平成18年8月24日 アサヒビール株式会社 住友化学株式会社 伊藤忠商事株式会社
中国の食生活向上に貢献する新たな農業経営モデルを提案する
『山東朝日緑源農業高新技術有限公司』を設立 〜安全・安心で美味しい付加価値の高い農作物の生産・出荷を開始〜 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 荻田伍)、住友化学株式会社(本社 東京、社長 米倉弘昌)、伊藤忠商事株式会社(本社 東京、社長 小林栄三)の3社は共同で、本年5月に日本独資による農業法人『山東朝日緑源農業高新技術有限公司』を山東省莱陽市に設立し、山東省との協力体制のもとで、大規模な農業経営を展開します。
山東朝日緑源農業高新技術有限公司は、中国の消費者のニーズに基づいた高付加価値で差別性のある農作物を選択し、山東省莱陽市にある約100ヘクタールの農地で、レタスやスイートコーンなどの野菜栽培(露地栽培)、イチゴなどの果実栽培(温室栽培)に加えて、搾乳牛で将来的には1000頭規模の酪農を行っていきます。すでに耕地やビニルハウスの設置を進めながら一部の農作物の生産を始めており、本年8月に山東省の大都市の消費者に向けてレタスの出荷を開始しました。
山東朝日緑源農業高新技術有限公司は、国際協力事業団青年海外協力隊でケニア、パナマ、ネパールなどでの指導経験がある農業技術者、獣医師を中心に事業を運営しており、近代農業を志す現地雇用者とともに、中国における新たな農業経営モデルを実践します。
中国では急速な経済成長と国民の生活水準の向上にともない、都市部を中心に食生活における「安全・安心」「高品質」を求める層が増えており、2008年の北京オリンピックや、2010年の上海万博に向けて、こうした需要はさらに高まることが予想されます。 新会社の概要
本年の今後のスケジュール(農作・施設) 本資料に関するお問い合わせ先
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