アサヒビール株式会社
『第3期 日本の環境を守る若武者育成塾』(環境省後援申請中)を北海道で開講
北海道・東北・関東甲信越地区の高校生を募集
〜ANA社員と連携〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、社会の環境活動を積極的に支援していくという考えから行っている「環境教育」の一環として、高校生の環境教育プログラム『日本の環境を守る若武者育成塾』(以下『若武者育成塾』)を、北海道・東北・関東甲信越地区の高校生を対象に実施することとし、現場体験型ワークショップを行う合宿を、洞爺湖サミットが行われる北海道で開催します。
本年の北海道地区での開催は、一昨年の四国地区、昨年の東北地区での開催に続く、第3回目の実施となります。アサヒビール(株)、(社)日本環境教育フォーラムと協働する他、今回新たに全日本空輸(株)と連携し開催します。また、社外有識者で構成される「高校生環境研修『日本の環境を守る若武者育成塾』」実行委員会を立ち上げ、プログラム計画、活動内容について広く意見を頂き、運営していきます。
『若武者育成塾』は、環境問題に高い関心をもち、環境保全のために自らも行動したいと考える時代を担う高校生を対象に、環境活動について学び自ら実践する場を提供するもので、持続可能な社会づくり支援の一環として、企画・開催するものです。
本年のプログラムは、北海道・東北・関東甲信越地区の高校生(グループ・個人)を対象に、環境に関する論文を募集し、環境の専門家による選考を経て7グループを選抜します。7グループは、夏休み期間中の8月5日から8日に実施するアサヒビール(株)北海道工場(所在地 北海道札幌市)および定山渓周辺を主会場とした、環境に関するフィールドワーク・ワークショップ合宿に参加します。合宿では、当社北海道工場での環境関連の取組みをはじめとして、工場の水源地の森林保全や環境保全活動、工場で発生する廃棄物再資源化処理業者の施設見学等を通じて、参加者に合宿での体験に基づく環境問題に対しての幅広い知識・知恵を身に付けてもらうことを目的としています。
こうして環境問題について実際の現場で学んだうえで、グループ毎に、自分たちが生活する地域における環境課題を改善する活動プランの作成を行い、その活動プランをそれぞれの地元に戻って実践してもらいます。地域で実践した活動の成果を12月21日に発表してもらい、審査し、表彰を行うことにしています。
合宿および地域での活動にあたっては、ANA社員とアサヒビール社員が、ファシリテーター(推進役)として参加し、高校生がよりよい活動を推進できるよう一緒に環境問題について考え、活動をサポートしていきます。
また、環境の課題解決に取組む高校生の感性と熱意に触れることで、参加する両社社員の環境意識醸成も図る取組みとするものです。
一昨年の四国、昨年の東北で実施した『若武者育成塾』では、選考により選ばれた合計14校47名の高校生が参加し、夏休み期間中に当社四国・福島工場を拠点に実施した合宿で、産業活動と環境との係わり合いについて学んでいただきました。さらに、各グループが各高校の地元における環境課題を改善する活動モデルの立案を行い、9月から11月にかけてその活動モデルを地元で実践しました。現在も参加した高校生の後輩たちにより、地元での環境活動を継続しており、地域社会での広がりも生まれてきています。
アサヒビール(株)は、平成14年より、本社ビルや工場における環境文化講座の開催、ビール工場における小学生を対象とするエコツアー(見学会)、環境をテーマとした親子見学ツアーの実施など、環境経営の一環として、お客様に参加いただく環境啓発・教育イベントを積極的に行ってきました。今後もこのような多様な環境啓発・教育活動を継続していくことにしています。
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【『日本の環境を守る若武者育成塾』への応募に関するお客様からのお問合せ先】
アサヒビール(株) 社会環境推進部(担当:高橋) 電話:03−5608−5195