平成15年11月19日 |
アサヒビール(株)お客様生活文化研究所調査 『ボージョレ・ヌーヴォに関する意識調査』 ボージョレ・ヌーヴォは自宅で夫婦いっしょに楽しみたい |
アサヒビール株式会社 |
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)のお客様生活文化研究所は、本年11月中旬にインターネットで約2000名のお客様を対象に、 『ボージョレ・ヌーヴォに関する意識調査』 を実施しました。 11月20日(木)は、いよいよ全世界同時にボージョレ・ヌーヴォが解禁となる日です。フランスの猛暑の影響で「数十年に一度の大当たり年」と言われる今年は、ワインブーム復活の期待が大いに膨らみます。こうしたワイン市場の今後を占うべく、解禁を前にボージョレ・ヌーヴォについて聞いてみました。 まず、「今年のボージョレ・ヌーヴォを飲みたいか?」との質問では、「毎年の恒例行事」(男性50代)、「もうすでに予約してあるので、楽しみ」(男性20代)など、「必ずボージョレ・ヌーヴォを飲む」と回答した人が約26%、「ホームパーティーを開いて飲みたい」(女性30代)、「機会があれば、家族と飲みたい」(女性30代)など、「飲んでみたい」と回答した人が約32%と、全体の約60%が飲酒の意向を持っていることが分かりました。 それでは、ボージョレ・ヌーヴォは「誰と飲みたい」のでしょうか。圧倒的1位に輝いたのは「夫婦で」です。「愛する妻と飲みたい」(男性40代)、「なかなか二人でお酒を飲むことができないので、ゆっくり仲良く飲みたい」(女性40代)など、日頃忙しく、ゆっくりと二人で過ごす時間の少ない夫婦の「束の間の贅沢な時間」を希望する声が多く寄せられました。また2位にあげられた「家族と」も同様に、「夫婦、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に飲みます」(男性40代)など、家族団らんの場を作る良い機会として、ボージョレ・ヌーヴォを楽しんでいらっしゃるようです。 次に「どこで飲みたいか」について伺いました。結果は「自宅で」が全体の76%を占めました。回答は、大別して二つに分かれました。「気分的に一番落ち着く場所は、我が家であり自宅」(男性40代)、「気取らずに気楽に飲めるから」(女性50代)など、外よりも家で、リラックスして飲みたいと答えた方が予想以上に多くいました。「レストランなどで飲むと高いので・・・」(男性50代)など、経済的な理由から外での飲酒は避けるという方も少なくありません。また「小さい子供がいるので・・・」(女性20代)など、幼児を持つ家庭では、周囲に気遣うことなく飲める自宅が一番といったところでしょうか。その反面「パーティーを開くには、良いきっかけ」(男性30代)、「一種のお祭りだから、お店で楽しみたい」(女性20代)など、気の合う仲間でワイワイと賑やかに楽しみたいと回答する方もいました。さらに「11月が誕生日月の家族が3人もいるので、ちょうど良い」(男性70代)、「ちょうどこの頃、結婚記念日に重なるので」(女性40代)など、毎年恒例で、解禁日と日付の近い記念日を合わせてお祝いをしている例も少なくないようです。 全体を見渡すと「毎年この時期、ワインが好きということよりも、イベントの中で夫婦の時間を積み重ねるのが楽しい」(女性30代)というコメントに代表されるように、ボージョレ・ヌーヴォ解禁というイベントを夫婦や家族など、大切な人とのコミュニケーションづくりに、上手に利用している様子が浮き彫りとなる結果でした。バブル期にはトレンド商品として持てはやされたボージョレ・ヌーヴォも、その後、着実に変化を遂げ、今ではすっかり日本の食生活に馴染んでいるようです。 |
■調査概要
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調査対象:全国20〜83才男女個人、計2002人 調査方法:インターネット調査法 調査期間:2003年11月12日〜13日 |
【ズバリ、今年のボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?】 |
【誰と飲みますか?】 |
【どこで飲みますか?】 |