平成15年12月4日 |
アサヒビール(株) お客様生活文化研究所
『忘年会に関する意識調査』 87%が忘年会に出席予定、2003年の自己採点は57.8点 |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)のお客様生活文化研究所は、本年11月下旬にインターネットで約2000名のお客様を対象に、『忘年会に関する意識調査』を実施しました。 「師走」12月は、「忘年会」などでお酒を飲む機会が増える季節です。もともと「忘年会」とは、その年に自分の回りに起こった様々な災難、苦労をきれいさっぱり忘れて、新年を新しい気持ちで迎えるといった意味があったようです。 「忘年会の予定が既にある」と回答した方は57%、「まだ予定はないが行くと思う」の方が30%と、全体の87%の方に何らかの形で「忘年会」の予定が入りそうです。「大学時代の友達と会うのが恒例」(男性40代)、「会社の恒例行事」(男性60代)など、職場や友人などと「恒例」になっているという回答が多く寄せられました。 ただし、忘年会への参加回数は、性別でその違いが顕著に現れます。男性は、2回以上を予定している方が約5割に達し、「仕事絡みは仕方なく」(男性20代)など、職場や仕事関連での参加が目立ちます。 1回あたりの忘年会の参加費は、約半数の方が「4,000円以上6,000円未満」と回答しています。「主人の飲む機会が多くなり、出費がかさみ家計に響く」(女性30代)など、参加費に対する見方はシビアなようです。また、忘年会への参加回数が多い人ほど、1回あたりの参加費が高額になっているという面白い傾向も伺えました。忘年会好きな方はこの時期、財布の紐が緩みやすくなるのでしょうか。 今年1年を振り返ったご自身の採点についての調査結果ですが、平均は「57.8点」。50点以上をあげた方は全体の約8割で、「まあまあの年だった」と感じている方が多い結果となりました。 最も回答多かったのは「50〜59点」で全体の21%。「無事新年を迎えられるだけ、いいかなという感じ」(女性30代)、「不景気なので主人のボーナスが下がったから」(女性30代)など、満足しているというよりも、むしろマイナス面があってもこの厳しい景気の中で、何とか「生活できること」への評価といった一面が強いようです。 次いで多かったのが「80〜89点」で全体の19%を占めました。「家族でディズニーランドへ行けたから」(男性60代)、「家族が健康で仲良く過ごせたから」(女性50代)など、1年間無事に家族が過ごせた事を感謝する声が多くあげられました。また、2003年を象徴する「阪神タイガースが優勝したから・・・」(男性40代)を理由にあげる方もいました。 さて、気になるのは「今年は100点の年だった」と大満足の方が全体の約4%いた点です。「素敵な人に出会えたから」(男性40代)、「子供の進学が大成功だったから」(女性40代)、「息子が生まれた!!」(男性30代)など、その満面の笑みが想像できる、イキイキとした声が多数寄せられました。皆さん、身近にいる方を大事にしていらっしゃる姿が浮かんできます。 |
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■調査概要
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調査対象:全国20〜75才男女個人、計2356人 調査方法:インターネット調査法 調査期間:2003年11月26日〜27日 |
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【今年の忘年会の参加予定は?】 | |
【女性の忘年会の参加予定は?】 | 【男性の忘年会の参加予定は?】 |
【忘年会1回あたりの予算は?】 | |
【忘年会参加回数と1回あたりの予算の関係】 | |
【2003年の自己採点は?】 | |