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平成18年12月14日
アサヒビール株式会社

2007年 『アサヒスーパードライ』
さらなるお客様満足を追求するトータル・マーケティング活動“Challenge 2007 ”を展開
〜発売20周年を迎えるスーパードライの新たなる挑戦〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田 伍)は、2007年、ビール主力商品『アサヒスーパードライ』が、発売20周年を迎えるにあたり、選ばれ続ける理由である“ブランドの価値”をいっそう磨き、さらなるお客様満足を追求するトータル・マーケティング活動“Challenge 2007 ”を展開します。2007年の一年間、『スーパードライ』は、これからも“挑戦”し続けるブランドとして、ビールならではの満足感・品質感を強化する活動と、お客様とのすべての接点で魅力ある情報を発信し続けることで、日本を代表するビールブランドとして、ビール市場を牽引していきます。

 『スーパードライ」は、1987年3月17日の発売以来、初の“辛口”ビールという新しい味わいが多くのビール通のお客様に支持され、2006年まで18年連続年間売上箱数が1億箱を超えるビッグブランドに成長しました。また、徹底的な鮮度向上の取り組みにより、ビールに「鮮度」という概念を提案するなど、業界に先駆けた新しい挑戦を続けることで、ビール市場においてますます大きなご支持を頂戴しています。

 アサヒビールは、次の20年へ向け選ばれ続けるビールブランドとして『スーパードライ』のさらなる品質向上への挑戦や新しい価値のご提案を続け、全社員全部門でお客様のご満足にお応えしていきます。



選ばれ続ける理由である“ブランド価値”をいっそう強化する取り組み

 アサヒビールが、ビール類市場のブランドや飲用動向について行っている定点調査において、『スーパードライ』は、味や品質についてたいへん高い評価をいただいており、近年もその数値は上昇しています。
 発売以来ご支持をいただいている「洗練されたクリアな味・辛口」のうまさを、『スーパードライ』を楽しむすべてのシーンで最高の状態に近づけるため、全部門の活動として向上に努めてきた「鮮度」活動、業務用市場における「うまい樽生!」活動をさらに一段高いレベルに引き上げます。
 それにより、これからも選ばれ続けるブランドとして、お客様のご支持いただく理由である“ブランドの価値”をいっそう強化していきます。


1.さらなるうまさをお届けする「鮮度」「品質」活動について

■ 店頭鮮度向上活動の徹底
 アサヒビールでは、1986年の『アサヒ生ビール』発売以来、「鮮度は品質である」という考えのもとビールの鮮度管理活動を開始し、1992年からは生産、物流から営業まで全部門が連携した鮮度向上活動である「フレッシュマネジメント活動」に取り組みを進化させました。以来、製造後工場出荷までの日数や製造後店頭までの日数削減を進め、現在、『スーパードライ』の製造後工場出荷までの日数は3日台を達成しています。
 2007年、さらなる店頭鮮度向上を目指し、流通チャネル各層と一緒になった活動を実施し店頭までの日数の削減に努めるとともに、量販店を中心とした小売店店頭において製造後30日を超えた商品をゼロに近づけることを目指します。

■ 『アサヒスーパードライ鮮度実感パック』の展開
 ビール工場で飲む“できたてのうまさ”を家庭でも実感していただくこと、また小売店店頭での鮮度向上活動を促進することを目的に、量販店を中心に展開している『スーパードライ鮮度実感パック』。2007年も、本年に引続き、製造後3日以内の『スーパードライ』を、全国(沖縄県をのぞく)で、毎月1回、数量予約発売します。
 2007年は、量販店での取扱い間口を、本年に対し2割増となる3万店を目標に拡大するなど、より積極的な展開を行います。

■ 「店頭鮮度セミナー」を全国200カ所で開催
 広くお客様に接することのできる量販店店頭を活用し、イベント形式で、お客様にビールの品質管理やご家庭でおいしく楽しんでいただくための秘訣を説明する「店頭鮮度セミナー」。本年初めて展開し、実施店では新しい形のインショップイベントとして大変好評をいただいています。
 本年50ヶ所で開催した「店頭鮮度セミナー」を、2007年は、内容をさらに充実させるとともに、その実施規模を大型量販店を中心に全国200カ所と拡大し、店頭でビールの品質訴求を強化します。

■ “スーパー鮮度製法”で、ビールづくりからも鮮度を向上
 アサヒビールでは、できたてのビールのうまさをお届けするため、お客様が飲まれるまでのリードタイムの短縮のみならず、品質の劣化につながる原因物質の生成を抑制する生産工程での新しい技術の開発と導入に取り組んできました。“スーパー鮮度製法”とは、新たな麦芽製造法の開発、工場におけるあらゆる工程で酸素との接触を抑え込む技術導入など、原料調達から仕込み、発酵、貯酒、ビール充填工程まであらゆる過程で、酸素との接触を徹底的に押さえ込み「酸化臭味の指標となる物質(トランス2ノネナール)」を減少させるアサヒビール独自の取り組みです。
 これまでの取り組みにより、2005年までに、当社ビール中の酸化臭味の原因物質を2000年実績に対し半減させることに成功しています。2007年、さらなる「スーパー鮮度製法」の進化を進め、ビールづくりの面からも「鮮度」の向上に挑戦していきます。

■ 業務用市場における、樽生ビール品質向上活動:「うまい樽生!」活動の強化・徹底
 アサヒビールは、2003年より、樽生取扱い飲食店と力を合わせ、樽生ビールを最高においしい状態でお客様に飲んでいただくことを目指す「うまい樽生!」活動を展開してきました。
 2007年以降は、この活動をさらに一段上のレベルに引上げ、アサヒ樽生ビール扱い店全店を対象に「うまい樽生店」化を進めます。
 具体的には、全国で飲食店向けに開催している「樽生クオリティセミナー」に新たに樽生ビール取扱い指導者となるための「テクニカルコース」を新設するとともに、全国でセミナー開講数を増加させます。また、樽生取扱い店へのきめ細やかなサポートにつなげるため、アサヒビールの業務用営業担当者全員に社内資格「樽生インストラクター」を取得させ、“樽生のプロ”の育成体制を強化します。
 そうしたサポート体制を強化した上で、樽生取扱い店にセミナー受講の促進と「うまい樽生!」を提供のためのマニュアルDVDを送付し、取扱い店のうまい樽生店化を進めます。2007年は、現在全国で9万5千店の“うまい樽生取扱い店”を、11万店に増加させることを目標とします。
 さらには、樽生品質を向上させる画期的なディスペンサーなど新たな樽生機具の開発を進め、順次市場での展開を行います。


2.『アサヒスーパードライ』から、新しい飲用シーンを提案する新容器の発売

■ 『アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml』を新発売
 発売20周年を記念して、『スーパードライ』からの新たなビール飲用シーンを提案する、スリムで斬新なデザインの新容器『アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml』を2007年3月以降、全国のお客様に向けて販売地域を順次展開し、数量限定で新発売します。
 これまでになかったロングネック形状のアルミ製ボトル缶を採用し、格好良く『スーパードライ』を楽しんでいただくスタイルを、特に20〜30代の若い世代に提案していきます。

『アサヒスーパードライ スリムボトル』発売概要
商品名 アサヒスーパードライ スリムボトル缶350ml
発売日 2007年3月以降順次展開予定
※2007年限定、数量限定(発売エリアは順次全国展開)
価  格 希望小売価格は設定していません。
価格体系は、現行の『スーパードライ缶350ml』と同じ。
販売目標 100万箱(1箱は、350ml缶X24本の実数)


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お客様とのすべての接点で、魅力ある情報発信を最大化

 広告宣伝、小売店店頭、飲食店、ビール工場など、『アサヒスーパードライ』とお客様のすべての接点で、ブランドがご提供する価値、ビールのうまさや楽しさといった情報を、話題性に富む魅力的な内容とスケールで、多角的に発信していきます。
 こうした活動で、ご愛飲いただくお客様にさらなる満足を提供するとともに、さらなるご支持の拡大を進めます。


1.『アサヒスーパードライ』発売20周年、“挑戦”をダイナミックに訴求する広告宣伝活動

■ ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手をはじめとする、話題性ある“挑戦者”を起用したTV広告展開
 2007年の『スーパードライ』のTVCMには、ニューヨーク・ヤンキースの主力選手として、世界の頂点を目指した“挑戦”を続ける松井秀喜選手をはじめ、日本の皆様に大きな感動を与える挑戦者を起用していきます。
 球界を代表するヒーローである松井選手は、本年、左手首骨折という大ケガに見舞われながら、治療とリハビリの努力により劇的な復帰を果たし、その姿は、野球ファンのみならず広く日本中に感動を与えました。2007年も、ワールドシリーズ制覇という目標に向かって挑戦を続けます。
 2007年は、松井選手をはじめ、今まで以上に話題性、本格感、メジャー感のある挑戦者を起用し、ブランドイメージと重ね合わせた魅力的な広告展開により、『スーパードライ』の存在感をいっそう高めていきます。
さらに、こうしたTVCMと連動した店頭づくりやキャンペーンを積極的に展開し、お客様への情報発信を最大化していきます。
 また、『スーパードライ』の品質向上にむけた「鮮度」や「うまい樽生!」といった企業活動そのものを訴求してきた「品質広告」についても、2007年、引続き積極的に展開していきます。

■ 『スーパードライ』ご愛飲感謝、アサヒビール史上最大規模の消費者キャンペーン
 『スーパードライ』発売20周年を記念して、永年ご愛飲いただいているお客様への感謝の気持ちを込め、その当選者数や内容についてアサヒビール史上類を見ない、『20th ANNIVERSARY アサヒスーパードライご愛飲感謝キャンペーン』を、第一四半期に実施します。(応募期間は1月24日〜3月26日)
 『スーパードライ』を中心とした対象商品に貼付されている応募シールを集めて応募いただくと、「ご愛飲感謝コース」として「オリジナル 薄づくり泡だちペアグラス」と「製造後3日で直送するスーパードライ(350ml×2本)」が、また「アクティブチャレンジコース」として、世界を代表するロックグループ「BON JOVI」と日本音楽界をリードするアーティスト「DREAMS COME TRUE」が行う“THE SUPER DRY LIVE”へのご招待チケットや、熱気球やラフティング等への挑戦など非日常なアクティブ体験ツアーが当たるという内容です。
 それぞれのコース合計の当選者総数は、アサヒビールがこれまで実施したクローズドキャンペーンの中で最大規模となる102万名となっています。また、スペシャルコンサートやアクティブ体験というこれまでにない夢のある賞品も、大きな話題を集めるものと考えます。
 キャンペーン応募期間中は、キャンペーンと連動した店頭づくりを進め、『スーパードライ』をご愛飲いただくお客様に感謝の気持ちと、大きな話題を発信していきます。

『アサヒスーパードライご愛飲感謝キャンペーン』の詳しい情報はこちら
http://www.asahibeer.co.jp/cp/thankscp/

■ 20周年を彩る、全国9ビール工場での、スペシャル見学イベントを開催
 『スーパードライ』20周年を機会に、今一度、より多くのお客様に、ビール工場で飲むできたてのスーパードライの美味しさを味わっていただくことを目的に、全国9つのビール工場で、一般のお客様にお楽しみいただいている工場見学に加え、20周年企画として特別見学イベントを実施します。
 特別見学イベントは、「『できたてのうまさ。辛口』実感フェア!」と題して、2007年上半期に3回実施します。
 ビールの楽しみ方等の情報を付加し、魅力を高めた見学イベントを開催することにより、2007年年間で120万人のお客様に全国のビール工場に見学いただくことを目指します。また、ビール工場を情報発信拠点のひとつと位置づけ、鮮度を追求した『スーパードライ』のうまさを実感していただく機会を広げます。

「できたてのうまさ。辛口」実感フェア! 実施概要
第1弾イベント  開催期間:2007年2月3日(土)〜2月25日(日)
名  称 スーパードライと「うまい」!おつまみ体験コース
内  容 工場が立地している地域の食材の中から選りすぐりのおつまみと、できたてのスーパードライのうまさを実感して頂きます。
第2弾イベント  開催期間:2007年3月17日(土)〜4月8日(日)
名  称 こだわりの「うまい!」樽生ビール体験コース
内  容 品質、鮮度、グラス、生ビールディスペンサー。こだわり抜いた「うまい!樽生」ビールの体験と、ご自身で生ビールを注ぐ体験ができるコーナーをご用意します。また、ご来場のお客様全員に「スーパードライ薄づくりグラス」をプレゼント。
第3弾イベント  開催期間:2007年4月21日(土)〜5月13日(日)
名  称 ご家庭での「うまい!」飲み方講座コース
内  容 自宅でさらに「うまい!」スーパードライを飲んでいただくための「秘訣」を紹介します。また、来場のお客様全員に「ご家庭でうまい!グッズ」をプレゼント。


 2006年ニュースリリース一覧