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ニュースリリース

 

ニュースリリース2008年

2008年06月20日
アサヒビール株式会社

お中元に贈りたいもの・贈られたいものナンバーワンは「ビール」
〜 アサヒビール(株)お客様生活文化研究所が意識調査を実施 〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)のお客様生活文化研究所は、本年6月11日〜6月17日にインターネットでお中元に関する意識調査を実施し、6326人の有効回答を得ました。結果は下記のとおりです。

■ 全体の7割以上が「お中元ギフト」を検討。過去4年間で最も高い贈答意向。
■ お中元に贈りたいものナンバーワンは「ビール」。
■ お中元に贈られるとうれしいものナンバーワンも「ビール」。
■ ビールギフトを贈る際には、5割以上が「相手が好きな銘柄」を意識して選ぶ。

 今回の調査により、全体の72.8%が今夏の「お中元ギフト」の贈答を前向きに検討していることが分かりました。これは過去4年間の中で最も高い贈答意向となります。ここ数年、虚礼廃止、景気後退の懸念が続き、さらに食の安全・信頼が叫ばれている最中だけにギフト市場の落ち込みが心配されましたが、その思いとは裏腹に今夏のお中元は活況が予測される結果となりました。
 お中元の在り方は、この5、10年で大きく変化を遂げてきましたが、お中元ギフトの長所を見てみると、「日ごろの感謝やお礼をする良い機会」「自分や家族が元気で過ごしていることを伝える手段」という声が多数寄せられました。現代日本では人とのコミュニケーション不足が指摘され、暑中見舞いの手紙のやり取りでさえ失われつつある中で、お中元は、親類や友人、知人、恩師と自然と連絡を取り合えるタイミングを与えてくれているのかもしれません。

Q:今夏、お中元を贈る予定がありますか?
 ⇒全体の7割以上が「お中元ギフト」を検討、過去4年間で最も高い贈答意向
 
 「いつもおいしい無農薬のお野菜を送ってくれる主人の実家に、お礼の意味を込めて贈る」(女性40代)など、「贈る予定」と回答した人が54.7%。「贈ろうかどうしようか検討中」という声も18.1%を数え、全体の72.8%が今夏の「お中元ギフト」の贈答を前向きに検討していることが明らかになりました。過去4年間同時期に実施した同調査を振り返ると、「贈る予定」「贈ろうかどうしようか検討中」という声は2005年が64.8%、2006年が62.1%、2007年が63.3%であったことから、過去4年間の中で最も贈答意向が高く、ここ数年、元気がないと言われてきたギフト市場に復調の兆しが見え始めていることがうかがえます。

Q:お中元に贈りたいギフトは何ですか?
 ⇒お中元ギフトの人気1位は、暑さをうち払う「ビール」
 
 堂々のお中元ギフトナンバーワンは「ビール」(62.2%)でした。「父には、ビールと決めている。お風呂上がりの晩酌の喜ぶ顔を想像している」(女性40代)など、暑さをうち払って夏を乗り切れるように、お酒好きの相手には「ビール」を贈るという声が多数寄せられました。過去4年間同時期に実施している「贈りたい人気ギフト」調査を振り返ると、「ビール」は4年連続で一番人気でした。
 また、3位に「ジュース飲料(100%果汁等)」(24.6%)、5位に「コーヒー・お茶」(21.6%)が挙げられ、渇いた喉を潤す飲料ギフトに人気が集中しました。

⇒消費すれば形の残らない「フード・ドリンク」に人気集中!
 
 続いて、贈りたいギフトの2位は「お菓子・デザート」(32.2%)、4位「ハム・ソーセージ」(21.9%)など、ベスト10圏内のうち、1〜9位までが「食」に関連したギフトであることから、大半の皆さんが「お中元ギフト=フード・ドリンク」と捉えていることがうかがえます。

Q:ビールギフトを選ぶときのポイントは?
 ⇒ビールギフト選びのキーワードは、「銘柄」「高級」「鮮度」「バリエーション」

 ビールも様々な種類やタイプのものが多数出回っている中、最も回答が多かったのが「贈る相手が好きな銘柄のビールを選ぶ」(53.3%)でした。中には「私の好きな銘柄を知っている知人から、その銘柄のビールをもらえるのはとてもうれしい」(女性30代)という声からもうかがえるように、同じビールとはいえ、好みの銘柄か否かを事前に調査しておくことが重要となっているようです。さらに2位「ちょっと高級なプレミアムビールを選ぶ」(45.5%)、3位「工場直送など、新鮮なものを選ぶ」(15.7%)、5位「ビール種類が色々楽しめるものを選ぶ」(12.4%)が続き、「高級感」「鮮度」「バリエーション」もビールギフト選びのキーワードとなっていました。そのほか、「家族に子供さんがいるとジュースとセットになったものを・・・」(女性30代)など、家族と一緒に楽しめる品をビールとセットにする人も少なくありませんでした。

Q:お中元でもらいたいギフトは何ですか?
 ⇒贈られてうれしいギフトのトップも「ビール」

 贈られるとうれしいギフトのトップは、贈りたいギフトの1位と同じく「ビール」(63.5%)でした。仮にお酒を飲まないご家庭でも「ビールは来客にも出せるので、もらうとうれしい」(女性20代)という声が寄せられるなど、決して邪魔にならないものと言えそうです。

⇒贈る側がためらう「商品券」や「生もの」は、意外に喜ばれるギフト

 贈られるとうれしいギフトの2位は「各種商品券」(29.5%)。「贈るのは失礼かと思って商品券は避けるが、欲しいのは現実的に商品券」(女性30代)など、贈りたいギフトでは9.5%と低調でしたが、贈られるとうれしいギフトでは一気に29.5%にまで急増し、商品券は金額があからさまであるため敬遠されがちであるものの、実は贈られるととてもうれしいギフトとなっていることがうかがえます。気心の知れた人には悪くない選択肢と言えます。
 同様に「贈りたいギフトランキング」よりも、ポイントが増えた「贈られるとうれしいギフト」では、5位「産地直送の魚介類(かに、鮭等)」(贈りたい=19.3%、贈られるとうれしい=22.0%)、9位「地酒(日本酒、焼酎)」(贈りたい=13.3%、贈られるとうれしい=16.7%)が挙げられました。一般的に夏のギフトでは、傷みの早い生ものを避ける傾向が高いと思われがちですが、贈られる立場からすれば、「産地直送の魚介類」もうれしいギフトであるようです。

Q:お中元を選ぶ際のポイントは何ですか?
 ⇒相手のこと、家族のことについて事前調査が重要!

 最も回答が多かったのは「贈り先の趣味や好き嫌い」(51.0%)でした。「相手がお酒を飲むのかどうか・・・」(女性30代)など、普段からさりげなく情報収集をしているという声が多数寄せられ、相手の好みを重視する傾向が見受けられました。同様3位にも「贈り先の家族構成」(25.5%)が挙げられ、相手の好みとともに、相手の家族情報の収集も外せないポイントとなっていることがうかがえます。中には「贈る人の病歴、年齢で選ぶ」(女性20代)など、健康状態や持病に応じたギフト選びをする人もいました。

Q:お中元の良い点は何ですか?
 ⇒お中元ギフトの良さは「言葉では言い足りない感謝の念」「近況を確認し合う機会」

 お中元ギフトの長所のトップは「日ごろの感謝やお礼をする良い機会」(60.1%)でした。言葉では言い足りない感謝の念を、お中元のタイミングを利用して伝えたいという声が多数寄せられました。続いて、回答が多かったのは「季節のあいさつ」(36.7%)。4位に「自分や家族が元気で過ごしていることを伝える手段」(24.7%)、6位「お礼の電話など、近況を知らせ合うきっかけができる」(13.5%)が挙げられ、お互いの安否や近況を確認し合う機会としても一役買っていることがうかがえます。

Q:お中元の嫌な点は何ですか?
 ⇒嫌な点は「お金がかかる」「意味なく贈る儀式」

 最も回答が多かったのは「お金が掛る」(45.8%)でした。「喜んでくれるのはうれしいのですが、こう物価が上がる中での負担は大きくて家計に苦しい」(女性30代)など、ボーナスを前に懐が痛むという声が多数寄せられました。続いて、回答が多かったのは「儀式的になっている」(45.7%)。「儀式だけの相手には、アイデアさえ浮かばない」(女性40代)など、相手への感謝や気持ちの一切ない中で、贈らざるを得ないギフトに無意味さを感じているという声が目立ちました。

【調査概要】

調査対象 全国の20歳以上の男女6326人(有効回答数、男性2765人、女性3561人)
調査方法 インターネット
調査期間 2008年6月11日(水)〜6月17日(火)

■『お中元に贈りたいもの・贈られたいもの』に関するご参考資料はこちらから

【本調査に関するお問い合わせ先】

アサヒビール株式会社 お客様生活文化研究所 TEL:03-3498-1810
(お客様生活文化研究所のサイト「青山ハッピー研究所」 http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/hapiken/