平成17年3月11日 アサヒビール株式会社 企業の社会的責任(CSR)の観点から 『未成年者飲酒予防基金』を設立し、助成先を公募 有識者による審査委員が選考 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、アルコール飲料を製造・販売する企業グループとして適正飲酒を啓発するという社会的責任(CSR)を果たす観点から『未成年者飲酒予防基金』を設立し、主として未成年者の飲酒予防のための研究・活動を主宰・実施している団体、個人、施設等を対象に本年より毎年1,000万円を総枠として助成します。 アルコール飲料は人々の日々の暮らしに喜びと潤いをもたらす大きな役割を果たしている一方で、不適切に飲用されることによる様々な問題も生じています。特に、未成年者の飲酒についてはWHO(世界保健機関)もアルコール問題の中で最優先の取り組みテーマとするなど世界的にも大きな課題となっています。 アサヒビール(株)ではこうした課題に対して1984年から未成年者飲酒、イッキ飲み、妊産婦飲酒、飲酒運転等の防止などのお願いを掲載した「ミニガイド」を配布するなど早くから適正飲酒の啓発に取り組んできました。さらに2001年に国際アルコール政策センター(ICAP)にアジアで初めて加盟し、2004年には社内に適正飲酒推進委員会を設立するとともに「適正飲酒推進のための基本方針」を制定するなど、これまで未成年者飲酒予防をはじめとした適正飲酒に関する様々な啓発活動を社内外に対して行っています 今回の基金設立はこうした適正飲酒の啓発にこれまで以上に積極的に取り組んでいく活動の一環です。助成先については、主として未成年者飲酒予防のための研究・活動を現在実施している、或いは今後実施することが決定している団体、個人、施設等を対象に、3月14日(月)〜4月14日(木)の間に公募を行い、大学教授、社会福祉関係者など国内外の有識者による審査を経て決定します。来年以降も毎年助成先の公募を行い、選考していくこととしています。 アサヒビールグループでは、2004年からの第2次中期経営計画の課題のひとつに企業の社会的責任(CSR)を果たし、「グループ全体の社会的信頼の向上」に努めていくことを挙げています。適正飲酒の啓発活動はCSR活動6つの優先取り組み項目のひとつに掲げており、今回の『未成年者飲酒予防基金』の設立をはじめ、今後も酒文化の健全な発展と適正飲酒の推進に取り組むことにより、人々の健康で豊かな社会の実現に努力していきます。 |
【アサヒビールグループ 適正飲酒推進の主な取り組み】 |
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【『未成年者飲酒予防基金』概要】 |
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