたものの、既婚者の増える30代では「両親」を挙げる声がトップ。子育てがひと段落した50代以上では「親類・親族」が急増する傾向が見受けられました。さらに60代以上では「友人・知人」(38.7%)が目立ち、各世代ごとに贈る相手が大きく変化していることが明らかになりました。
Q:今年のお歳暮は何件贈る予定ですか?
⇒平均は約4件、世代があがるにつれて件数は増加傾向。
最も回答が多かったのは「2件」(23.3%)、次に「3件」(20.9%)が続き、全回答総数を回答人数で割った平均は4.04件でした。世代別では20代が3.08件、30代が3.70件と世代とともに増加し、60代以上では実に5.12件にも達しました。年齢を重ねると共に人脈も広く、人付き合いを大切にする人が多いせいか、贈答意向、贈答件数が次第に高まっていました。
Q:お歳暮ギフトの価格帯はどのくらいを予定していますか?
⇒1位は3000円台、2位は5000円台。贈る相手によって価格帯を使い分け。
最も回答が多かったのは「3000円台」(51.7%)。続いて「5000円台」(45.3%)が目立ち、お歳暮ギフトの価格帯は大きく2分化されていることがうかがえます。「親戚や身内柄は5000円くらい。友人は3000円くらいで、毎回ネットで調べてグルメ品などを選んでいる」(女性30代、新潟県)、「親類、友達、主人の会社の上司、価格は3000円から5000円」(女性60代、大阪府)など、贈る先によって、「3000円台」と「5000円台」の価格帯を上手に使い分けているご家庭が多いようです。
【調査概要】
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【本調査に関するお問い合わせ先】
アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」
http://www.hapiken.jp)