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平成18年10月20日
アサヒビール株式会社
小学生の環境体験学習会『アサヒ 森の子塾』を広島県庄原市にて開催
〜自然の中で環境問題を学び自然と地域のつながりについて考える場を提供〜

 アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)は、社会の環境活動を事業者の立場から積極的に支援していくという考えから行っている「環境教育」活動の一環として、『アサヒ 森の子塾』(以下『森の子塾』)を10月27日(金)に広島県の小学生を対象に実施します。
 アサヒビール(株)庄原林業所(広島県)は、平成17年よりNPO法人「森のバイオマス研究会」の法人メンバーとなり、研究会が推進している循環型社会に対応した資源循環への取り組みを共同ですすめています。
 今回開催する『森の子塾』は、「森のバイオマス研究会」の協力を得て、広島県庄原市比和町古頃にあるアサヒの森『甲の村山』にて小学校6年生を対象とした体験学習会です。『森の子塾』では、実際に森林の中を歩き自然に触れることを通して、森林と人との結びつきの理解を深めていきます。学習内容は、森林保全のための林業の仕組みと役割を理解することで、地球温暖化問題を学びます。また、林業所員がロボットによる枝打ち実演を行い日本の林業の現状や抱える課題について学ぶと共に、森林の発展と地域とのつながりを考えていきます。
 アサヒビール(株)では、将来を担う子供たちに自然の中で学び自ら体験する場を提供することで、環境意識を醸成する一助となればと考えており、今後もこのような環境教育活動を継続していきます。
 また、アサヒビール(株)は今回開催する『森の子塾』の取組みの他にも、全国9工場で小学生とそのご家族を対象に、工場における環境保全活動について紹介する『工場エコツアー』、広島県で開催している小学生でも企業と直接対話のできる『企業と消費者との対話』、本年8月に四国工場にて高校生を対象として開催した『若武者育成塾』、10月3日・13日に熊本県で小学生を対象に開催した『風の子塾』等を通じて、子供たちの深い理解や活動実践をサポートしていきます。

『アサヒ 森の子塾』概要
実施日時 10月27日(金)
実施場所 アサヒの森「甲の村山」
広島県庄原市比和町古頃
主催 アサヒビール(株)・庄原市立庄原小学校
協力
NPO法人森のバイオマス研究会(広島県庄原市)
木質バイオマスの需用を創出するため、ペレットストーブやバイオマスボイラーの情報収集・啓発・普及活動、環境教育活動、木質バイオマス関連コンサルタント事業等を行うNPOであり、地元市民とともに、森林・里山保全活動やイベントも開催している。
参加者
(予定)
庄原市 庄原小学校
小学6年生(89名)
スケジュール
12:50  開講式(庄原小学校)
・庄原小学校先生による開講挨拶
13:00 学校出発(大型バス2台)
1. ビデオ放映 『アサヒの森』『地球への感謝』
アサヒビールが取り組む地球環境への貢献活動についてのビデオ
アサヒの森の歴史を説明
2. 森の中での注意事項(安全対策)
13:40 アサヒの森着
13:50 プログラム開始 進行:庄原林業所所員
1. 森内での森林セラピ−体操(ストレッチと深呼吸)
2. レクチャ−(森内の椅子に座って)
森林を保全することが環境保全となる。(庄原林業所員)
3. 木から排ガス溶液やエタノ−ルを製造することについての説明((株)ジュオン)
4. 人工ロボットによる枝打ち実演(庄原林業所員)
5. 木質燃料を使うことよる資源循環を説明(森のバイオマス研究会)
 
木質ペレット使用による資源循環及びペレットスト−ブ視察
木質ペレットによる実習製作
15:10 閉講式:閉講挨拶(アサヒビール)
15:20 アサヒの森発
・バス内にて先生からアンケート配布
16:00 庄原小学校着
※株式会社ジュオン(広島市): 間伐材等を使った排ガス浄化溶液の製造をしている環境機器ベンチャー企業であり、溶液製造で残った木くずを利用しエタノールの製造技術研究を進めている。
※庄原林業所: アサヒビールが保有している山林で林業経営を行う。2001年9月に国内では3例目、国内の食品会社の保有林では初めての<森林認証FSC>を取得した。
FSCの原則である「適切な環境管理」「社会利益への配慮」「持続可能な経済性の確保」を重視した林業経営を目指している。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
アサヒビール(株) 社会環境推進部(担当:竹中) 電話:03−5608−5195



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