アサヒビール株式会社
株式会社エルビー
小学生の環境体験学習会『アサヒ森の子塾』を広島県庄原市にて開催
〜森林での体験を通して自然環境を学び環境を考えていく〜
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、社会の環境活動を事業者の立場から積極的に支援していくという考えから行っている「環境教育」活動の一環として、『アサヒ森の子塾』(以下『森の子塾』)を10月26日(金)に広島県庄原市の地元の小学生を対象に実施します。
今回開催する『森の子塾』は、昨年に続く第2回目の実施となります。『森の子塾』は、アサヒビールが広島県庄原市に所有する山林『アサヒの森』を会場とし、林野庁広島北部森林管理署や木質バイオマスの活用を推進するNPO法人「森のバイオマス研究会」等の協力を得て、地元の小学校6年生を対象とした体験学習会です。
『森の子塾』では、森林は私達の暮らしに欠かせない環境保全の源であることを学びます。実際に森林の中を歩き自然に触れることを通して、森林のCO2の吸収、水の涵養、生物の多様性の特性など、森林の果たしている役割を実感します。また、昼食は薪を使用してピザを焼くことを通じて、木質バイオマス燃料と化石燃料との地球環境への影響などの違いについて理解します。
今回より体験学習を終えた後、改めて事後学習会を実施し、体験学習で大切だと学んだ環境への配慮に関して、小学生自身が自らの生活の中で実践可能なエコアクションを考えます。そして、自らが考えた「買い物の時はマイバックを使う」「歯磨きや洗顔、食器を洗うとき、水を出しっぱなしにしない」等のエコアクションを家族と一緒に取組んでもらいます。
アサヒビール(株)では、次代を担う学生や子供達をはじめ、幅広い世代に環境教育・啓発活動を行っています。『森の子塾』をはじめとして、全国9ビール工場で小学生とそのご家族を対象に工場における環境保全活動について紹介する『工場エコツアー』や、熊本県の風力発電所を舞台とする『風の子塾』等、当社の持つ事業資産を活用しながら、積極的な活動につとめています。
【『アサヒ森の子塾』概要】
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※1 NPO法人森のバイオマス研究会
木質バイオマスの需用を創出するため、ペレットストーブやバイオマスボイラーの情報収集・啓発・普及活動、環境教育活動、木質バイオマス関連コンサルタント事業等を行うNPO。また、地元市民とともに、森林・里山保全活動やイベントも開催している。アサヒビール(株)アサヒの森環境保全事務所(広島県庄原市、本年9月1日に庄原林業所より名称を変更)が平成17年より法人メンバーとなっている。
※2 株式会社ジュオン
間伐材等を使った排ガス浄化溶液の製造をしている環境機器ベンチャー企業であり、溶液製造で残った木くずを利用しエタノールの製造技術研究を進めている。